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望の独り言 二冊目

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望の独り言 二冊目

22 - 私はもう要らないんだ……

♥

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2024年11月27日

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叔母さんのことを大丈夫だって思ってからの麗は、メチャクチャ懐いた。私が抱くと泣くのに、叔母さんが、

「どうしたの? 麗。大丈夫、怖くないよ」

叔母さんが声を掛けながら抱くとすぐに泣きやむんだ。

それを見た時には、

『あ~そっか、私はもう要らないんだ……』

って感じて、なんかもうどうでもいいやって気持ちになったりもした。このまま麗は叔母さんの子供になっちゃえばいいって思って、ちょっとホッとしたりもしたんだ。

でも、

「望も頑張ったね。だから今は私に任せて休んだらいいよ。お母さんだってたまにはサボらないとね」

って言ってくれてさ。

だけどそう言われたらなんか今度はちょっと悔しくなって、負けてられないって気もしたんだ。

望の独り言 二冊目

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