イズミside
最近、相棒ことがみーがおしゃれになったと思う
少し前までは自分で新しい服装を考えてみても納得ができず、新しい服を作るにも私に選んでもらわない限り隊服で出かける程おしゃれが苦手だったのに…
しかも毎日ちゃんと違う服を着ている
人の着替えも待てないようなせっかちだったのにいつの間にこんなに服の数を増やしたのだろうか
気になった私は本人に直接聞いてみることにした
イズミ「がみー最近おしゃれになりましたね」
がみとも「え、本当に?イズミンにそんな事言ってもらえるとは思わなかったなぁ」
「やったぁ」なんて言ってがみーは喜んでいるがおしゃれになったのには絶対に何か裏があるはず
まさか…
イズミ「がみー…まさか恋したんですか……?」
がみとも「え?なんでそうなるの?」
イズミ「急におしゃれになるなんて絶対何か裏があるはずでしょ!?
誰が気になってるんですか!?」
がみとも「う、裏なんてないよ…それに恋もしてないし…
ていうかそういうのあったら報告するって言ってるんだから黙ってる訳ないでしょ!」
イズミ「でもそうでもなきゃ急にオシャレになるなんて…
一体何があったんですか!?」
がみとも「別に何もないってば…
ただ最近ましろ先輩がたくさん服をくれたからそれを着てるだけだよ」
イズミ「え?ましろさんが?」
ましろ「ん?あぁ、そうだよ
衣替えするついでに着なくなった服をがみともくんにあげたんだ
いつもどこに出かけるにも隊服だっただろう?もしくは最近作った兎の着ぐるみ
どちらも彼らしいし兎の着ぐるみは可愛らしいが夏は暑いだろうし冬は寒いだろうからがみともくんさえ良ければと思ってね」
がみとも「おれ自分で服作るの苦手だし洋服屋さんに長い時間いるの苦手だから貰えて嬉しかったです」
ましろ「それは何よりだ
でもやっぱりどれもサイズが大きいね
袖がブカブカだ」
がみとも「大きめのサイズの服嫌いじゃないから平気です
それにこれから伸びますからね!」
ましろ「確かにがみともくんはこれから成長期が来てもおかしくはないもんな」
がみとも「はい!いつかましろ先輩追い抜いてみせますからね」
ましろ「おいおい、それじゃあげた服結局着れなくなっちゃうじゃないか」
がみとも「あ、確かに
その時は逆に俺の服をましろ先輩にあげますよ」
ましろ「隊服しかもらえなそうだな」
がみとも「ましろ先輩に選んでもらわないとですね」
ましろ「いいね
がみともくんをコーディネートするの楽しそうだ」
がみとも「今度一緒に行きましょ」
ましろ「あぁ
ぜひデートに付き合ってくれ」
がみとも「喜んで!」
2人の世界に入ってしまったため離れたところからこちらを見ていた上官の人たちの所へと近づき疑問を投げかける
イズミ「………え?アレであの2人付き合ってないんですか?」
ももみ「ほんとうにふしぎだよねぇ」
よつは「いつになったら付き合うのかしら」
ぎん「お互いに気づいてないっすからね」
ノビー「何とかして自覚持たせられないですかね」
自分の恋心に気づいていないましがみと
ましがみを付き合わせようと暗躍しようとする救急隊
コメント
8件
最近いっぱい更新されてて嬉しいです! ご自愛ください🥰