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まじで続き気になります!!ゆっくり待っときます! 本当に神作でした!(*´﹃`*)
今回はいい事思いついたので物語を作ろうと思います!この物語本当に短くなると思いますので、気軽に読んでいただければ幸いです!
それでは〜、スタート!
⚠注意⚠
太中 BL
学パロ
虐待・暴力表現
中也の一人称変わるところあります
キャラ設定
太宰:中也の友達。十五歳。中也に片思い中。
中也:太宰の友達。十五歳。太宰に片思い中。
中也母:中也の母。中也が大好きな優しい人。
中也父:中也の父。中也に虐待している。
太宰「」
中也『』
中也のお父さん<>
中也のお母さん<>
中也side
『あ”ぁ”ぁ”!!』
ガバッ
『はぁッ…はぁ…ッ』
『ゆ…め…?』
『良かった…』
俺の名前は中原中也。
見ての通り悪夢から目覚めたところだ。
『…学校行かねぇと』
<はぁ…>
『お、お父さんおはよう…』
<朝からうるせぇんだよ!!>
ガンッ ドンッ!
『あ”…ぅ”ッ…』
<チッ 早く学校行け>
<電話掛かってきても困るしな>
『…はい』
俺の家族は俺とお父さんだけしか居ない。
お母さんは…小さい時に…
ー 中也が八歳の頃 ー
<中也、ごめんね…>
『急にどうしたの?お母さん』
<お母さんね、もう耐えられない…>
『…!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<早く片付けろっつってんだろうが!!>
ガシャン パリン ドンッ!
<すみません…!>
お母さんの弱々しい声。
お父さんの怒鳴り声。
どちらも俺の心を抉ってくる程、悲しくて、辛い気持ちにさせてきた。
そう、俺の父親はDVなのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『いいよ、お母さん』
<…!>
『お母さんも辛かったよね』
『僕は大丈夫だから、気にしないで!』
<中也…ごめんね…>
『何で謝るの?』
『お母さんは何も悪くないよ?』
『大丈夫だから』
『ゆっくり休んでね、お母さん』
<中也…ありがとう…>
<じゃあね、中也>
<辛くなったら逃げていいんだからね>
『うん!』
『バイバイ、お母さん』
だから、お母さんの分も頑張ってる。
頑張ってるのに…報われない。
それでも生きて、生きて、生き抜いている。
『お母さん…今、幸せなのかな…』
そんな考え事をしながら家を出る。
俺は学校が大好きだ。
学校のみんなが優しくて、いつも助けてもらってばかりいる。
だから、家に居るより学校に行きたい。
『早く学校つかねぇかな…』
しばらく歩いて、学校に着く。
そこで直ぐに話しかけてくれる友達が居た。
「おはよう、中也」
太宰だ。
『おはよ』
「…」
『ん?どうした?』
もしかして殴られた跡が残っていたのだろうか。
俺はとっさに腕を隠した。
だが、どうやら違かったらしい。
「いや、今日も可愛いなって…あっ…」
『…嗚呼、そうか…は?』
「ごめん今の忘れて!//」
ほんのり彼の顔が赤く染まる。
もしかして…
『…わ、分かった』
いや、そんな訳ないか。
「早く教室行こう!!」
『あ、嗚呼…』
タッタッタッ
『はぁ…はぁ…走る事ねぇだろ…!』
「ごめんごめん笑」
「でも中也って脳筋だから大丈夫でしょ?」
『はぁ!?誰が脳筋だ!!』
「脳筋〜脳筋〜♪」
『やめろ!!』
「中也からかうの楽しいな〜♪」
『手前…!』
それから、あっという間に昼休みの時間になってしまった。
「ねぇ、中也」
『ん?なんだ?』
珍しく、あいつが真剣な表情で言った。
「今日の放課後、時間空いてる?」
『嗚呼、一応空いてるが…』
『何かあるのか?』
「じゃあさ、放課後に屋上来てくれない?」
そのお誘いに一瞬期待してしまった自分がいた。
そんな訳ないのに。
そんな事、あいつが俺に言うはずないのに…
でも、俺は平然を装い、言った。
『嗚呼、いいぜ』
「やった!ありがとう中也!」
それからあっという間に放課後。
屋上の扉の隙間から屋上を覗くと太宰がもじもじとした様子で俺を待っている。
ここでもまた、少しだけ期待してしまう自分がいる。
俺は思い切って扉を開けた。
『よぉ、太宰』
「あ、来た」
『それで?何の用だ?』
「…中也」
少しためらいながらも口を開く彼の姿は、まさに今から告白をする男の子の様だ。
そして、その瞬間。
期待していた言葉が出てきた。
「私と付き合って欲しい」
ここまで見てくれてありがとう!
太宰さんの告白に中也はどう答えるのでしょうか! 次回もお楽しみに〜!