やっほー!
…いや、ごめんって!!
更新してませんでした!!
最近スランプ気味で…
でも色んな人の作品見てたら元気出た!!
ありがとうございます!!
それではスタート!
⚠注意⚠
太中 BL
死ネタ
アムカ表現あり
中也『』
太宰「」
太宰と中也のお友達[]
先生《》
お父さん< >
中也side
「私と付き合って欲しい」
嘘…だろ…?
嬉しい…嬉しい…けど…
『…ぃ…か…?』
「?」
『いいのか…?俺で…』
「え!?中也だから言ってるんだけど!?」
『だって…』
だって…俺は…!!
「私は中也が好き」
「中也は?」
俺も…太宰が…
『太宰が…好き…』
「…付き合って…くれる?」
両思い…なら…
『…こんな俺でいいなら…』
「!」
「全然!むしろ嬉しい!」
『じゃあ、これから宜しくな…?』
「うん!!」
よろしくね、中也!
ー 中也の自宅にて ー
中也だから言ってるんだけど!?
『…違うんだ…太宰…』
『だって…俺は…』
虐待を受けて身も心もボロボロなんだ
『だから、こんな奴なんかと一緒に居ない方が…』
幸せになれる…?
『…』
俺は何を思ったのだろうか。
『カッターってあったっけ…』
ガサガサ
『あった…これで…』
俺は今日、初めて
『見えない場所…太もも…』
ツー ポタッポタッ
アームカットをした。
だが…
『痛ッ…くない…?』
あまりに思い悩んでいたのだろうか。
痛みがなかった。
…相当やばいな、俺。
『…もう…寝よう…』
ガチャ
だが、誰かが部屋に入ってきた。
<殴らせろ!!>
それは、お父さんだった。
『お父さん…?嫌ッ…!!』
ガシッ
『ひぃッ』
<逃げんじゃねぇよ!!>
ドゴッ ガッ ダンッ
『い”た”ッ…あ”ッ…ぅ”ッ…』
<まぁ、今日はこれで許してやる>
バタン
『はぁ…ッ…はぁ…ッ…』
『…まずッ…急に…眠く…』
バタッ
ー 翌朝 ー
意識が戻り、薄っすらと目を開く。
窓から差し込む日差しが気持ち良い。
『…ん…はッ、今何時だ…!?』
時計を見ると針は六時を指していた。
嗚呼、あのまま寝過ごしたんだ、俺。
『早く準備しよ…』
俺はそのまま部屋を出て、リビングへ向かう。
向かう道中、お父さんが起きているか確認しに、お父さんの部屋も見てきた。
お父さんは寝ていた。
…今のうちに出ていこう。
俺はさっさと準備をして家を後にした。
家を出ると、丁度太宰が俺の家に迎えに来てくれていた。
「あ、おはよ、中也!」
『あぁ…おはよ』
『もしかして、迎えきてくれたのか?』
「うん!一緒に行きたいなって思って!」
実は、あの出来事の後…
「ねぇ、中也 」
『何だ?』
「一緒に帰らない?」
『ん、いいぜ』
「じゃあ中也の家教えて〜!今度遊び行きたいし!!」
『分かった』
『でも、家反対方向だったらどうするんだ?』
「それでも着いてく!」
『…なんか悪いな』
「いいよ、僕がそうしたいだけだし」
『…そっか』
なんていう事があった為、太宰は俺の家を知っている。
俺たちは偶然にも近くに住んでいた。
正直、ちょっと嬉しかった。
『そっか!ありがとうな、太宰!』
「うん!…って、遅れちゃうよ〜!早く行こ!」
『嗚呼、そうだな笑』
俺たちは話しながら学校へ登校した。
学校に着くのがあっという間に感じた。
家が近い友達って…いいな…
あ、今は恋人か。
「おはよ〜」
[おはよう!太宰、中也!]
『おはよ』
[お前ら一緒に登校してんのか?]
「そうだよ〜」
[仲良いな笑]
『そうか?笑』
[中々いねぇよ、一緒に登校出来る奴 笑 ]
なんて、いつも通りの会話をしていると…
《みんな、席に着け〜HRの時間だぞ〜》
HRの時間が来てしまった。
もうちょっと話したかったな〜…なんて。
それからはあっという間に時間が流れていった。
そして、昼食の時間がやってきた。
「中也、一緒に食べよ!」
『いいぜ』
『でも、どこで食べる?』
「う〜ん…」
「屋上とかどう?」
『お、いいな』
「じゃあ決まり〜!行こ〜!」
『嗚呼!』
ー 屋上にて ー
「お、中也の弁当美味しそう〜!」
『!そ、そうか…?』
実はこの弁当は自分で作ったものだ。
だから、美味しそうと言ってくれたのが嬉しかった。
「うん!一個ちょうだい!」
『もう…仕方ねぇな』
「わーい!ありがとう!」
「ん、美味しい!!」
『…良かったな』
「これ、誰作ったの?」
『お、俺…』
「え!?中也が作ったの!?」
『おう…』
「上手くない!?」
『そ、そうか…?』
「うん!」
「ねぇ、今度さ、私の弁当も作ってくれない?」
『え…?』
「あ、大変だよね、ごめん…」
『え?あ、いや、全然構わねぇぜ?』
「え!?ほんと!?」
『おう!』
「ありがとう!!」
「ふふっ、やっぱり中也は」
私の天使だ!
『…!』
『ありがとう』
ー 自宅にて ー
私の天使だ!
嗚呼、あの言葉が頭から離れない。
『天使…か…』
『死んで天使になったら、楽になれるのかな…』
嗚呼、本当に俺は馬鹿みたいだ。
でも、本気でそう思ったんだ。
『俺も天使になれたらな…』
ガチャ
またもやお父さんが入って来た。
『あっ…お父さん…』
<はぁ…チッ>
今日のお父さんはいつも以上に腹を立てていた。
グイッ
『あ”ぅッ…』
ググググッ
お父さんは俺の首を思いっ切り絞めた。
『あ”…く”ッ…く”るし”ッ…』
<お前なんて…!生まれて来なければ…!!>
ググググググググッッ
更に絞める力が強まる。
『あ”か”ッ…ゲホッ…く”ぁ”ッ…は”ッ…』
コテン…
俺はそこで意識を失った。
最後に薄っすら聞こえた声が頭に響いた。
<早く消えれちまえ>
ー 太宰side ー
「昨日は恥ずかしいこと言っちゃった…」
「私の天使なんて…」
「まぁ、事実なんだけど…」
「って、もうこんな時間!」
「今日は中也迎えに行けないな…」
「やばいやばい時間無い!!急げ〜!!」
息を切らしながら走って、ギリギリ間に合った。
[お、やっと来たか〜おはよ、太宰]
「えへへ…遅刻しかけちゃった…おはよう」
「…あれ?中也は?」
[分かんねぇ、遅刻か休みじゃね?]
「中也にしては珍しいね」
[だな〜]
ガラガラ
《みんな、よく聞いてくれ》
《HRの時間だぞ〜》
「何だ、てっきり大事な話でもあるのかと…笑」
[だよな〜驚かせるなよって感じ笑]
変なところで切ってごめん!
多分次回で最終話!
それでは、ばいゆら〜!
コメント
8件
天使って中也に言った時、太宰さんって優しい顔してたのかな? 中也..消えないでね!
お久しぶりです!太宰さんが中也に天使って言ってるのが尊いです!