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2025年09月12日

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もりょき 489文字


藤澤「」

大森『』



僕の恋人、元貴はこの世で1番と言っていいほど可愛いと思う。


『涼ちゃーん』


トコトコと可愛いらしい足取りで近づいてきて、ソファに腰掛ける僕の膝に収まるように座ってくる


「どぉしたの?」


『あのね、あのねっ!』


小さな子供のように目を輝かせて”帰り道に見た犬”のことを話し出す。


『あー、思い出すだけで可愛いさ溢れちゃうなぁ ~!!』


なんて言いながら足をバタバタさせ、『凄いでしょ?』とでも言うようにこちらを覗き込んでくる。


『涼ちゃん?』


「んー?笑」


『話聞いてる?』


「聞いてるよ?」


『ねっ、涼ちゃん可愛いの好きでしょ?だからさ、ちゃんと犬の写真も撮ってきたんだよ、?』


少ししょんぼりしながらスマホの画面を見せてくる元貴。


僕に可愛がられたいがために      一生懸命な元貴が1番可愛いのにね。



『!涼ちゃん、、?!』

『なんで撫でてくるの?!』


動揺と照れが隠しきらない元貴のあひる口に自分の口を重ねた後、


「元貴が1番可愛いよ、」


『へっ…//』


顔が真っ赤な元貴の写真を撮った


『涼ちゃんずるいよ…』


「えー?笑 」


こんな恋人、他にいるかなぁ、笑

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