もりょき 489文字
藤澤「」
大森『』
僕の恋人、元貴はこの世で1番と言っていいほど可愛いと思う。
『涼ちゃーん』
トコトコと可愛いらしい足取りで近づいてきて、ソファに腰掛ける僕の膝に収まるように座ってくる
「どぉしたの?」
『あのね、あのねっ!』
小さな子供のように目を輝かせて”帰り道に見た犬”のことを話し出す。
『あー、思い出すだけで可愛いさ溢れちゃうなぁ ~!!』
なんて言いながら足をバタバタさせ、『凄いでしょ?』とでも言うようにこちらを覗き込んでくる。
『涼ちゃん?』
「んー?笑」
『話聞いてる?』
「聞いてるよ?」
『ねっ、涼ちゃん可愛いの好きでしょ?だからさ、ちゃんと犬の写真も撮ってきたんだよ、?』
少ししょんぼりしながらスマホの画面を見せてくる元貴。
僕に可愛がられたいがために 一生懸命な元貴が1番可愛いのにね。
…
『!涼ちゃん、、?!』
『なんで撫でてくるの?!』
動揺と照れが隠しきらない元貴のあひる口に自分の口を重ねた後、
「元貴が1番可愛いよ、」
『へっ…//』
顔が真っ赤な元貴の写真を撮った
『涼ちゃんずるいよ…』
「えー?笑 」
こんな恋人、他にいるかなぁ、笑