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めちゃつえー単話集②

第8話 - rtrb 🌩️🦒✕🐙🌟 束縛

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2025年09月04日

#にじさんじBL

#めちゃつえー

#2j3j

#MECHATU-A

鯱

⚠注意喚起⚠

・センシティブな表現

・nmmn,mbrb,rtrb要素

・強めの束縛描写があります

・名前のないmbとhsrbが恋人関係だった描写がちょっとだけあります

・実際に言った発言が一部取り込まれておりますが、こちらは完全二次創作のためご本人様には一切関係ございません

全てhsrb視点で約4500字

失恋したhsrbがusmに慰めてもらう話

以下伏字なし↓

「あのさ、そういうの重いから辞めてくんない？いい加減うんざりなんだよ。」

「…………え？」

そこから色々なことを言われたけど、残念ながら俺の記憶には残ってない。それくらい、最初の一言は痛烈に俺の心臓を貫いていった。

「だから……もう別れよ、俺たち。」

次に覚えているのはこの言葉。いつも抱きしめたり撫でたりしてくれたその手に押しやられて、俺は家の外へと放り出された。吐く息の白さも、自分が思ったより薄着だったのも、気付いたのはそれから30分くらい経った後だった。

「あ、ははｯ……どうしよ。」

意味も無く笑いながら立ち上がった。行く当てもないくせにドアの前に居るのが惨めで仕方なくて、とぼとぼと歩き始める。ここは東でルベイエにも西の拠点にも歩いていくには遠すぎる。この真っ暗な冬空の下長時間外にいたら、それこそ本当に死んでしまうかもしれない。

……いや、もうそれでいいか。偶然見つけた小さな公園のベンチに腰を下ろしてそんなことを思う。あぁ…ひどく眠い。明日が来なければいいのになんて思いながら、俺はゆっくりと目を閉じた。

「……べ……るべ！おい、起きろ…！！」

ぺちぺちと軽く頬を叩かれる感覚と身体を揺られる感覚に目を開けた。ぼやける視界に入るのは冬に似合わない明るいオレンジ色の髪と、俺を心配そうに見つめる瞳。

「ん……リト？あれ…なんで…？」

「なんではこっちのセリフだよ。」

少し怒ったような、それでいて安堵したような声にだんだんと意識がはっきりしてくる。あぁ……俺、まだ生きてるんだ。

「お願いします、ほっといてください……。」

頬に添えられた温かい手を遠ざけてそんなことを呟く。ただし、こんな弱い抵抗じゃヒーローは納得してくれない。筋肉質な身体に抱きかかえられるまま、暴れることも許されずに運ばれていく。

「とりあえず話の続きは俺の家で聞くから。」

「……だから、ほっといてくださいって。」

口だけの反発を繰り返しても無意味なことに気づき、この際もういいやと決心を固めた。

「俺、振られたんです。重いとか何とか言われて。……本気で好きだったのに。」

さっきまで何を言っても「はいはい」、と俺を無視してたリトの歩みが初めて止まった。ほら、やっぱりこんな面倒くさい人間に関わりたくないですよね。最後の一押しとばかりに、俺はぐいっと彼に顔を近づける。

「ねぇリト、こんな可哀想な俺のこと……慰めてくれますか？」

早く断って。俺を1人にさせて。そんな希望とは裏腹に、めちゃくちゃにして欲しいというちょっとした期待が胸の中で膨らむ。少し間を置いてから、熱い息と柔い感触が頬に触れた。

「は………え…？」

「続きは俺の家で……な？」

今俺…リトにキスされ……？？想定外に満たされた期待と、あの人とはもう別れたはずなのに募る焦りと罪悪感でみるみるうちに顔が熱くなっていく。そんな俺を見てリトは満足そうにまた歩みを再開した。

結局連れてこられたのは暖房のよく効いたリトの家。無理やり浴室に押し込められて「シャワーで身体を温めるまで出さない！」なんてすりガラス越しに言われてしまえば従うほか無かった。

「んで、何だっけ？慰めてほしいの？」

出されたホットココアをちびちびと飲んでいれば、隣に座るリトがいたずらっぽく笑いながらさっきの俺の言葉を繰り返す。頬にされたキスを思い出さないように彼から視線をそらした。

「それは…冗談です。リトだって好きでもない俺に構うほど酔狂じゃないでしょう？」

さっきは俺もどうかしてた。いくらなんでも同期に慰めてもらおうなんて、今後に響きすぎてしまう。それに……

「どーせ俺は重い男なので、きっとリトもすぐに嫌んなっちゃいますよ。」

最初は誰だって優しい。重い俺も好きだなんて言ってくれる人はたくさんいたが、時間が経つと皆俺から離れていってしまう。……って、何だかんだ言われたこと気にしている俺、女々しいな。

「……俺はるべのこと、最後まで愛せる自信あるけどなぁ。」

耳を疑う言葉に思わずリトを凝視した。馬鹿にしてるわけでも同情してるわけでもない、熱っぽく本気の目でこちらを見つめられて心臓が跳ねる。それを誤魔化すように口を動かした。

「初めは皆そう言うんですよ。リトだって俺のことまだよく知らないからそんなこと言えるんです。」

「へー……。じゃあ例えば…るべのなかで浮気が成立する条件は？」

歴代の恋人たちにはある程度関係を深めてから告げたこと。最初に言うのは初めてだが、きっとリトも今までの人と同じ反応だろう。

「………同じ空気吸ったら。」

小さく呟いた俺の言葉に、リトは目を丸くした。ほらな！と思ったのも束の間、リトの手が俺の身体へと伸び、その緩い勢いのままソファーへ押し倒される。

「それだけ？なんだ、かわいいもんじゃん。」

……辞めてよ。そんな愛おしそうに見つめないで。そんな優しい手つきで撫でないで。俺の全てを肯定するような、そんな甘い声を出さないで。

「ねぇ、俺じゃダメなの？」

流されたらもう戻れないと、脳は必死に警鐘を鳴らしているのに、

「……めちゃくちゃにしてください。」

口からこぼれたのは、あまりにも弱々しい声だった。

「ｯぅ♡♡ね、リト♡も…だいじょーぶですからぁ♡」

「んー？あともうちょっと我慢しようなぁ？」

ナカにある指が俺の気持ちい所を掠めていくのがもどかしくて堪らない。彼の肩に手を置き、膝立ちで情けなく腰を震わせる俺を、リトは満足げに眺めていた。

「ほんとに…ｯ♡♡なにも、初めてなわけじゃｯ♡…ないですし……。」

俺の言葉にぴくりと反応を示したリトが、前立腺を強くえぐり上げるように指を動かした。

「ひｯ…！？はぅ♡♡や…♡つ、つよしゅぎｯ♡♡」

「今るべを抱いてるのは俺だよね？俺以外の男の話しちゃだめでしょ？」

大きな右手が俺の頬を包み込み、むにむにと遊ぶように動かされる。きっと今の俺は生理的な涙やよだれで酷い顔をしてるのに、リトは心底愛おしそうに笑っていた。

「ごめんｯ♡ごめんなさ…♡♡いく♡いくいくｯ♡♡ｯぅあ♡♡♡」

力が抜けた腰は不規則に震えて、身体を支えることすらできずにリトの膝の上へとへたり込んだ。その際、固く熱を持ったリトのモノが俺の太腿に触れて、布越しでも分かるソレの大きさに思わず小さな悲鳴が漏れる。

「そろそろ……ここに俺の挿れてもいい？」

「やｯ、そんなにおっきいの…入らな……」

リトのモノが露わになり、改めてその大きさを分からされる。筋肉質な身体によく似合っているが、いざ自身のナカに挿れるとなると話は別だ。必死に首を横に振る俺の頭を、リトはあやすように撫でつける。

「はは……煽んなよ♡」

「ｯぉ…！？♡♡♡リ、ト♡まってｯ♡♡むりｯ♡むりｯｯ♡♡」

抱きかかえられた身体がふわりと浮き、俺のナカをごりごり擦りながらリトのモノが挿入されていく。力で勝てないと分かっていながらも何とか身体をひねって対抗する。

「こーら。暴れたら余計きついだろ？こっちに意識集中しような♡♡」

重ねられた唇からは声になり損ねた吐息が漏れる。暴力的な快楽でちかちかする脳と甘く優しいキスの対比で頭がおかしくなりそうだ。

ただでさえ大きいのに…座って向かい合う体位のせいで余計に奥まで届いてしまう。やっと全部入るのと同時に長かったキスが終わった。

「ね、分かる？るべの子宮まで俺の届いちゃってるよ♡」

「は……♡いや、俺は男なので…そんなの…ｯ♡♡」

聞こえているのかいないのか、リトはへらへらと笑いながら俺の下腹あたりを撫でた。そう撫でられてるだけ。それだけなのに……

「ｯあ♡♡…え！？にゃんで…ｯｯ♡きもち……？？♡♡」

撫でられたとこが熱を帯びて、俺のナカは勝手にリトのモノを締め付けてしまう。不意に外側から腹をぐっと強めに押されれば、形容しがたいような快感の波がやってきた。

「ｯぉ゛♡♡♡それｯ♡それやだぁ♡♡」

外からもナカからもくる刺激に俺は呆気なくイってしまった。でも、いつもと何か違う。熱が解放される感じがなくて、イったのに足りないみたいな感覚。そんな俺の疑問を見越したようにリトの声が響いた。

「メスイキしたの？ナカだけでイけるとか……もう立派なメスじゃんね〜♡」

メスイキ？俺の身体どうなっちゃってんの……？混乱した頭の中ではリトの言葉だけがぐるぐると循環する。

「っぅ……リトは嫌ですかぁ？こんな俺…。」

嫌われたくない、捨てられたくないという一心で縋るようにリトに抱きついた。

「嫌じゃないよ。むしろエロくて最高じゃん♡」

耳元で囁かれた甘美な言葉が、脳を多幸感で埋め尽くしていく。ずっと与えられる快楽の心地よさでふわふわした意識のまま、腹のナカに広がる熱い感覚に身を任せた。

「ねぇるべ？流石にこれは付き合うってことでいいんだよな？」

シャワーを浴びてさっぱりした後もベットで2人いちゃいちゃしていれば、不安げな顔をしたリトが俺のことを見ていた。

「リトがいいなら俺は……よろこんで。」

振られたその日に新しい彼氏を作るなんて傍から見ればとんだ尻軽だろう。でもリトはこんな俺を受け入れてくれた。それだけでもう十分すぎるほど幸せだ。

俺の言葉を聞いたリトはへにゃりと柔らかい笑みを浮かべた。どろりと熱に溶けた瞳が俺を見つめ、甘ったるい声で囁く。

「じゃあさ、」

「まず俺以外の連絡先全部消してね。あと今度から俺以外の人と2人で出かけるのも禁止。あーそうそう、配信でコラボする時は絶対俺に教えてね？家行ってるべが他の人に尻尾ふってないかずっと見てるから。それから……」

つらつらと並べられた言葉に心臓がどきりと跳ねた。

「もし俺が破ったら…？」

ほんの好奇心でこんなことをつぶやく。依然として柔和な微笑みのまま、リトの大きな手が俺の首に回された。

「……どうなるんだろうねぇ。試してみたら？」

少しだけ呼吸が苦しいが、恐怖心なんてものは微塵も感じない。俺の胸には「この人は俺のことを絶対に捨てないだろう」という期待と、「もう彼から逃げられない」という安心感だけが残った。

スクロールありがとうございました。

激重✕激重の組み合わせ大好きです。

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