テラーノベル
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……
「腹減ったな…。」
仮で付き合ってから三日がたった。
今は職場で仕事が一段落着いて
最近mrk-の家に入り浸っていたから料理のしかたを忘れたので弁当を作っていない。
…もとから出来ないけど。
「今日も食堂かー。」
「shaちゃーん一緒にご飯行こー♡」
「キモいあっち行け。」
このshaちゃん呼びをしてるのはut。
よく女をとっかえひっかえしている屑だ。
「しんらちゅ♡」
「キッッショ、俺はmrk-と飯食うから。」
「ゑ」
mrk-と飯食べるなんて約束は全くしていない。
そもそも会社は一緒だか部署から違うからこっちに来ることはほとんどない。
「普段おれからのお誘いはOK出すのに… まさか浮気?!」
「なんだお前付き合ってねぇし浮気してんのはお前だろ。」
「あたし以外の女と付き合うなんて!…首を洗ってまってなさい!」
そう言って食堂の方に走っていった。
何がしたかったんだ、と思ったが普段からこんなもんか。とため息をついていると、
「…shaー?」
「あれ?mrk-!」
「…ちょっとこっち来て。」
大先生が出ていった扉からいつの間にかしれっと立っていた。
さっきmrk-とご飯を食べると嘘をついたため仕事仲間は「迎えが来てるぞー。」とかふざけている。まぁめんどくさいから突っ込まないけど。
来た場所は会社近くの公園にあるベンチ。
mrk-が座ったから俺も座った。
「どしたん?」
「…えっとな、弁当…二人分作った、から
一緒に…食べませんか?」
「なんで行きなり敬語?」
ここに来るまで弁当を、しかも二つも持っている事に気付かなかった俺は目が節穴かと思った。
…実際節穴だが。
「やっぱいや、やんな。」
「なんで?俺弁当すきやで?」
「…そーゆーことじゃなくて、」
「?」
何が気に食わないんだか。
別にへんなこと言っとらんやろ。
「だって男から弁当なんて、気持ち悪いやん。」
「…そんなん言ったらさ、」
「?」
「zmだってtnに弁当作っとったやん。」
「…確かに?」
なっとく早。
「とにかく時間もないしさっさと食べるよ!」
「嗚呼、うん。」
若干不満そうな声が聞こえた。 こいつは何回言えば解るんだ。
「あのさぁ昨日も言ったけどさ?俺は嫌わないからどんどんアタックしろって。」
「…」
モッキュモッキュ
「…ゴク、口にキスまでしてあげたのに。」ボソッ
「なっあ、… それっは!」
「ご馳走さまでした。」
「ぇ」
「ほらはよ食わんと遅刻すんで?」
会社から出てから結構時間が経っていた。残り時間はあと十分弱ほどだった。
「…っべえぇ!」
公園の時計を見てデッカイ声を出しながら、勢いよく食べ始めた。横で見守っていてちょっと面白かった。
休憩時間終了まであと三分強。エレベーターが工事で使えないせいで、大の大人二人が階段を全力で駆け上がるという。
「ッハァッハァ…なんでっ俺をハァ待った、」
「だって、スゥだって、」
「だってじゃない!」
「だって俺をしんよーしてくれないんだもん!」
「っ…だー分かった!分かったから。信じる!信じるから!」
「ヨッシャー!(^o^)」
「もー…」
なんとかギリギリ昼休憩時間内には間に合った。
コソッ
「ねーねーshaちゃん。」
「…何?」
大先生がコソコソ話しかけてきた。
「結構ギリギリに帰ってきたじゃん!」
「…だから?」
「mrk-といちゃついてたんじゃないの?!」
「…そーだな。」
「ぅえ?!」
大先生が大きい声を出すせいで何人かがこっちを見ている。
「うるさい」
「イヤン(*/□\*)♡」
結局仕事中クソうるさかったから「仮で付き合っている。」という情報だけあげた。それでもうるさかったけど。
今はmrk-にメールで謝っている。
『…という訳で大先生にばれた。ごめん』
『いいよ。むしろばれてた方が動きやすい。』
『ところで昨日忘れていった上着、休みかどっかで回収しに来い。』
『おまえが今日持ってくればいいじゃねーか』
『別の日に会える口実を俺が潰すわけないだろ』
「しれっと何言ってんだこいつ。」
昼間オドオドしてたのはなんだったんだ。
でも信用されていると思うと悪い気分ではない。最近はマブダチとしても信用されていない感じがしたから、それも影響していると思う。
『案外堂々と出来ているな。』
『うん。ただ顔が馬鹿みたいに熱い。 』
『ダメじゃん』
そっからさきはゲームの考察に付き合わされた。
楽しそうにしているのが声を聞かずとも分かった。風呂に入りながらメールしているのか、たまにへんな文字が打ち込まれたりした。
『そろそろ寝ていい?』
『了解。おやすみ』
『おやすみ~。』
メールを終えようとするとmrk-から投げキッスしているスタンプが送られた。写真じゃないだけましかもしれん。
「きっしょw」
そう笑いながら寝ようとしたがたばこが吸いたくなった。電子タバコでもベッドで吸ってたらmrk-に怒られそうなのでやめておく。
大先生は普通に吸っていたけど。
「……ふぅ…」
たばこを吸いながら大先生との会話を思い出していくと、なぜいちゃついてたんじゃなんて言われたとき、なんで「そーだな。」なんて関係をばらすようなことをしたんだ。
「へんな妄想するんじゃねぇグズ。」とか言える状況にあったはず…、mrk-によそよそしい反応をされるとズキズキすることは有ったが元カノ二人にそんな心臓をグサグサ刺されるような感覚はしたことがない。
「…不整脈?」
健康には自信があったが不安だからもう寝よう。
「上着は明日とりにいこう…。」
《恋への度胸》
2378文字
ゆらりんちょ。
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コメント
1件
読了したよ〜!🌸✨ 第2話、もうさ…mrk-の「口にキスまでしたのに」のボソッがエモすぎて悶えた😭💕 敬語混じりのデレと、後からメールでしれっと口実作るところ、ギャップ萌え不可避すぎる!!shaくんも「そーだな」って流れでバラしたの、無意識に認めてる感じで尊い…。大先生のリアクションも含めて、キャラの空気感がめっちゃ好き。続きが気になりすぎる〜!🔥