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警視庁恋物語
case.佐藤美和子
ちょっと後半はAI気味?
佐藤視点
(気のせいって言ったけど…10人くらいは監視してそうよねこれ…逃げる?いや、そしたら渉が大変よね…とりあえずは『あれ』で…)
「佐藤さーん?」
「今行く〜!」
「ちょっと私、お手洗い行ってくるわね」
「あ、じゃあ僕も行きます」
しばらく歩いて…
「じゃあ、終わったら外で待ってますね!」
「はいはい」
「…いるんでしょ?由美」
由美「あっ、やっぱバレてた?」
「バレバレよ、なんせそんな格好で…白鳥くんと行動してたの?」
「やっぱ凄いわね〜、こりゃ高木が惚れるわけだ(半分本心)」
「で、白鳥くんは渉に?」
「うん、あの感じだともうバレてそうだけどね…」
一方高木
「…そこらへんにいるんだろ!?白鳥刑事!?」
「お〜、流石警察官を目指しただけある」
「やっぱ監視してましたよね!?」
合流した後…
高木「ぐ、偶然なわけないじゃないですか!変装のクオリティが低すぎます!」
由美「ちょっと高木ィ!美和子をデートに誘うなんて100年早いのよ!ほら、周りを見てごらんなさい?」
佐藤「…やっぱり、由美たちだけじゃないわね」
佐藤が周囲の植え込みや売店の陰に目をやると、明らかに不自然な動きでポップコーンを買っている捜査一課の強行犯係の面々(約10名)が、一斉に目をそらした。
高木「うわああ!みんな来てるじゃないですか!!」
白鳥「当然です。佐藤さんは一課のマドンナ。君のような朴念仁に、やすやすと彼女を譲るわけにはいかないのですよ」
佐藤「(ため息をついて)…はぁ。せっかくの非番なのに、これじゃあ落ち着いてお茶も飲めないわね」
高木「うぅ、すみません佐藤さん…僕のせいで…」
佐藤「高木君が謝ることじゃないわ。…ねえ、渉?」
高木「えっ!?(名前で呼ばれて顔が真っ赤になる)」
佐藤はすっと高木の隣に並ぶと、彼の腕に自分の腕をぎゅっと絡ませた。
白鳥・由美「「!!!???」」
潜伏中の刑事たち「(ガタタタッ!!と植え込みが揺れる)」
佐藤「みんなが見てるなら、見せつけてあげればいいじゃない?…行きましょ、渉」
高木「は、ひゃい!!(緊張で頭が真っ白)」
2人きりの逃避行佐藤は高木の腕を引いたまま、わざと人混みの激しいアトラクションの列へと突っ込んでいく。
由美「ちょっと美和子!待ち合わ…あ痛っ!人が多すぎて見失う!」
白鳥「追うんだ由美君!高木君にこれ以上の暴挙を許してはならない!」
人の波を縫うように走り、2人は園内のひっそりとしたクラシックカーの乗り場へと滑り込んだ。
なんとか追手を振り切り、2人乗りの車内でようやく息をつく。
高木「はぁ、はぁ…び、びっくりしました…佐藤さん、あんなこと言うから…」
佐藤「ふふ、ごめん。でも、ああでもしないとあいつら撒けないでしょ?」
高木「それはそうですけど…(腕を組まれた感触を思い出してまだ赤い)」
佐藤「それに…」
高木「え?」
佐藤「…『渉』って呼んだの、あれ、半分は本気よ?」
夕暮れ時の光が、佐藤の少し照れたような、でも悪戯っぽく微笑む横顔を照らす。
高木「さ、佐藤さん……!」
高木が感動のあまり涙目で佐藤の手を握ろうとしたその瞬間、隣のレーンを走るゴーカートから聞き覚えのある声が響いた。
三池「高木みーつけた!無線、一課全員に通話状態のままだよ!」
高木・佐藤「「えっ!?」」
高木のポケットの中で、しっかり「通話中」になっていた警察無線から、一課の先輩たちの怒号が響き渡る。
『高木ィィィ!職権乱用だぞ!』
『佐藤さんに何てこと言わせてんだ!』
『今すぐそこを動くなー!』
高木「うわあああ!切り忘れてたーー!」
佐藤「あはは!もう、詰めが甘いわね、渉!」
夕焼け空の下、赤面する高木と爆笑する佐藤の、いつも通りの大騒ぎなデートはまだまだ続くのだった。
コメント
2件
初投稿とは思えないクオリティ!すごい! これからも頑張ってください!
第8話読了!めっちゃ笑ったわww 佐藤さんが高木の腕組んで「見せつけてやればいい」って言い放つシーン、痺れた…! しかもあれ半分本気って反則でしょ。でも最後の無線切り忘れで全部バレるオチ、高木らしいっちゃらしいけどまたやらかしたな! 一課総出のストーカー(?)デート監視、捜査よりこっちに全力すぎて草。由美と白鳥のコンビもツボった。夕焼けの中の2人、まだまだ続くっぽい感じで続き気になるわ〜🔥