みんながイッキ見出来るように頑張る
みんないいねとフォローよろしくね
第8話「夜明けのコンビニ」静けさの中で
部屋の照明はすでに落とされ、カーテンの隙間から、街灯の淡い光がベッドルームをかすかに照らしていた。
ベッドの上、ジヨンは枕に半身を預け、スマホをいじっていた。スンリはシャワーを終え、濡れた髪をタオルで拭きながら、バスローブのまま彼の隣に滑り込む。
🐼「なあヒョン、もうその画面やめよ? 俺いるんだけど」
🐲「うるせぇな。ニュース見てただけだよ」
🐼「ふーん。俺よりニュース……ね」
スンリはそう言いながら、ジヨンの胸にゆっくりもたれかかる。体温と静けさが、自然に混ざり合っていく。
🐲「……髪まだ濡れてんじゃん。風邪ひくぞ」
ジヨンはタオルを取り上げて、スンリの頭を丁寧に拭き始めた。
🐼「ヒョンの手、落ち着く」
🐲「寝る前くらい、黙ってろよ。甘えんぼか」
🐼「うん。ヒョンの前では、ずっと甘えてたい」
その言葉に、ジヨンの動きが一瞬だけ止まった。
そして、ふっと笑う。
🐲「……お前ほんと、俺の弱いとこ突いてくるよな」
🐼「だって俺、ジヨンヒョンの全部、わかってるつもりだし」
拭き終えた髪をそっとなでながら、ジヨンは自分の布団をめくってスンリの肩を包んだ。
🐲「もっと近く、来いよ」
その一言で、スンリはゆっくりジヨンの胸元に顔を埋める。
心臓の音が聞こえる距離。
言葉がいらないほど、ぴったりとくっついたまま、2人は静かに目を閉じた。
🐼「ヒョン…今夜は、ずっとこうしてていい?」
🐲「ああ。朝まで離さないから、覚悟しとけ」
夜の帳が、2人をすっぽりと包んでいく。
遠くの車の音すら聞こえない、静寂の世界。
このベッドの中には、心も体も緩められる”2人だけの夜”があった。
そしてそのまま、眠りに落ちる寸前——
ジヨンが、スンリの耳元で優しくつぶやく。
🐲「お前がいて、よかったよ。ほんとに」
スンリは小さく笑い、ジヨンの腕にそっと自分の指を絡めた。
🐼「うん、俺も。おやすみ、ヒョン」
いい終わり方出来たー😭
まだまだ書くよ!
リクエスト募集してます
じゃあね