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2件
よっしゃぁぁいけいけ〜!! 続き見てきマッスルポーズ!! (?????)
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iemm視点〜
〈mmntmr〉
「つきました。ここが我が弟子の隠れ家です!」
そう言ってmmさんはコンマリとした、
The魔女が住むような家を指さした。
…いや、どこか魔女を無理やり演じている感じがした。
〈iemm〉
「ここに…mmさんに弟子入するなんてどんなものずきなのか…」
〈mmntmr〉
「…バカにしてます?」
〈iemm〉
「…」
〈mmntmr〉
「…まぁいいです。派手に転ぶ呪いかけときます。」
〈iemm〉
「はぁッ!?ちょおぃッ!」
俺の声は届かず、
mmさんはドアに手をかざす。
宝石が宿った左手で、
〈mmntmr〉
「轟く雷鳴よ、わが声を稲妻にのせてこの声をとどけたまえ_」
そう発するとドアが開いた。
〈iemm〉
「…ずっと気になってたんですけど、鎌出すときもなんか言ってましたよね?それなんなんですか?厨二病ですか?」
〈mmntmr〉
「失礼な!!これは立派な言霊です!!」
〈iemm〉
「言霊??? 」
なにそれ初耳。
〈mmntmr〉
「私たちが発する言葉には少なくても霊力のようなものがのっているんです。」
〈mmntmr〉
「そのため、事前に決めておいた言葉を言うと開く、みたいな感じです。」
言霊か、初めて聞いた覚えておこう。
〈mmntmr〉
「あ、!ちなみに記憶は身体じゃなくて魂に刻まれるんですよ。」
そうなんだな…
まぁ記憶の片隅に入れておくか…
〈mmntmr〉
「まぁ雑談はこのぐらいにして、 入りますか。」
そう言って足を踏み入れた_
!?!?!?
一歩足を踏み入れただけだった。
それだけなのに。
、、さっきから、寒気と冷や汗が止まらない。
圧力をかけられているようだ。
〈iemm〉
「m、mmさん…さ、っきから…」
〈mmntmr〉
「どうかしました?」
そう言って俺に軽く聞き返す。
mmさんは平気のようだ。
どうして?
どうしてこんな圧力の中耐えられる?
どうして…?
俺は倒れそうで気絶しそうで仕方がないのに…
いや、耐えなければならない。
もしも今、倒れてしまったら、なんだか…
今まであったことが
夢で終わってしまうような。
夢となって消えてしまうような…
〈iemm〉
「ハァ、ハァ、…」
〈mmntmr〉
「…」
〈mmntmr〉
「…rir-さん、もういいでしょう?」
mmさんがそういうと
奥の階段から足跡が聞こえた。
〈???〉
「しょーがないですねぇ〜。師匠が言うなら良いですよ。」
誰だ?もしかしてこの圧力を発生させているのはmmさんがrir-さんと呼ぶ人なのか?
その人は左手を俺にかざして
〈???〉
「解除。」
と、いった途端、俺の体から鉛が外れたようにスッと軽くなった。
mmさんがrir-さんと呼ぶ人を見る。
かわいらしいツインテールをしていてその髪色は純白を表すような白である。いや銀髪といったほうがいいかな?
服装は紫色のパーカーに可愛らしいミニスカート。
頭にはmmさんと同じ黄緑色のリボン。
紫色の宝石、
〈???〉
「はじめまして!私は師匠、mmntmr様の弟子である_」
〈rir-〉
「rir-と言います!以後お見知りおきを。」
薄々分かってはいたがこの人がmmさんを師匠にするような、もの好きか…
〈rir-〉
「あ、ちなみにアイオライトを宿してます。」
そう言って左手の甲にある宝石を見せてくる。
きれいな、透き通るような、紫色。
〈mmntmr〉
「早速ですが私たちと一緒に来ていただけませんか?」
〈rir-〉
「師匠の旅について行っていいんですか!?」
〈mmntmr〉
「えぇ、かまいませんよ笑。覚悟を決めましたけどね。」
〈rir-〉
「もしかして…」
〈rir-〉
「…」
覚悟を決めた??なんの覚悟だ??
…空気が少し硬くなったように感じる。
〈rir-〉
「わかりました。どこまでもついていきます。」
〈mmntmr〉
「ありがとうございます。」
なんか…俺、空気みたいだな…
〈iemm〉
「あのぉ~…」
恐る恐る声を上げる。
〈mmntmr〉
「あぁ!紹介がまだでしたね!この緑髪がiemmさんです!」
〈iemm〉
「緑髪って…」
…もうちょっと別の言い方なかったのか?
〈rir-〉
「なるほどなるほど…!!それじゃあそれから仲間ってことですね!これからよろしくお願いします。iemmさん!」
そう言って手をこちらに差し出す。
圧力かけてたくせに随分好意的だな〜…
嬉しいけど…
〈iemm〉
「こちらこそ!よろしくお願いします!」
俺も手を伸ばし、握手を交わした。
〈mmntmr〉
「では、弟子も回収できたことだし、次の人のところへ向かいましょーう!」
〈rir-〉〈iemm〉
「はーい!(同時)」
そんな返事をしたとき。
屋根が壊されるような、屋根を突き破ってくるような音が聞こえた。
〈rir-〉〈iemm〉〈mmntmr〉
「!?」
ドンツ!!!!
鈍い音が響き渡り、目の前を強風が襲う。
砂煙で何が落ちてきたのか分からない。
〈mmntmr〉
「現出して_」
そういった途端
“おともだち”が鎌を出す。
〈iemm〉
「支えて_」
そういった途端
足元からツタが生え始める。
〈rir-〉
「応じて_」
そういった途端rir-さんの足元からrir-さんを中心とした魔法陣が浮かび上がった。
その魔法陣から
美しい綺麗な女性が出てくる。
rir-さんと同じような銀髪、でも長く。
まるで
雪を具現化したような
精霊
そのような疑問を凍らせるように、
rir-さんが唱える
彼女の名は
〈rir-〉
「_mzr」
それと同時にrir-さんとmzrという精霊はお互いを守れるような。
まるで隙がない状態になる。
光のように。
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いやーやっと戦闘シーン突入ですね。
早くみんな出したい!今回2人も登場なされたから満足ですけど、
次の話は『煮えたぎる怒り』