ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーiemm視点〜
砂煙が晴れてきた…
〈iemm〉
「はッ…?」
〈mmntmr〉〈rir-〉
「…ッ」
砂煙が晴れ姿を現した”あれ”は、
とてもガタガタで
まるで 手入れがされていない髪。
_いや…違うな。
髪という存在がない。
体という存在がない。
人間の形という存在がない。
魂という存在がない_
でも、動いている。
生者 でも 死者という区切りですらない。
まるで_
アンデットだ。
さらにもう1人、
人が来た。
〈???〉
「やぁやぁ、君たちかな?」
〈???〉
「まだ国にない宝石は。」
緑色の短い髪。
胸元についているバッジ。
あぁ、なんだ。
強欲な国の犬か。
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mmntmr視点〜
〈mmntmr〉
「なぜ私たちを追っている? そのアンデットは何だ?…なぜここがわかった?」
そう問う。
正直言って嫌な予感がしてやまない。
〈???〉
「僕はある国の科学者。」
〈テース〉
「テースだよ。イエローアパタイトを手にしているよ。」
私は片手で丸を作り、
テースとかいうやつを覗く。
!?!?!?!?
これはやばい。
〈mmntmr〉
「貴方…罪を犯しすぎている。」
〈テース〉
「うーん…僕は潔白なんだけどなぁ」
〈mmntmr〉
「そんなわけ無いでしょう?そうじゃなければ魂がそんなどす黒くなるはずががない。」
アンデットがこっちに向かって走ってきた。
〈rir-〉
「こいつら私”達”が倒しますッ」
〈mzr〉
「mmさんとiemmさんはそいつをッ!!」
そう言い残し
アンデットを蹴り飛ばし、
家を貫通させ消えていった。
〈テース〉
「いやいや〜!僕は救済しただけだよ!?気持ち悪〜いアンデットいたでしょぉ?僕が助けてあげたんだぁ。叶えたいお願いがあるって!」
〈テース〉
「こんなふうにッッ」
そういった途端。
私の前にクズが、テースが来ていた。
やっばッ!
かわせないッ
クズの手が私を握りつぶすかのように手を出してくる。
この距離じゃrir-さんは来れない。
iemmさんも流石に反応できない。
とっさに防御にでる。
さて、
どのぐらいダメージを軽減できるかなッ!?
その考えた瞬間。
〈iemm〉
「村長に触るなッッ!!」
テースがいきなり上へ上がった。
〈mmntmr〉
「!?」
〈テース〉
テースは木に縛り付けられていた。
〈iemm〉
「樹縛。」
え?
〈mmntmr〉
「iemmさん鬼強いじゃないですか!?!?こういうことはもっと先に言っといてくださいよ!」
〈iemm〉
「…あれ?いつもならここまで素早く発動できないんですけどね…?」
〈mmntmr〉
「そうなんですか?不思議ですね〜…。」
〈mmntmr〉
「村長に触るなッッ!!ってねぇ~」
私はニヤニヤしながら
iemmさんの真似をする。
〈iemm〉
「うるさいです!!//」
少し赤くなってるw
…仲間に誘い入れてよかった。
やっぱり魂はその人を表しているんだな。
〈mmntmr〉
「…さてさて、雑談はあとにして質問に答えてもらいましょうか?ねぇ、テースさん?」
〈テース〉
「ははッッここまでやるとは聞いてないんだけどなぁ…」
〈テース〉
「褒美だ。質問に一つは答えてあげるよ。」
〈mmntmr〉
「ではさっきのアンデットは何?さっきの説明を聞いたらそのアンデットが人間だったって聞こえるんですけど?」
〈テース〉
「だって人間だったんだもん。」
〈iemm〉〈mmntmr〉
「は…?」
思わず、iemmさんと被る。
〈テース〉
「知ってる?手の甲にある宝石。それ取るとどうなるのか。」
〈mmntmr〉
「知るわけないでしょう?そんなことしたことありませんからね。」
〈テース〉
「そっかぁ!じゃあ教えてあげるよ!」
〈テース〉
「俺の能力を使いながら宝石を取るとね!あんなふうになるんだ!すごいでしょー?」
〈mmntmr〉
「ちっともすごくないです。気持ち悪い。」
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rir-視点〜
さてと、こいつをどうやって倒すかな〜。
〈rir-〉
「mzrさんどうやって倒そう、こいつ。」
〈mzr〉
「見た感じ魂ないですもんね…、」
〈rir-〉
「まぁ、やるだけやってみますか!」
〈mzr〉
「はい!!」
〈mzr〉
「吹雪」
雪が降って積もってゆく_
〈mzr〉
「スノードームツ!!」
その雪たちが敵を囲うように
かまくらを作っていく。
〈mzr〉
「今ですツ! 」
〈rir-〉
「了解ツツ!!」
〈rir-〉
「神の怒りよ降り注げ!」
〈rir-〉
「神鳴り!!!」
スノードームへ雷が落ちる。
大抵はこれでK.O.なんだが…
〈mzr〉
「ツ」
〈rir-〉
「さーて、どう対処しようか。」
ぶっちゃけ
iemmさんに圧縮した雷を撃っていたのに立ってるのに驚いて結構雷を圧力としてかけていたから魔力がない…
〈rir-〉
「もう魔力ないです!テヘペロ!」
〈mzr〉
「…」
〈rir-〉
「ごめんなさい。iemmさんにぶっ飛ばしといて魔力ないです。」
〈mzr〉
「いやぁ〜私だけはきつくないですか?」
〈rir-〉
「師匠があっち倒したら応援してくれるはずだから!何とか粘れ!」
〈mzr〉
「えぇ…」
〈rir-〉
「ほらほら!攻撃きますよ!」
〈mzr〉
「うわぁあぁぁぁ!もう!!!やればいいんでしょ!?やれば!!」
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mmntmr視点〜
〈テース〉
「さて、もう質問はいいでしょぉ?解放してくんない?そうじゃなきゃもらっちゃうよ?」
〈iemm〉
「その状態で、一体何をもらうんですか?」
〈テース〉
「…最後の警告、
解放しないともらっちゃうよ?」
〈mmntmr〉
「取れると思いますか?宝石。2人もいるのに」
〈iemm〉
「とれるもんならとってみろよ。
強欲な国の犬」
〈テース〉
「…ムカつくなぁツ!!」
そう言ってiemmさんが作った木をぶち破る。
〈mmntmr〉〈iemm〉
「ツ!?」
私はテースに向かって距離を詰める鎌を使い首を狙う。
〈テース〉
「当たると思うかァツ!」
そういってテースは避ける。
私の鎌は宙を切った。
〈iemm〉
「ツmmさん!!」
そういって私とデースの間にツタを生やす。
そのツタはテースに向かう。
だか
そこにもうテースの姿はなかった。
〈テース〉
「お前のもらうよ。」
そういって
テースはiemmさんに手を伸ばす。
ツ狙いはラピスラズリかツ!!
〈mmntmr〉
「iemmさん避けてぇ!!!」
声を張り上げる。
〈iemm〉
「ラピスラズリが狙いだと分かっているのに
避けれないほど、
俺は 落ちぶれちゃいないんでねツ!!!」
そういってiemmさんは左手をツタで覆う。
〈テース〉
「なぁ、誰が宝石が狙いだといったんだ?」
〈iemm〉
「はツ」
〈mmntmr〉
「えツ」
テースはラピスラズリではなくiemmさんの
影に手を伸ばす。
影なんか手を伸ばしたって何もツ
〈テース〉
「いただき♪」
そういってテースはiemmさんの影を
瓶に詰めた。
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ここまで見るのお疲れ様です!
一気に書いたので
誤字があったら教えて欲しいです!!
次の話は『水&炎』
コメント
2件
おおおおおおおおお!!!!!! 戦闘シーン来たぁぁぁ!! テースの能力めっちゃ気になる!