「 ……流石にそれは危ないわよ? 」
『 う…で、でも……後ちょっとで取れそうだったの、! 』
「 濡れないから、といっても水の中は水の中なんだから… 」
『 ご、ごめんなさい……、 』
ルカは湖の近くに座り、湖の中に手を少しだけ入れる。
「 …♪ 」
『 な、何…?やけに今日、ご機嫌じゃない? 』
「 ふふっ♪だってもうすぐ瑞希がヘアアレンジをしてくれるの 」
『 ヘアアレンジ? 』
「 えぇ 」
「 この前やって貰ったらすごく可愛かったの。…絵名もやって貰ったら? 」
『 わ、私!?……私はいいから… 』
私もルカの隣に座る。
「 ……それにしても、カイトも優しいのね 」
『 え? 』
「 だってカイトが助けてくれたんでしょう?
それに、枕とカーディガンまで……ふふっ♪ 」
『 ま、まぁ…確かに… 』
✧︎.·
「 あら…瑞希、来たのね」
『 あ、瑞希! 』
私とルカは瑞希の元へ駆け寄る。
「 あれ……絵名とルカ、? 」
「 今日は宜しくね♪ 」
『 ご機嫌ね…… 』
「 ……じゃ、道具とかも持ってきたし~…早速ヘアアレンジしていくよ! 」
瑞希は生き生きと楽しそうだった。
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「 あら!…ふふっ、ミクとお揃いね♪ 」
『 じゃあ、皆も呼んでくる? 』
「 そうだね!もっとヘアアレンジしたい! 」
『 分かった、集めてくる! 』
私はセカイを30分程走り回り、皆を集める事に成功した。
……まぁ、カイトには断られたしメイコは無理矢理連れてきたけどね…。
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『 …ふふっ、絵名も瑞希も楽しそうで良かったわ 』
「 え?……あはは、まぁね… 」
瑞希、最近元気が無かったから心配していたんだけれど…今日は大丈夫そうね。
凄く楽しそうだし私も楽しいもの…♪
『 絵名が戻ってくるまで少し、話をしない? 』
「 話?…うん、いいよ……? 」
『 …瑞希、湖の底にあるモノを知っている? 』
「 モノ?…何それ、知らないけど…… 」
『 …実は湖の底にはナニカが沈んでいるの。
昨日絵名が取ろうとして溺れかけたらしいんだけれど… 』
「 ええっ!?え、絵名は大丈夫なの!? 」
『 近くに居たカイトが助けたから安心して頂戴 』
「 そ、そうなんだ…なら良かった…… 」
『 …そうね、本当……良かったわ 』
「 もう、絵名に注意しなきゃ…… 」
『 … 』
コメント
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ルカ姉の髪のヘアアレンジ絶対楽しい…