14話まで読んでくれて感謝です!
実は新しい小説
〖クズに拾われました…〗
を書いたのでそちらも是非 見れてない方は
見てみてください!
クズ攻めツンデレ獣人受けの物語です🤭
てことで書いていきまーす!
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昼下がり
龍馬さんは外に仕事、?をしに出かけていた。
(まぁ、なんの仕事かわかんないけど…)
部屋には僕1人。
掃除を終えて、ぼんやりとテレビを見ていたが
胸の奥のざわざわは、全く消えない。
(…最近の龍馬さん、なんか変だ。
優しいけど、どこか距離を感じるというか…)
目が合うとすぐ逸らしたり_
話しかけると笑うのに、
その笑顔が少しだけ苦しそうだったり。
そんな時だった。
ドアのチャイムが”ピーンポーン”と鳴る
〖……はい?〗
ドアを開けると、見慣れた顔が立っていた。
『あれ、陸クンやん!元気しとったぁ?♡』
黒のジャケットに、気だるそうな笑み。
女性の香水の匂いが、漂ってくる
〖げ…玄人さん…?〗
『やっほ~♡龍馬は?』
〖し、仕事で居ません…〗
『ほーん…そーかいな。ま、遊び来たわ』
そう言って勝手に上がり込んでくる。
〖…コーヒー入れますか、?〗
と小さく聞いた。
『お、気が利くやん、お願い。』
熱気のたつカップを渡すと、玄人さんはソファーに腰を下ろし、じっとこっちを見てきた。
『…なぁ陸くん。
お前、元気ないんちゃう?』
その言葉に、ビクッと肩を跳ねさせた。
〖……そ、そんな、こと…〗
『あるやろ。俺の人間観察力舐めんなや。』
玄人さんの声は軽いのに、妙に真剣だった。
僕は俯いたまま、言葉を選んだ_
〖なんか…最近、龍馬さんが…少し変なんです。〗
『変?』
〖はい……前は、もっと…話してくれたのに… 最近は、距離を少し感じたり…遠く感じたりして、〗
玄人さんはカップを口に運びながら突然 笑う。
『あ”ははッ!!は”ぁー…なるほどなぁ…笑』
〖……?
どうしました、?〗
『はは、すまんすまん…ま、アイツも困っとるやろ。』
〖困ってる…?〗
『陸くんみたいな可愛い子、 毎日隣にいたら…平気でおれる男、そうそうおらんわ。』
〖…え?〗
玄人さんはニヤリと笑い、
カップをテーブルに置いた。
『なぁ陸クン。 あいつのこと”拾ってくれた人“とか”優しい人“とかそんなんじゃなくて…
── あいつのこと、 どう思ってんの? 』
言葉を失った。
頬が少し熱くなって…
自分でも分からない感情が胸の奥に溢れてくる
〖分かりません…//でも…!!〗
『でも?』
〖龍馬さ……龍馬が、笑ってると……なんか、安心するんです…///〗
その言葉を聞いた玄人さんの笑みが、一瞬だけ柔らかくなった。
けれど、すぐいつもの笑みに戻り
冗談交じりな声で言う。
『お前、素直やなぁ… そんな顔で言われたら、龍馬ゃなくても惚れるわ〜』
頭を軽く撫でられた。
指先が首筋をかすめる…
ビクッと肩を震わせた。
〖……ッ、や、やめてください…!〗
『冗談やじょーだん♡』
〖ならいいんですけど……〗
玄人さんは笑いながらも、その目の奥にはどこか試すような光が宿っていた。
『俺そろそろ帰るわ〜。
あ、そーだ』
『その…さっき言ってた”分かりません”って言葉、多分もう 恋 やで。』
ハッと顔を上げた。
けれどその意味を理解する前に、
玄人さんは立ち上がって玄関に向かう。
『また話そーな、陸くん。』
玄関のドアが閉まる音が響いた。
残された僕は、
胸の奥の”ざわめき”が…
もう止まらくなっていることに気づいた。
──玄人さんの言葉が頭から離れない。そして…
龍馬さんの顔が、浮かんで…消えなかった。
(多分、僕もう…)
(玄人さんの言う通り_
龍馬さんに、”恋”をしてると思う。)
コメント
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♡777を崩してしまった…🥹ので888にしました、セーフです✨今2人共相手がどう思ってるか分からないから、俗に言う『両片思い』ってやつですね…!!❤️🔥チャラいのにちゃんと話聞いてアドバイスしてくれるギャップよ…🥹