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ばななそーだ🍌🍹
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ここまでご覧いただきありがとうございます♪︎♪︎
実は😵💫久しぶり過ぎて誰にも読んで頂けないかもしれないと不安でした💦
♡いいね💬コメント👤フォローとっても嬉しいです✨️💖
「祓い屋の最強」も近々再開したいと思いっています。NEXT500まであと少しなのでいいねよろしくお願いします🙏💕︎
第三章 隠された真実
小屋の机の上。
四枚のプレートが並んでいた。
Ⅰ。
Ⅱ。
Ⅲ。
Ⅳ。
誰も話さない。
静かな空気の中で、ドズルがそっと手を伸ばした。
「合わせてみよう。」
四人は頷く。
プレートを重ねる。
すると――
カチッ。
まるで最初から一つだったかのように繋がった。
「うわっ!」
MENが声を上げる。
バラの模様が完成した。
そして裏側には地図が現れる。
「時計台……?」
おらふくんが呟く。
中央広場の時計台。
怪盗ローズがいつも現れる場所だった。
「やっぱり怪盗ローズが関係してる。」
ドズルが言う。
全員が同じことを考えていた。
でも。
まだ分からないことがある。
「なんで僕たちなんだろう。」
おらふくんが言った。
「え?」
「このプレート。」
静かに続ける。
「なんで僕たちが持ってたんだろう。」
確かにそうだった。
偶然にしては出来すぎている。
すると。
ぼんさんが腕を組んだ。
「なあ。」
「?」
「俺たちって昔会ったことなかったっけ?」
全員が首を傾げる。
だが次の瞬間。
MENが顔を上げた。
「……あ。」
「どうした?」
「バラ園だ。」
ドズルが目を見開く。
おらふくんも。
ぼんさんも。
思い出した。
十年以上前。
街外れのバラ園。
子ども向けイベント。
そこに五人いた。
ドズル。
おらふくん。
MEN。
ぼんさん。
そして。
もう一人。
緑髪の少年。
『みんなで宝探ししよう!』
そう言って笑っていた少年。
「……おんりー。」
ドズルが呟いた。
思い出した。
確かにいた。
優しかった。
誰かが転んだら最初に駆け寄る。
泣いていた子を励ます。
いつも誰かのために動いていた。
だが。
イベントの帰り。
突然いなくなった。
それ以来。
会っていない。
「まさか。」
ドズルの胸がざわつく。
「怪盗ローズって。」
誰も言葉にできなかった。
その頃。
おんりーは時計台の地下にいた。
古い資料。
新聞。
写真。
壁一面に貼られている。
全て同じ男について。
市長。
街の英雄と呼ばれる人物。
だが。
おんりーは知っていた。
この男が。
父を陥れたことを。
母を追い詰めたことを。
証拠を隠したことを。
「あと少し。」
写真を握る。
「あと少しで終わる。」
────────
その時だった。
コンコン。
地下室の扉が鳴った。
おんりーは一瞬で警戒する
誰も知らない場所。
なのに。
「誰だ。」
返事はない。
ゆっくり近づく。
扉を開く。
そこにいたのは。
ドズルだった。
「……。」
おんりーの目が見開かれる。
「どうしてここを。」
「ごめん。」
ドズルが言う。
「でも会いたかった。」
「帰れ。」
「帰らない。」
即答だった。
「危険だ。」
「知ってる。」
「巻き込まれるぞ。」
「知ってる。」
おんりーの眉が動く。
「じゃあなんで来た。」
ドズルは真っ直ぐ見つめた。
「一人だから。」
おんりーの表情が止まる。
「え?」
「怪盗ローズ。」
静かな声。
「君、一人じゃん。」
沈黙。
「だから来た。」
おんりーは目を逸らした。
聞きたくない言葉だった。
「帰れ。」
「嫌だ。」
「帰れ。」
「嫌だ。」
「帰れ!!」
地下室に声が響いた。
ドズルが震える。
だが逃げなかった。
「なんでそんなに怒るんだよ!」
「怒ってない!」
「怒ってる!」
「怒ってない!」
「怒ってるじゃん!!」
おんりーが黙る。
肩が震えていた。
怒りではない。
恐怖だった。
「……失うんだ。」
小さな声。
ドズルは聞き返した。
「え?」
「誰かを信じると。」
おんりーは俯く。
「失うんだよ。」
その声は。
怪盗ではなかった。
一人の少年だった。
「父さんも。」
「母さんも。」
「みんな。」
震える声。
「俺の前からいなくなった。」
ドズルは何も言えなかった。
「だから。」
おんりーが拳を握る。
「俺がやる。」
「俺だけでいい。」
「誰も巻き込まない。」
「それでいい。」
でも。
その時。
後ろから声がした。
「よくないです。」
おらふくんだった。
「!?」
「僕もいます。」
「俺もいるぜ。」
「俺もいるぞー。」
ぼんさんまでいる。
おんりーが固まる。
なんで。
どうして。
来たんだ。
危険なのに。
なのに。
四人とも笑っていた。
「なあ。」
ぼんさんが言う。
「俺たち仲間だろ?」
その瞬間。
おんりーの胸が苦しくなる。
仲間。
その言葉を。
何年ぶりに聞いただろう。
でも。
信じたら。
また失う。
怖かった。
誰よりも。
怖かった。
そして四人はまだ知らない。
おんりーが抱えている本当の傷を。
なぜバラを大切にしているのかを。
なぜ怪盗になったのかを。
次の夜。
全てが明らかになる。
そして。
ドズルたちは初めて。
おんりーのために涙を流すことになる。
コメント
3件
次で過去が鮮明に!?
えっと…これ、第3話ってことだけど、めっちゃ心臓ギュッてなったんですけど!?!?😭💦 「失うんだ」っておんりーが言ったところ、怪盗ってカッコつけてるのに実はめっちゃ傷ついてて、一人で戦おうとしてるのが伝わってきてもう…。そこに「仲間だろ?」って入ってくる四人、良すぎませんか!? しかもプレートが繋がって思い出とか地図が出てくる展開、謎解きっぽくてワクワクした〜!次でおんりーの過去が明らかになるって…続きマジで気になるから早く読みたいよ!!🌸