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これは夢であって欲しい
緑谷「先…生ッ!!!」
彼の悲痛な叫びは嘘であって欲しい
マイク「ショータ!!!」
相澤「ァァァァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
ニヤリと笑う敵連合をぶっ飛ばしたい
それが出来ない
個性が使えない
敵「滑稽だなぁヒーローさん達よ」
遡るほど数分前
英雄校の1ーAで訓練練習をしていた時、突如敵が入り込んだと情報が来た。
ここにはエリちゃんもいるから警戒しないといけない。エリちゃんは相澤先生の袖を握っていた。
相澤「大丈夫だよ。エリちゃん」
エリ「うん…」
相澤「ここの皆んなはヒーローだから大丈夫大丈夫」
轟「俺、この先見てきます」
麗日「じゃあ、私達はあっちを見てきます!」
相澤「気をつけて行けよ!」
皆(緑谷以外)『はーい!』
相澤「みんな成長したな」
緑谷「そうですね」
相澤「緑谷お前もだ」
エリ「私も?」
緑谷「エリちゃんもだね!」
数分後、1部の生徒から捕獲したとの連絡が来た。2人かと思ったらどうやら大人数いたようだ。マイクやミッドナイトが向かったらしい。
相澤「とりあえず大丈夫のようだな」
緑谷「エリちゃん!もう大丈夫だよ!」
エリ「本当?!」
緑谷「うん!捕まえたって!」
エリ「凄い…!」
緑谷とエリちゃんがキャッキャと話しているところは実に穏やかだ。そろそろ移動しょうかと思ったその時、
敵「このッ…くらいやがれ!」
麗日「デク君!エリちゃん危ない!!」
緑谷「え?」
エリ「嫌ッ!」
緑谷「あれ…?なんともな…ハッ?!」
エリ・緑谷「相澤先生!!」
攻撃を相澤自らを盾にして2人を守っていた。
敵「チッ…そっちのガキじゃなかったか…まぁいい」
敵「プロヒーロー、イレイザーヘッドさんよぉ…お前の体に異変はないか?」
ドクン
相澤「?!」
緑谷「先生?!」
敵「そこのガキ2人は、敵連合の仲間だ。お前を殺すためにそこにいるんだ」
相澤「そんな…の、嘘だッ…!!」
敵「本当さ。ならなぜお前は殺意を向きだしてるんだ」
相澤「お前に…だ!」
敵「フン…いつまで言ってられるのか」
緑谷「相澤先生…?」
相澤「緑谷…エリちゃん…」
「ニゲロ」
マイク「個性の強制開花か!!」
敵「試作品だかな。誰かに試してみたかったんだ」
敵「あぁ!実に美しいよ!相澤くん!」
根津「君たちっ!」
緑谷「校長!!」
根津「あぁ…またか…」
爆豪(また…だと?)
飯田(どういうことだ…?)
根津「相澤くん!私だ!根津だ!目を覚ましなさい!」
敵「無駄だ!個性暴走のこいつは誰にもとめられn」
マイク「お前、1回黙ってろ!」
敵「ぐァ!」
マイク「おい!ショータァ!いい加減目を覚ませ!そんな個性に飲み込まれんな!」
ミッド「マイク!うるさい」
マイク「こうしねぇと届かねぇんだよ!」
ミッド「知ってるわよ!けど貴方の声で崩壊するわ!建物が!」
マイク「スンマセンね!」
マイク「Hey!リスナー達!あいつの名前呼まくれ!帰ってくるはずだから!!」
緑谷「相澤先生!!」
麗日「先生!帰ってきて!!」
飯田「みんなが待ってる!」
爆豪「まだ、アンタに勝ってねぇのに!勝手にいなくなるなぁ!」
相澤(カエル?ドコに?マタ?壊した?白雲…)
白雲『お前の個性は強いんだな!かっこいいな!』
山田『COOLだぜ!』
相澤『そんなん別にだよ…』
前にもあった個性暴走
白雲『怒らねぇから帰ってこい!!消太!!』
山田『そうだぜ!ショータ!みんなまってからァ!!』
根津『君たち!危ないから下がりなさい!』
白雲『下がれっか!親友が苦しんでんだ!声を届かせれば帰ってくるはずだ!』
根津『君たち…そうだね!声を届かせてあげよう!!』
騒ぐ親友と校長の声
1度個性がさらに上に行って開花したことがあった。要するにそれに対応しきれずに個性暴走を起こした。
”個性を消す個性”から”個性を操る個性”に進化したということ。
無論ほぼチートの個性だ。
抹消に加えて
創作
吸収
この2つが俺の中で目覚めた
創作は、今ある個性を組み合わせて使えたり、誰かの個性を使えたりする力
そして吸収は、個性の力を吸収して自分の力に変える。意外と厄介な個性。
さらに持ち前の個性の抹消。ところが抹消という個性も進化してるため、完全抹消という個性になる。
その人から個性を完全に消す個性
開花してしまった次の日は絶対に学校に行かなかった程、自分でも恐ろしいと思うほどの個性だった。
相澤「ン…ココは…?」
真っ白な天井、真っ白なシーツ、カーテン、ベッドとそこに
相澤(何やってるんだコイツら…)
どうりで重いと思ったらそこには緑谷達1ーAの生徒たちが寝ていた。
相澤(ついでにマイク達まで…)
先生陣も寝ていた。
つまりまぁ、自分が迷惑をかけたんだろうと相澤は思った。
エリちゃんが持っていた日記を見ると
相澤(1ヶ月も寝てたんだ…俺…)
個性暴走して1ヶ月も寝ていたらしい。
相澤(帰って…来れたんだな)
なぁ白雲。お前も呼んでたんだろ。帰ってこいって。生徒達の言葉もしっかり聞けたさ。
相澤(コイツら起きるまで少しボーッとするか)
多分1番最初に目覚めるのはエリちゃんか緑谷だろうか。1番声を飛ばしていた気がする2人。
相澤(お前たち、マイク達も)
相澤「ありがとう」
緑谷が起きるまで後……
ーーーー終わりにーーーー
最後まで見て下さり、ありがとうございます。
文の才能ナッシングなので、おかしいところ山々ありました。
相澤先生は愛されておいて欲しい