テラーノベル
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注意
*💫🎨×🌸❣️
*作者の癖。
*王道ほのぼの
*同棲&付き合ってる設定
*//←を含みます
地雷さん🔙推奨。
*少し余裕が出来たので更新。
Coe. side
「 そう言えば、最近れるちとはどんな感じ? 」
「 っあぇ、!? 」
駅前のカフェ、お客さんの落ち着いた昼過ぎにくにおと2人で入っていた。
突然くにおがそんなことを言い出すものだから手を滑らせてしまいそうなった。
僕のいちごミルクが大惨事になってしまうところだった…危ない危ない…
ちなみに、店内は静かだったから僕が叫んだ瞬間一斉にお客さんがこっちを向いた。
…ちょっと気まずいかも……(
「 あっぶな…ぎりぎりセーフ…、、 」
「 ははっ、慌てすぎでしょ、w 」
その様子を見て新種の動物でも見つけたようにけらけらと笑うくにお。
「 で、どうよ、最近 」
ひとしきり笑ったあと、オレンジジュースの入ったグラスをちょっと振ってカッコつけながら聞いて来た。
…結構様になってるのムカつくなぁ…
「 ん~、まぁまぁ…かな… 」
「 もうキスとかした? 」
「 ん~、まだ 」
「 え、でももう2ヶ月は経つよね? 」
「 そうだけど… 」
…もう2ヶ月も経つのにちゅ~とか、ぎゅ~とかもしたことがない。
こんなカップル、世界中探しても僕たち以外居ないんじゃないかってレベルかも…
「 でも…れるちも忙しそうだし… 」
迷惑掛けるわけには…ね、、
でも一回くらいはしたいなぁ…
「 ん~、そうだなぁ…俺的に言わせてもらうと… 」
「 ちむ、このままじゃれるち、誰かに取られちゃうかもよ 」
「 っえ…、? 」
「 ほらもしかしたら浮気とか…、れるちのスペックを考えるとないとは言い切れないし… 」
「 れるちのこと好いてる女の子とか…沢山居るって話だよ? 」
「 …まぁ、あのれるちに限ってそんなことないと思うけどね!! 」
「 … 」
あれから、あの言葉が脳裏から離れない。
〈 このままじゃれるち、
誰かに取られちゃうかもよ 〉
…そうなったら、やだなぁ…、、
1人で帰り道を歩いていると、そんなことばっかり思い出して、その度足が鉛より重くなる。
でも進み続けていればゴールは近づくもので、気付けば家の前まで来ていた。
「 れるちは…浮気なんかしないよね、 」
そう自分に言い聞かせて。
意を決して、玄関の扉を開けた。
『 …おかえり 』
「 うん、ただいま、! 」
いつも通りのれるを見て少し安心する。
さっきの不安が少しだけ、軽くなったような気がした。
『 …くにおと出掛けてたん? 』
僕が伝えるより先に場所を言うれるさん。
あれ、なんで知って…まぁいいか、、
「 うん、ちょっとそこの駅前のカフェでお茶してて… 」
『 ふ~ん、、 』
話も早々に切り上げて、れるさんの邪魔にならないように部屋に入ってしまおう。
その方が多分れるさんも良いと思うし…
「 じゃ、僕部屋行くから、またあとで… 」
…そう言いかけた時だった。
突然、暖かい温もりが僕を包んだ。
「 …へ、、れるさん…っ、?// 」
どんどん心臓の音が早くなって、顔が熱くなっていく。
息が掛かりそうな距離で心臓は飛び出そう。
『 …ぎゅ~とか、ちゅ~とか、したいんやろ、? 』
「 へっ、ぁ…// 」
もう頭がぱにっくで、ちょっとれるさんが何言ってるのか聞こえないけど
おそらく真っ赤っかの顔を両手で隠す。
でも、すぐ手はどかされて林檎ぐらい赤い顔を見られた。
『 ふは、真っ赤、w 』
「 ぅうるさぃ…っ// 」
…抵抗虚しく、そのままソファーまでずるずる引きずられた。
それはあまりに一瞬。
膝の上に座らされて、いわゆる対面の形になる。
見下ろしてるのは僕のはずなのに、なんだか遊ばれてるみたいで恥ずかしい。
『 ほんま、耳まで真っ赤…w♡ 』
そう悪魔的に笑うれるさん。
いやその顔面で言われたら誰でも照れるわ!!…なんて軽口叩く余裕僕にはなかった。
「 も、いいから…っ、離して…っ // 」
とにかく解放されたくて仕方がなかった。
本当に今にも心臓が壊れちゃいそう。
『 なんで、?こえくんがこういう事したいって言ったんやろ? 』
『 ほら、次キスするから顔逸らさんといて、 』
「 う゛ぅ…っッ// 」
確かに、ぎゅ~とか望んだのは僕だけどさ…、、
ここまでれるさんがイケメンだとは思わなかったの、!!
『 ほら、観念せい 』
「 や…っ、! 」
最後の抵抗(?)で顔を逸らす。
『 …やじゃないやろ、顔見せて 』
「 も、僕部屋帰る!!……っ、!?// 」
ぐいっと顔を動かされて、そのままキスされる。
しばらくしてやっと離して貰った。
体感は10秒ほどだろうか、、…長くない?
初にしては随分長かったような気がするけど…
『 ん、初キスごちそ~さま…、! 』
「 はつ…きす… 」
でもまだ信じられなくて、唇を触って確かめてみる。
『 なんや、まだ足らん? 』
「 や…そうじゃなくて…、、 」
「 ちょっと…幸せだなぁって… 」
初キス…できちゃった…っ、、!
なんだか現実が信じられなくて、ふわっと笑う。
『 は何それ可愛いもう一回 』
「 えっちょ、え、!? 」
結局一回どころか沢山キスして貰った赫様でしたとさ。
*一言:初心な受けくんは可愛い。
リクエスト本当にお待たせしていてごめんなさい…
コメント
3件
投稿ありがとうございます! やっぱり受けで照れてる赫君は可愛いし、攻めでかっこいい瑞君は麗しいですね、、!
やっぱり主様の作品だいすきです……心が浄化されます…… ちょっと意地悪しちゃう水さんと、すぐ照れちゃう赤さんが最高にかわいいです♡ リクエストいくらでも待たせていただきますので、主様のペースで書いてくだされば……!
投稿ありがとうございます!! 初心な右、結構好きかもしれません、!! ほんといつもストーリー性が面白くて見入っちゃいます!wこれからも頑張って下さい!!