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(着いた…)
集会場所からそこまで遠くないため、歩いて10分ほどで着いた。
(ここがインターホンだよね?)
少し不安に思いながらもボタンを押した。
「夏音です。春千代くんいますか?」
(返事返ってこないなぁ…)
少し経ってもインターホンから声は返ってこなかった。
試しにと思い、私は思い切ってドアノブをひねった。
するとドアを開いていて、そのまま中に入いることができた。
「お邪魔します。」
少し戸惑いながらも、返事が返って来ないことに不安が増し部屋の中に入った。
「…え!」
部屋を入った瞬間、廊下を見る床に倒れている
春千代君がいた。
「だっ大丈夫!? 」
声をかけたが、そこから返事が返ってこず、私は慌てて春千代君を一生懸命リビングに移動させた。
(とっとりあえず移動はさせたけどどうしよう…)
移動中も、何度か声をかけてみたが、一向に返事が返ってくる気配がなかった。
(さっきおでこを触った時もすごくあっかったし買ってきた冷えピタ貼ろう…)
先にマイキーくんに熱だと聞いていたため私は途中コンビニにより冷えピタやお粥の具材を買ってきていた。
そのまま袋を明け春千代くんの髪をかきあげ冷えピタを貼ると少し目がピクッと動いた。
(良かった、感覚はまだちゃんとあるみたい…)
そのまま少し様子を見たは私はキッチンの前へとたった。
(勝手に使っちゃって申し訳ないけど、ごめんなさい!)
私は罪悪感があったが目を覚ました時に食べまられる物を作ろうと思い春千代くんの家のキッチンの前でお粥を作り出した。
(食べやすいようにお米を少し潰して、そこに芋を入れたら…)
色々考えながらも、栄養を取れるよう工夫し芋と卵を入れたお粥を作った。
(少しお雑炊みたいになっちゃったけど胃腸にもいいし重くないから大丈夫だよね…)
出来たばかりで湯気がもくもくとたっているお粥を見ながら少し冷まそうかな?と思い扇子を取りに春千代くんの前を通ると。
春千代「う…ん、…あれ、俺なんでリビングに…」
(目が覚めた!)
「春千代くん!」
春千代「…え?なんで夏音がここに…」
「実は、今日マイキーくんに春千代くんが熱だと聞いて心配だったのでお見舞いに行こうとしたら扉が空いていて、中に入ったら春千代くんが廊下で倒れていて…」
私は、さっきあったことをすべて話した。
「ごめんね…勝手に料理までしちゃって…」
春千代「いや、助かった1人だったら何にもできないから」
「良かった…」
私は嫌われたらどうしようと少し思っていたところがあったので何となく安心した。
春千代「お粥作ってくれたんだろ?食べていい?」
「もちろん!今持って来るね!」
私は春千代くんに元気が出るよう願いながらキッチンに戻った。
後書き
みなさんこんばんは!
今回も見て下さりありがとうございます!
次回の♡数は20にします!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡20