テラーノベル
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小学生が書いているので多めにみてください。
登場人物
神崎 瞬(かんざき しゅん):理学部物理学科の准教授。論理的で冷静沈着。
敷島 玲香(しきしま れいか):神崎の助手。行動力がある若き研究者。
氷室 蓮(ひむろ れん):八ヶ岳山麓にある「氷室極低温研究所」の所長。
阿久津 誠(あくつ まこと):共同研究者の化学者。傲慢な性格で敵が多い。
白石 奈緒(しらいし なお):研究所の管理マネージャー。
第1章:絶対零度の檻
凍てつくような2月の夜だった。神崎瞬と助手の敷島玲香は、招待を受けて八ヶ岳の山奥に佇む「氷室極低温研究所」を訪れていた。そこは、超伝導や物質の極低温状態を研究するための私立研究所だった。その夜、激しい吹雪が研究所を孤立させた。外部との通信は遮断され、文字通りの陸の孤島となった。事件が起きたのは、午前1時すぎだった。管理人の白石奈緒の悲鳴が、冷たいコンクリートの廊下に響き渡った。神崎と玲香、そして所長の氷室が声のした方へ駆けつけると、奈緒が「特別実験室」の重い鋼鉄製の扉の前で腰を抜かしていた。特別実験室は、内部をマイナス数十度まで冷却できる特殊な断熱部屋だった。「阿久津先生が……中で……!」扉にはめ込まれた小さな強化ガラスの覗き窓から中を見ると、床に倒れている阿久津誠の姿があった。「阿久津!おい、開けるんだ!」氷室がドアノブを回すが、ビクともしない。「だめです、内側から完全にロックされています!」この実験室の扉は、内側からの電子ロックおよび物理的な閂(かんぬき)によってのみ施錠できる構造だった。外側から開けるには、所長の氷室が持つ「緊急用マスターキー」と、白石奈緒が管理する「生体認証パスワード」の2つを同時に揃える必要があった。2人はすぐに手続きを行い、重い扉を開放した。室内の冷気が一気に吹き出し、玲香は思わず身震いした。設定温度はマイナス30度。部屋の中央で、阿久津は息絶えていた。彼の胸には、鋭利な刃物で刺されたような傷口があり、鮮血が凍りついていた。しかし、周囲を見渡しても凶器らしき刃物はどこにも見当たらない。部屋の窓は完全に固定された二重ガラスで、内側から厳重にロックされている。唯一の出入口である扉は、彼らが開けるまで完璧に施錠されていた。「完全な、密室ですね……」玲香が震える声で呟いた。「しかも、凶器が消えている」神崎は眼鏡の奥の目を細め、遺体の状況を観察し始めた。
第1章はこれで終わります。すぐ描きますのでみてください
コメント
1件
うわ、密室もの+極低温研究所って最高の組み合わせじゃないですか!しかも凶器が消えてるって…これはもう完全に「氷でできた凶器が溶けた」説を考えちゃいますね。でも内側からしか施錠できない密室ってところがミソで、どうやって犯人が外に出たのか気になりすぎます。神崎先生の冷静な観察眼に期待してます!続き楽しみにしてますね〜