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本当にすぐそこ、耳元で、俺に縋るように抱きついて、肩に頭を預けるようにして喘ぐ元貴の吐息が、耳に掛かる
溶け切って、快感だけに支配された可愛い鳴き声が、 0距離で直接脳に響き侵食していく
余裕なんて全くないくせに
「わ”か…い…あ”っっ//…はぁ、ん、…ん”っ//…わ…かい、ぃ…っ」
と俺の名前を何度も呼んで、
さっきの俺を真似て、涎でびちゃびちゃになった舌で首筋を舐めずり、甘噛みしたりしてくる
この後に及んで煽るなよ……
……エロすぎる…
あぁ……
こんな元貴みれるの、世界中でおれだけなんだ…
そう思ったらもう堪らない快感が昇ってきて、全身がゾクゾクっと震えた
「っ、…元貴っ……だすよっ…」と告げてから、 元貴のなるべくいいところに当たるように打ちつけ、ふっと息を止めて、欲望と愛情を元貴の中に注ぎ込む
「ひぁ、あ”っんっ……ゃ…あ”…あぁあ…/」
とどめを刺すような、元貴の喜悦。
達する最後の最後まで元貴がぎゅうぎゅう締め付けてくる刺激と俺の脳内を犯す声、元貴の中の奥の方を自分の白濁が制圧していく背徳感
もう……
脳…が……溶け…る…
限界の我慢に我慢を重ねたせいで、いつもの倍くらいには長い時間絶頂してたと思う
…徐々に、意識が現実に戻ってきて、あまりの快感に思わずぎゅっと瞑っていた目をうっすらと開けた
どうやら、ちゃんと元貴も俺と一緒に絶頂したようで、俺の肩に頭を預けたままで息を必死で整えながら
「ぁ…ぁっ、…」と身体を振るわせて、快感の余韻に浸っていた
元貴がちゃんと達したことを確認する前に果ててしまった事を反省しつつも、 とりあえずは独りよがりな事にならなかった事にほっとして、
自分も息を整えようと、はぁーっと大きく息をはく
ぐでっとして目に涙が滲んだ元貴が、懇願するように力ない手で必死に俺の腕を掴んできて、
「お願い…今、…やだ……やだ…」と途切れ途切れに言うもんだから、 あぁ…無理させすぎた…と思った
「…ん…心配しないで。大丈夫。」と精一杯優しく答えて、そっと髪を撫で続ける
しばらくじっとそうしていて、元貴の痙攣がおさまって、呼吸も随分安定したのを確認してから、
「元貴…?ちょっと動くね?」と了解をとって、抱きしめるような体勢のまま元貴側にそっと倒れ、自身を最大限優しく引き抜く
…ヌチャっ…
「っん…」
抜いた刺激でヒクっとなった元貴の秘部から、
ドロぉっと、さっき自分から大量に出たであろう白濁が流れ出てきた
自身を伝う俺が感覚で分かるのか、
「…ぁ…ゃ…//」と、か弱く呟く元貴
初めてみる光景に
「うわ…エっ…ろ……////」
と思わず口にだしてしまって、 やばっ馬鹿っと思い即座に口を覆った
「…ご、…ごめ…、」
元貴の反応を、恐る恐る見る…
さすがのデリカシーのなさに本気で怒られるっ
と思ったけど、元貴の反応はまるで違った
わずかに身を捩って、
繊細な指先を纏った手の甲で目元を覆い、 指の隙間からは顔を赤らめた艶めかしい元貴の、どこか挑発的とも取れる熱線が俺に向けられていた
…ただ、ただ、色気……。
一瞬でさっきの情事がフラッシュバックする
…う…わ……
やばい、
やばい、、…俺鼻血でそう、、、
…、え、でてないよね?と本気で馬鹿なことを考えて、自分の鼻を手の平でぬぐって確認する
え…?///てか、今日の元貴なに…//?
スペシャル元貴すぎるだろ…
なんの試練…?これ……
幸い、確認した手の平には鼻血はついてなくて、
「あ、、よかった…///」と俺の口がまた勝手に動く
「……」
元貴が一瞬、わずかに手を退けてこっちをじっと睨んだ
「………よかった…??…何が…?」
「ぁ…ちが、ぅ…//」
「……」
ちぐはぐな会話に、再び力なく、諦めたように目元に手をおろして元貴が呟く
「…もう〜…訳わかんないのやめろ?…お前まじで……」
「涼ちゃんみたい…お前、、涼ちゃん…?…」
俺結構本気で恥ずかしかったのに…とでも言いた気な、呆れたようなつっこみで、弁明したかったけど、俺の頭はもう、
元貴がかわいい…!元貴が綺麗…!…元貴がエロい!
で埋め尽くされてロクな言い訳を考えられなかった