ん?……ここどこ?
目を覚ますと、見たことない部屋。
服はちゃんと着てる。
ふかふかのベッド。周りを見回してみると、本棚には、数冊の本や、筋トレの本。
男性の部屋だということはわかった。
ってことは、ここは……
え?
待って………
とりあえず、布団から出て、綺麗にたたんで、少し髪を整え、部屋をでてみる。
なんとなく、リビングかな?と、あけると、リビングで。そこには深澤くんが寝てた。
その横には布団が1つ……
あー、私が寝ちゃったから……
仕事かな……
どうしようかと、戸惑ってたら
深澤「ん……あれ?起きたの?今何時?」
少し枯れた声できいてくる深澤くん。
スマホをみて、時間をこたえる
○○「いま、6時半」
深澤「え、まだ?てか起きるの早くなーい?」
○○「ごめん、起こしちゃったよね…私いつも5時半には起きてるから…目覚めちゃって…」
深澤「なるほどね… 」
なんて話をしてたら、玄関が開く音がした。
○○「え?」
深澤「あ。照じゃない?多分ランニングから帰ってきたんだと思う」
え??
照「あ、2人とも起きてたんだ。早いね(笑)ふっかにしては珍し(笑)」
深澤「最近は早起きだから(笑)」
照「あ、体調だいじょぶ?二日酔いとか…」
○○「え?あ、はい…。」
照「あ、シャワー浴びる?」
○○「いや、そんな……」
深澤「遠慮してる?わら」
照「顔くらい、洗ってきたら?」
そう言われどうしようかと迷ってると、
照「こっちきて?」
そう言われ、ついていくと、
照「脱衣所、こっち、トイレはここ」
○○「あ。はい……」
照「タオルはここにあるやつ、使って?人のが無理とかなら、新しいのだすけど…」
○○「あ、いや、大丈夫です……」
照「ほんとにシャワーも遠慮しないでいいからね?笑。なんなら上くらいなら着替え…」
○○「いやいや、ほんとに大丈夫です。それに着替えは一応あります。仕事道具に……」
照「だったら、シャワー使いなよ?あ、お湯浸かりたいなら貯めるよ?」
○○「いやいや、そんな……」
脱衣所で2人………
その状況すら、緊張してるし、
ここ岩本さんの家だということに、とんでもなく緊張しちゃってる。
深澤くんがいるのは救いだけど……
照「とりあえず、どうする?お湯張るなら張るし、俺とりあえずシャワー浴びるから。」
○○「あ、す、すみません💦」
慌てて、脱衣所をでる。
リビングでに戻ると、深澤くんは布団を片付けてた。
深澤「あれ?一緒にシャワー浴びてたんじゃないの?わら」
○○「へ?は?…………んなわけないでしょ!!///」
深澤「あはは!わら。面白っ!わら」
結局、シャワー浴びてきた岩本さんに、お湯入れてるからと、入るように言われ、断るのもなと、お風呂を借りた。
お湯に浸かると、昨日の事を思い出した。
私……岩本さんにお姫様抱っこされて…
……///
怖かったから、凄いしがみついたけど、しっかり抱きしめてくれて。
○○「……///……あー、も、あがろ。」
思い出すだけで、恥ずかしくて。のぼせちゃいそう。
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