・ huuさんのリクエストです。
・ 緑組が喧嘩しています。
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グルッペン視点
「 … 」
何だこの空気は。
ずっとゾムとオスマンがピリピリしているじゃないか。
何かあったのかこの二人。
「 …ご馳走様 」
オスマンが立ち上がる。いつもの明るい声
では無く静かな、少し怒っているような声。
このままでは埒があかないだろう。
「 おいゾム、オスマン。何故お前らは
不機嫌なんだ。 」
「 グルッペンには関係ないでしょ? 」
「 せやぞ、グルッペンが口出しすんなや 」
……なるほど。
「 ってか元はと言えばゾムが悪いけどね? 」
「 は?おいオスマン。人に罪なすり付けようとしてるん? 」
ゾムがオスマンの胸ぐらを掴む。
「 おい、落ち着け。 」
「 どうやって落ち着けって言うん? 」
「 せや、グルッペンは関係あらへんのやから口ださんでええねん、 」
…完璧に何かあったなこの二人。
「 ってかその手離してくれない?
片付けできないでしょ。 」
「 無理や、謝ってもらうまで離さへん 」
「 …なら仕方ないよね。そっちがその気なら
こっちだって… 」
ゴキッ
少し鈍い音が耳に入ってきた。
「 ぃ”…
やりやがったなクソJK… 」
「 なんとでも言って構わんで。 」
「 おい、オスマン。流石に骨を折るなんて
駄目だろ。 」
「 仕方ないやん。離してくれへんかったもん 」
…駄目だなこりゃ。
「 ね!ゾム。そう言う覚悟でしたんだもんね? 」
「 黙れや…お前が謝ればこうならんかった筈やんなぁ…? 」
静かに蹴りを入れるゾム。
そしてそれを受け取ってしまうオスマン。
「 痛いめぅ…JKは弱いんやから蹴っちゃ
駄目、やで?w 」
殴り返す彼。
そして喧嘩がヒートアップしてくる。
「 っ… 」
「 ぁは、中々やるやん… 」
暫く経てば胸ぐらを掴んでいるゾム。
髪の毛を鷲掴みにしているオスマン。
二人とも血や痣だらけ。
「 ほらさっさと降参すればええもんを 」
腹パンするオスマン。
「 ぅ、ぐ…うる、せぇ… 」
「 … 」
ひたすら殴るオスマン。
時々抵抗しようとするが敵わないゾム。
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夕方になりやっと喧嘩が終わる。
様子を見に行けばオスマンから捕まってるゾム
そしてやけに上機嫌なオスマン。
…これゾム負けたな。
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リクエスト、有難うございました!!!
コメント
4件
JKって怖いな…
見るの遅くなってすみませんm(*_ _)m さいっっっこうです ありがとうございます
Σ(゚Д゚)スゲェ!!勝つんや!強いんやなぁ〜!面白かったぁー!