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『担当執事達に愛される日々』〜御奉仕致します、主様〜
ELEVENTH butler ボスキ・アリーナス
コンコンっ。ガチャ。
『おはよう、主様。起きてたか?』
『うん…ふわぁ…。』
『眠そうだな。今日は学校か?』
『うん…今日学校で発表会があるんだよね。』
※フォロワー様の中には学生の人もいるので学生主にしてみます!
『発表会?何を話すんだ?』
『自分の好きなことかな。みんなの前で発表するの苦手でさ。』
『そうか…主様の世界も大変なんだな…。でも帰ってきたら俺がいるからな。』
『ボスキ…うん。ありがとう。』
ボスキは私の頭を撫でる。
『気をつけて行ってこいよ。』
『うん!』
ボスキは私のことを送ってくれる。
『インテリア…少し変えてみるか。冬になったし冬っぽい部屋にしよう。主様が帰ってくる前に終わらせるか。』
俺は屋敷を出てエスポワールに向かう。
一方、その頃。
『私の好きな事は庭でお昼寝することです。暖かくていつの間にか長い時間眠ってしまいます。でも冬になって寒くなるので気付いたら私の上に羽織が掛けられていました。それが心地よくてまた眠ってしまいます。それを嬉しそうに眺める私の好きな人。きっとその人が私に掛けてくれたんだと思います。』
発表終わり
※好きなことを発表というよりはなんだろう。
惚気……話?
『ねぇねぇ。さっき話してた羽織かけてくれたのって彼氏?』
『か、彼氏では無いけど…』
『えーどんな人?かっこいい?』
『年上で…かっこよくて強い人かな?』
『えー!めちゃいいじゃんー!』
『あはは……』
(300歳プラスαなんて言えない。)
学校が終わり、屋敷に帰る。
デビルズパレス 自室にて。
『主様。インテリア変えたんだ。どうだ?』
『可愛い!冬仕様になってる!これ、スノードーム?』
『あぁ、ひっくり返すと雪が舞うようになってる。それでカーテンも変えてみたんだ。』
『冬らしくていい色だね。ありがとう。ボスキ。』
『インテリア担当として当然だ。今日もお疲れ様だな、主様。』
『あのね、ボスキ。』
『ん?』
『今日の発表で好きな事を話したんだ。それでね、お昼寝することって答えてボスキのこと話したの。いつも庭で昼寝してるときに羽織をかけてくれるのボスキだよね?』
『っ……』
(離れている時も俺のことを…。)
『俺のことを話してくれたんだな。
凄く嬉しい。俺もこっちにいて主様のこと考えてたぞ。早く会いたいって。』
『ボスキ…。』
『今日…一緒に寝るか?』
『えっ!』
『ふっ。なんてな。安眠サポートだ。』
『あ、そ、そうだよね。』
『ふっ。期待したか?』
『っ…し、してないもん。』
(バレバレだ。主様。)
次回登場する執事
ヒント メープルワッフル大好きで主のことを
こき使う(ディナーショーにて)
推しにこき使われるの嬉しい(明らかに私情)