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「ガラガラ」
引き違い扉の扉が開いた。
「おー、お前らー、席着けー」
そこには、四十代前半くらいの、男性が立っていた。
「えー、1-Cの担任になった、石川直人だ、漢字で書くと、よく【なおと】と読み間違えられるから、よーく覚えとけ、俺の名前は、【なおと】ではなく、【なおひと】だ。」
(どーでもよ)
密かに桃瀬は思う。
「えー、では出席番号順に自己紹介、内容は各自決めてけ〜。」
「1番、朝井柚香です！好きな食べ物は柑橘系のフルーツです！特技として、本を読むのが速いです！よろしくお願いします！」
「2番、阿賀目夏生です。読者が好きです。漫画よりアニメ派なので、よろしく。」
「3番、石川界人です。彼女居ませーん、ていうか、いりませーん！！…じゃ、次」
「4番、羽花美智香です。猫が好きで、家で2匹飼ってます。1年間、よろしくお願いします。」
「5番、大和田李千佳！好きな人は、居たけど、もう嫌いになりました〜。てことでよろ〜」
「6番、加藤悠斗、……よろしくお願いします…」
「7番、佐倉花香です。特技はダンス！趣味でもあるかな〜。じゃあ、これからよろしく！」
「8番、園田學、好きなことはサッカー。皆、これから卒業までよろしく。」
「9番、高城怜です。名字呼びは、あまり好きじゃないから、よかったら下で呼んでくれたら、嬉しいです。」
「10番、戸崎朔。俺、耳、あんま聞こえないから。よろしく。」
「11〜、野川義勝〜、面倒くさがり屋ってよく言われる〜、じゃぁよろ。」
「12番！羽和奈々です！誕生日が、7月7日なので、奈々なの！！これから仲良くしていこ〜！」
「13番の日々川愛莉でーす。彼氏募集中でーす笑！よろしくね♪」
「14番…保住龍一、寝る気満タンです。じゃ、バトンパスで、」
「15番、松山佳奈。後ろの流奈と双子で、私が姉です。これからよろしくね〜。はいっ次〜！」
「じゅ、16番の松山流奈です…。佳奈の妹です…。よ、よろしく…お願いします…」
「17番の南川穂乃果です。大阪から来ました。関西弁にならんよう…ならないよう気ぃ…気をつけます。」
「18の村丘英志です。ゲームが好きです。よろしく…」
「19？番の目坂隼人です。趣味は特に無いけど、強いて言えばギターかな。よろしく。」
(次は…)
「え、えっと、2、20番の、も、萌田、海莉です！そ、その…」
(ま、マスク美女…！！え、も、萌田…さん？！な、名前まで可愛い…！！)
「よ、よろしく…お願いします…。」
(か、可愛い…、可愛すぎて、死にそう…)
「…瀬、21番！桃瀬！早くやれ!」
「！あ、えっと、21番、桃瀬晴翔です。特技で、電子機械を取り扱う事？です。よ、よろしく。」
(あー、キンチョーしたー。)
「22番、山本祐介です。絵ぇ描くことが好きです。よろしくお願いします。」
「23の夢野です。…夢野香里奈です。よろしく…ね」
「最後の渡川輝正です。今後、宜しく頼みます」
こうして、計24名の自己紹介を終えた。
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