テラーノベル
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柘榴とAI

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夢愛
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ラストコールまで後一時間
「エヴァン、貴方はもう休んだほうが良いわ。後は私がやっておくから。」
彼と目が合うとすぐそらされた。聞こえていないと思い、彼の横まで近づいた。
「エ〜ヴァ〜ン〜!聞こえる〜?」
「き、きこえてるっ!」
「後は私がやるから休んでて。」
彼は驚いた顔をしてこちらを見つめた。
「な、何よ。貴方は今酔ってるのよ?酔っ払いを働かせていられないわ。」
「いいや、何でもない。おことばに甘えてやすませてもらおう。」
彼は奥のテーブル席に座った。前髪を上げて、目を手で隠していた。
後片付けも終わり、エヴァンのもとへ行くと彼は辛そうにこちらを向くから私はつい言ってしまった。
「エヴァン?本当に大丈夫?暑そうだわ。熱はないかしら。」
彼の額に手を当てるとかなり熱い。お酒を飲んだから?バーテンダーである私も酔うことはあるけれど一口で酔うほど弱くないわ。最高三杯くらいかしら。
「暑くない?部屋で休んだ方が良いわね。歩ける?」
「……ベル、手を繋ぎたい。」
「良いけれど、やっぱり少しふらついてるわ。」
彼と手を繋ぐと、子どもの相手をしているような気持ちで楽しくなった。
「まるで子どもと親みたい。」
「ぼくは大人だぞ!」
「ええ、でも今は口調も子どもみたいだわ。可愛いわね…。」
「……ぼくをなめすぎだ。」
握られた手を引っ張られ、壁に押し付けられてキスをされる。
「っ!んっ、〜っ!」
彼の胸をとんとんと叩くと離してくれた。
「っぷは!え、エヴァン?どうしちゃったの?!」
「きみがぼくをこどもと言うから……。」
プライドを傷つけてしまったらしい。エヴァンが私に好意があるはずがない。
じゃあ、さっきのは何だったの?
まるで、夢を見ているみたい………………。
コメント
1件
第3話、読み終わりました…!エヴァンが酔って子どもっぽくなるギャップが可愛いのに、急なキスで一気に大人っぽくなる感じ、すごくドキドキしました💘 ベルが「夢みたい」って思う気持ち、わかるなあ。酔ってるからこそ出る本音なのか、それとも…?続きが気になります!