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ブルークさん頑張れ!✨ スマイルさん可愛すぎます、 なかむさんも腐のニオイガ、。 すいません🙏、笑 きんときさんもナイスすぎます、!
待ってたぞ ー !!! 続き待ってるぞ ー !!! 面白すぎる 😖🫶🏻
「ぶるーく!お前は!まだ!認識すらされてないんだってば!」
「あ゙っ!たしかに!!!!!!!!!」
そーでしたそーでした忘れてましたどうしよう…本格的にみんなが焦ってる理由がわかってきた。
「いいか、ぶるーくは他の人達の恋愛よりも段階をふむ必要があるんだ。まず『認識』されること!」
「はい!!!」
すごい剣幕で迫ってくるなかむに、あ、そうだ。ときりやんが口を挟む。
「一応言っておくけど、スマイル警戒心解くまで時間かかるからな。その後に仲良くなって恋愛感情抱いてもらってからが本番だからな分かるか?」
「あ、っス…」
なんかほんとにやばい気がしてきた。
「てことで!きんとき議長!俺に作戦があります!」
「なんですかなかむくん」
「今年度終わるまで、昼休みと放課後はお前ら俺たちのクラスに遊びに来ればいいと思う!な!しゃけ!」
「あーたしかに。きんときときりやんの2人がいいなら…ぶるーくは言うことないだろ」
「どうせ暇だし別に俺はいいよ?な、きんとき」
「うん、もちろん」
「だってさ良かったねぶるーく」
「う、うん?良かった…」
あれ、なんか、僕より4人の方が楽しんでない?
「来たよ」
「お、こっちこっち」
次の日の昼休み、お昼ご飯の調達を終えた僕達は、シャークんとなかむがいるクラスに遊びに来た。どうしようそこにスマイルくんがいるちかいかわいいしぬ。
「…ぶるーく、ガチ恋オタクみたいになってるな」
「慣れた」
アワアワしている僕を見て、ちょっと引き気味でシャークんが言った。それに間髪入れずにきんときが重ねる。
「あぁ…オツカレサマデス」
あぁ…ってなによ、あぁ…って。哀れだなとか思ってんでしょ!!!!
「迷惑にならんように後ろで固まろうぜ」
気の利いたことを言うなかむと裏腹に、きりやんが大声で人を呼ぶ。
「おーいスマイルー」
は!?
「は!?」
「どしたの」
「いや、え、呼ぶの?」
「呼ばなきゃ意味ないじゃん」
冷徹なシャークんと押し問答している間に可愛いあの子はこっちへやってきてしまう。
「何」
あーもう来ちゃったじゃんか僕まだ心の準備出来てないのにもー!!!!!!
「一緒に飯食おうぜ」
「え、うんわかった」
あやばい隣に座っちゃったどうしよう可愛い
「知らないメンツいるけどあんま気にしないで」
「…気にしてなかった」
「だろうと思ったけど」
なかむはこれが通常運転だって分かってるのか、あまり喋らないスマイルくんのことはあまり気にしていない様子。僕が珍しく黙っていると、きんときが慌てて言った。
「あ、やべ、お箸貰ってない」
「え!?じゃあ俺のも一緒に買ったからついてないじゃん」
どうやらきんときときりやんの買ったお弁当にお箸がついていなかったらしい。
「じゃあ僕のもついてないかも」
「いやお前手に持ってるのなんだよ」
「…お箸だ!」
ほら、あるじゃん。手に持ってるのに一生懸命周りを探しちゃうやつ。(´>ω∂`)テヘ☆
「俺ら箸貰ってくるわ」
「じゃあ俺ジュース買いについて行く」
え、なかむ?
「シャークんもなんかいる?」
「…… 何があるかわかんないからついて行こうかな」
ちょっとシャークんまで!?
「「「「じゃ!」」」」
うん、気まずい。
僕達だけじゃない?面識ないの。
とりあえず何か…何か話さなきゃ!
「ねぇ」
「ん、」
ん、だって。なにそれかわいい!!!!
「スマイルくんってさ」
「スマイルでいいよ」
「じゃあ僕も呼び捨てしていーよ!スマイルさ、ゲームとかする?」
「する」
「ホラーゲームとかできる?」
「まぁ…できなくもない」
「え、ほんと?じゃあさ、僕んち来てみんなでホラゲやんない?」
「今度の土曜は空いてる」
「じゃその時みんなでやろー!」
「うん」
よっしゃ勝ち!
よくやった!
よし!
一方その頃
「そろそろ帰っていいかな」
「ダメだきんとき、まだだ!まだイチャイチャが足りない!!!」
「あんまり長くても怪しいだろ…ていうか、なかむどうした?なんかオヤジ臭いよ」
ちょうど教室の中にいる2人が見える位置に隠れた一行は、いい感じに仲良くなってそうなことを確認しながら時間を潰していた。
「そういや、シャークんよくあそこで空気読めたよな」
「なんか「読め」ってなかむに目で言われた」
「怖…」
「まずあの箸のくだりはきんときのファインプレーだわ」
「気づいて乗ってくれたのはきりやんだけどな」
実際はきんときのお弁当にも、きりやんのお弁当にも、箸なんて当たり前に付いていた。でももどかしい雰囲気を感じたきんときがそれっぽい嘘をついて2人だけの環境を作ったのだ。
「はぁ……たのしいこれ」
「なかむ良かったな、人の恋愛ごととか好きだもんな」
ボソッと呟くなかむにシャークんが反応した。
それに続けてなかむがまた重ねる。
「本音を言うならアイツらが女の子だったらな……って思ってる」
「百合豚がよぉ……」