「」→会話 「」の隣→音、行動など 何もなし→日帝の心の中
日帝視点(ここでは日帝は男だよ)
今日は先輩の紹介でイタリア王国さんに会う。先輩はイタリア王国さんと前から面識があるらしい。
日帝「あの、先輩。イタリア王国さんはどのような方なんですか?」
ナチ「あいつは、そうだな…。ヘラヘラしてる一面やヘタレな一面があるな。あとは、周りをよく見ているなと感じることがしばしばあるな。それと、あいつに嘘をついたり、それを誤魔化そうとした時にそれをバレないようにするのは至難の業だ…いや、だがあいつはアホだしな…。」
日帝「そうなんですか。」
着いた嘘を誤魔化すの至難の業…か。それは、はまるで先輩の体験談だな。
ナチ「ここの部屋の中だ。イタ王入るぞ。日帝を連れてきた。」ガチャッ
イタ王「わぁ!初めましてなんね!」ギュー!(抱きつく)
日帝「わぁっ!?は?え?」
異国の挨拶…抱きつかれるのは本当に慣れないな…
ナチ「やめておけ、まだ日帝は慣れてないんだ」
イタ王「あはは、ごめんなんね!」
日帝「いえ、大丈夫ですよ。私としても、そろそろ慣れなけらばいけませんから!」ニコニコ
正直、欧州の奴らは苦手だ。どうせこいつらもアジアのことを、我々を下に見ている。
イタ王「…へぇ〜ボソッ」
なんだ?
日帝「あの、?」
イタ王「ん〜?」ニコニコ
日帝「いえ、申し遅れました。私は日出る国の大日本帝国です。お気軽に日帝とお呼びください。どうぞよろしくお願いします。イタリア王国さん。」
イタ王「よろしくなんね!」
日帝「イタリア王国さんのお話は常々先輩からお聞きしています。頼れる仲間だと。私自身とても会うのが楽しみで…。お恥ずかしながら少々はしゃいでしまっています。」
あぁ、反吐がでる。
イタ王「なかなか面白そうな子なんね♪ボソッ」
なんなんだ、さっきから。
日帝「どうしました?イタリア王国さん。」ニコニコ
イタ王「僕、日帝と二人だけで話してみたいんね!」
日帝「え?」
は?一体何が目的だ?
ナチ「俺は構わないが。日帝は大丈夫か?」
日帝「あ、はい。大丈夫です。」
ナチ「そうか。なら俺は先に用事を済ませてくる。二人でゆっくりしていてくれ。」部屋から出ていく
なんなんだ?一体…
日帝「あ、あの、どうかされまし…」
イタ王「ねぇ、日帝。」
なんだ、この空気?圧力とはまた違う…
日帝「な、なんでしょうか?」
イタ王「もっと楽にしていいんね!ほら!そこに座るんね!」
日帝「それでは失礼して。」座る
イタ王「どうしたんね?」
日帝「え?」
イタ王「もっと楽にしていいんよ?」
日帝「ええ、ですから、ここに座らせていただ…」
イタ王「違くて、」
日帝「えっと、なんのことかさっぱり…」
イタ王「だから、それをやめるんね。その…」
日帝「…一体なんのことですか?私は愛想笑いなんて、少しも…」
イタ王「ふーん?で、本当は?」ニヤニヤ
日帝「ですから、私はそんなこと…!」
イタ王「ほらほら、そんなに意地を張らないで!もっと楽にするんね♪ね?日帝。その方が楽なんね?」
日帝「…」
イタ王「それに、日帝は本当に僕ら、君のところのいいかたで言うなら欧米のこと、本当は…」
日帝「…!?」
イタ王「日帝がパリ講和会議でアジアの人種差別撤廃についての意見をだしたんね。その意見は多数決で過半数の賛成を得たが…欧米が全会一致で決めなければならないといいだしたんね。それ以前の意見は多数決で決めていたなまあ関わらず、なんね。」
日帝「チッ。貴方、何が目的です?イタリア王国さん。」
イタ王「あはは、本当に面白いんね!」
日帝「そりゃあ、嫌いですよ。あいつらは…!英国だって、同盟を組んだりしましたけど、あいつは、あいつは、私の大切な国民を見殺しに…!!」
イタ王「ノルマントン号事件。イギリス船ノルマントン号が沈没した際、イギリス人の船長と乗組員は脱出したものの、 日本人の乗客が全員水死してしまった事件。船長らは裁判にかけられるも、幕末に結んだ条約で治外法権をみとめているため、日本の法律で裁くことができず、結局彼らに罰は与えられなかった…あってるんね?」
日帝「あぁ!そうですよ!そんな奴ら…!」
イタ王「まぁ、それもそうなんね。日帝が僕らをどう思うかは、僕は知らないんね。でも、僕は日帝とナチたちとならうまくやっていける気がするんね♪」
日帝「私としても、貴方達とはいい付き合いをしたいと思っていますよ。好き嫌いだけでは世の中生きていけませんからね。」
イタ王「それは良かったんね!僕のことはイタ王でいいんね。あと、敬語は使わなくていいんよ!」
日帝「わかった、イタ王。これから、よろしく頼む。」
イタ王「こちらこそ、なんね♪」
コメント
2件
イタ王さん見抜くの本当凄いなぁ..ギャップッ..好ッッ
すこ♡