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はい ! どうぞ !
桃「ふ、双子…??」
唐突な発表に思わず困惑する。
…もしかして初兎が言ってた「救いたいアイツ」ってこの人なのか?
白「ほら〜、いむちゃんかわええやろ?♪」
水♀「ぅ…、辞めてよ……(照」
初兎がほとけさんの頬を軽く突っつく。
それを満更でもなさそうに受け入れている、ほとけさん。
さすが2人相性が良さそうなのがぷんぷんに伝わってくる。
青「…俺らのほうが相性ええけどな」
桃「変なとこで競うなバカ。」
軽く頭を突っつくと痛くなさそうに「いてw」と笑われる。
場が和んだ瞬間また、初兎が口を開く
白「つか、なんで居るんですか?」
いちばん大事なことを訊いてくる。
それに対してどう返答しようか考えているとすぐにまろが口を開く。
青「お前のことだよ初兎。」
青「初兎のこと知ってそうだったから居れてもらってたって訳。」
初兎が「そうなん?」ってほとけさんに問いかけると静かに1つ頷く。
そうすると初兎がどこかに隠れてた固まった雰囲気が無くなり、いつものあのラフな感じに戻る。
それにまろも感じ取ったのか少し体制が緩むのを感じる。
白「……どうする、いむちゃん。ここで話したほうが僕はええと思うんやけど…?」
水♀「……こっちがないこさん?」
まろの方を指さしてそう呟く。
俺のことを知っていたのか?顔を見たことないから知らないのも当然だが、2択を間違われると流石に面白いな。
初兎は知り合いだからこそなにも気にせずに大きく口を開いて笑う。
「こっちだよ」って今度こそ俺の方を指さす。
水♀「貴方がないこさん…?」
桃「そうですね…?」
不思議そうに問いかけると、彼女の顔が一瞬だけ明るくさせて1言呟かれる。
水♀「…初兎ちゃんから聞いてました……」
水♀「…その、隣の青色の人も含めて…、私…少しだけ和らぎました。」
何がなんなのかわからないまま話が進んでいく。
それに対して初兎は気づいていたのかニマニマ笑っている。
水♀「…ごめんなさい、少しだけ話。」
水♀「付き合ってくれますか?」
そう言って軽く握られた手は冷たく微かに震えていた。
続く…
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