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#このキャラでログインしたい
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うおおおおお!第62話めっちゃ面白かった!!😭💕 まさかの4card(40超えると男は辛いよさん)がサブキャラで登場!しかもグラディエータースタイルで突っ込むとか最高にロマンすぎるよwww シロちゃんが内心「おかしい」って思ってるのめっちゃわかるし、逆にそれが笑える😂 ナナさんとの掛け合いも相変わらず可愛くて、早乙女さんお疲れさまですのシロちゃんの優しさにじんわりきた…! 三人揃ったらもう無双だね、このバランス好きすぎる🥺✨ 次回も楽しみにしてます!くろぬかさんありがとう!!
「ねぇぇ“シロ”ちゃぁぁん、お泊り会しよぉぉ~? オフ会、オフ会をお家でやろうよぉぉぉ」
「ですから“ナナ”さん。ウチは、その……家主が兄ですので、お兄ちゃんの許可を取らないと無理です……少なくとも、私の独断ではちょっと……」
本日、急に呼び出しを貰ってしまった。
そして、その相手にひたすらくっ付かれている。
ガンサバという殺伐としたゲーム内で、貴女は懐いた犬か猫ですかって程に。
いや、ペットを飼った事無いんですけどね?
一回で良いから飼ってみたい、という感想は違うと思うので……あえて言うのなら、そういうのをモフれる空間に行ってみたい。
猫カフェとかは聞くけど、一人じゃ入る勇気無いし。
うん、そうだな。
もしも、本当にペットを飼うのなら猫が良いかな。
リアルの私は身長低いし、力も弱いので。
小型犬でもお散歩の時に引っ張られちゃいそうだから、やっぱり猫かなぁ……。
などと、物凄く関係ない事を考えながらseven……ではなく、今は“ナナさん”に引っ付かれていた。
なんでも早乙女さんから、私がお弁当を作ったという話を聞いたらしく、自分も食べてみたいそうだ。
料理するくらいは、全然良いんだけど。
ウチにご招待するのはなぁ……私の借りている家って訳じゃないし。
でもお友達が家に来るとか、お泊りするって良いよね。
一回もやった事無いから、お兄ちゃんにおねだりしてみようか。
この人ならそこまで歳も離れていないみたいだし、案外OK出してくれるんじゃ……。
「あ、てかてか。今日は“クロ”さんは居ないの? グレーと出っ歯は? 皆面白いから、私としては全然“ご一緒”OKなんだけど。むしろウェルカム」
「あ、えと。グレーさんと出っ歯さんは、なんだか最近あんまりログイン出来ないみたいで。クロさんに関しては、ナナさんからお誘い受けたら、“女の子同士でプレイしてみるのも面白いかもよ”って……」
「え、もしかして私クロさんから嫌われてる?」
「いえ、多分違うと思いますけど。そういう感じはしませんでしたし、クロさんも最近は何か訓練しているみたいで。今日はそっちに時間を割り当てるんじゃないですか?」
とか何とか会話をしつつ、ベタ~とくっ付くナナさんを引き剥がすの諦めてから。
今日はどうしましょうか~みたいな感じで声を上げて、ボケッとしていると。
「じゃぁさじゃぁさ! 配信――」
「うっ!?」
「――は、シロちゃんがそうなると思うので。もう一人増やせたら増やしても良い!?」
もう一人、というと?
もしかして、ナナさんのフレンドとかだろうか?
そうなって来ると、私は置物の如く存在が薄くなると思うのだが。
それでも良ければ……なんて、とりあえず了承してみると。
彼女は端末を取り出してから、「外部通信にして~」などとボヤいてからスマホを耳に当て。
「あ、もっしもーし。どーもどーも、今忙しいですかー? あ、平気? であれば、ちょっとログインして欲しいっていうか。あ、メインじゃないでーす。ホレホレ、サブキャラでログインしちゃって下さいな。今ならなんと! シック――じゃなかった、シロちゃんも一緒に居まーす」
何かよく分からない会話をしているけど。
え、えぇと? 私の事を知っている人?
もしかして彼女の視聴者さんで、この前の配信にチラッと写った私を覚えている、程度だったりするんだろうか?
だとしたら、やっぱり気まずい気がするんだけど……などと思いつつ、待つ事数分。
「失礼、少し質問させてくれ。君達は“ナナ”と“46leather”さんであっているだろうか?」
なんだか、やけにムキムキの人が声を掛けて来たではないか。
そして私の気のせいでなければ……最初の賞金首の集会で集まって居た、件のムキムキの人そっくりなのだが。
つまり、この人は……。
「ちょっとー、なんで私だけ呼び捨てなんですかー? あ、もしかしてコレ、アレですか? ライバー同士だったらよくある、“匂わせ”? ありゃりゃ、私と実は仲良いアピール?」
「断じて違う。そもそも連絡を取って来るのは大体君からだろうが、セブ……ナナ」
やけに仲良さそうな雰囲気を見せるナナさんが、クネクネと身体を動かしながらおかしな事を言い始めると。
彼はものっ凄く呆れ顔でため息を零しながら、スパッと切り捨てたではないか。
そんでもって、間違いない。
この人、4cardだぁ!?
「え、えと……その、勘違いじゃなくて、えと、本人……ですよね? あ~何と言えば良いか、“4番目”というか」
「あぁ、こっちじゃ名前は伏せるが。本番と訓練以外では初めまして、だな? 約束通り、サブキャラだけは作っておいた。改めて、こっちでも頼む。“六番目”」
そう言って、フレンド登録用の名刺を差し出して来る相手。
コレを受け取り、名前を確認してみると。
「……“40超えると男は辛いよ”、さん」
「実際にはギリギリ30代なんだがな? 俗に言うアレだ、年齢のサバ読みだ」
「サバを読むって、普通は下に設定するモノなのでは……」
という事で、“40超えると男は辛いよ”さんがフレンドリストに登録された。
ネトゲの名前は基本適当、それは分かった。
けどココまで適当な人を初めて見たかもしれない。
コレはいったい、どう呼んだら良いのだろうか……。
「では、二人共よろしく頼む。ナナと“フォーティシックス”、で良いかな? 呼び方は。此方は本当にふざけたステータスにして、“ロマン”を追い求めるつもりだ」
なんて言ってから、彼はフフンと胸を張ってみせるが。
おぉ、大体皆私の事をシロって呼ぶけど、4cardの場合そっちの方が呼びやすいのかな。
「皆は大抵、シロって……呼びます。どちらでも、呼びやすい方で」
「シロちゃんの方が良いかもね~? 名前モロ被りにしたの、“担当さん”からめっちゃ怒られたわ~」
ケラケラと笑っているsevenだけど、なんというかウン。
早乙女さん、お疲れ様です。
ホント、お兄ちゃんさえ許してくれればお夕飯も作りますので。
是非お泊りに来て下さい……寝床は、私の部屋を全部貸しますので。
こっちはリビングのソファーか、お兄ちゃんの部屋で寝るのでお気になさらず。
「では、皆に合わせてシロと呼ばせてもらおう。“さん”も付けた方が良いだろうか?」
「あ、いらないです。フォーに……不味い不味い。フォーティ? で良いのかな? から、さん付けで呼ばれるのも、なんか違和感があるので」
「ハハハッ、そう呼ばれると俺の方も怒られてしまいそうだな? 呼び方ではそれこそモロ被りだ。普通に“おじさん”とかで良いぞ?」
「お、おじさんって……」
「わーい! それじゃ私は“おじさん”って呼ぶー!」
彼もなんだか、いつもとは全く違う軽いノリになってしまったが。
とりあえず、前に言っていた通り4cardもサブキャラで此方に参戦したという事で良いみたいだ。
賞金首の真似をして、ナンバーズ的な名前の人も増えて来たって言うし……呼び方、40で良いよね?
もしも運営側に怒られた場合は……諦めて、私も“おじさん”って呼ぶ事にしよう。
「では、何から始めれば良いんだ? 実は、普通にストーリーを進めた事が無いんだ。仕事として仮想ステージばかりだったからな、ガンサバイブオンライン初心者と言って良い状態なんだ」
4cardまで、なんか初心者詐欺みたいな事言い始めたけど。
同じく初心者詐欺を働いていたsevenも、それはもうノリノリで説明を始め。
結局私達は、三人で彼のメインクエストを進める予定に決定した。
それぞれ得意分野は外すって事は徹底するみたいだから、良いんだけどさ。
賞金首が三人、ここに揃ってますけども。
コレ、傍から見たらどう見えるんだろうか……。
◆
「うぉぉぉぉ!」
「ぶははははっ! 強っ! それで強いのオモロッ! おじさん最高!」
大きな声を上げる4card……じゃなかった、40が盾を構えながら突っ込んだ。
逆の手には、マチェットを持って。
おかしいな、コレは銃のゲームだった筈なんだけど。
気のせいじゃ無ければ、戦場にグラディエーターが現れてしまった。
確かにね? それはリアルの、しかも現代の戦闘ではあり得ないから、“ロマン”かもしれないね?
でもキャラの方向性、絶対間違っている気がする。
そして彼に続くのは、相も変らぬサプレッサーを付けたハンドガンを振り回すナナさん。
ある意味、二人共凄く軽装になっちゃった!
「シロ! カバー!」
「は、はいっ!」
しかし指揮能力だけは相変らず4cardの様で、此方が弾をバラ撒いて相手を威嚇すれば。
二人はそのまま敵陣に突っ込んで行く。
文字通り、突っ込んで行く。
これはアレだ! ある意味私達が賞金首って絶対バレない戦闘だ!
という事で、必死で二人の後を追いかけ回し。
私に出来る事は、威嚇射撃のみ。
当たらなくても良いからばら撒き、相手を警戒させて隠れさせる。
するとその場に向かって、グラディエーターが突っ込んで行くという超ゴリ押し作戦。
背後にピタリと付いた女スパイみたいなナナさんが、非常に良いサポートをしているのか。
不思議な事に、今の40が6key以上の近接戦をかましているのに全然キルを取られない。
や、やっぱり賞金首って皆凄いんだ……。
思わずポカンとしてしまう様な戦場を眺めながらも、こうして私達三人のサブキャラでのお遊びは始まったのであった。
いやうん、コレ色々おかしいよね!?