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Episode2
_魔男のイチ、誕生_
_イチSide_
マンチネル魔女協会内にて_
イチ「天井がッ!!高い!!」
イチ「石の地面か?何だこの模様は柱は木なのか?見たことない木肌だ!なんで全体がキラキラしてるんだ…ひとつも分からん!」
デス「お上がりさんめ」
イチ「床削っていいか?」
デス「採集するな」
デス「とにかく……揉めるな、いいな?」
イチ「分かった!」
デス「にしても人が少ねぇな…出迎えもねえとか…」
イチ「…?」
シラ「サチキラーー!!!」
イチ「!?」
シラ「身長165cm!体脂肪率11%!体重60kg!」
シラ「見事な筋肉ダルマだ!!健康体で柔軟性もある!そして本当に男なのに魔力があるじゃないか!!」
シラ「これで2人目だな!!だが信じられん!!よし!〇ん〇んを見せろ!!」
イチ「なんなんだお前は!!」
クムギ「す、すみませんイチ様!師匠!ステイステイ!」
クムギ「イチ様!髪の毛を1本くださいませんか!?」
クムギ「ポイッ!!」
クムギ「一同整列!」
クムギ「ようこそデスカラス一行様!本日は我々魔女研がおふたりをご案内いたしますっ!」
イチ「あっ!昼間の!」
クムギ「その節は背後からどうも……」
クムギ「こちら接近許可書になります!」
イチ「接近許可書?」
クムギ「マネーゴールド様とサリバン様からのお触れで…」
クムギ「許可がなければイチ様に近付くことは静止されております!」
デス「道理で誰もいないわけだ」
クムギ「えー…そして、あちらが我が部の統括責任者、追求の魔女、シラベドンナ様です」
クムギ「シラべ師匠は珍しい被検体…研究対象に対してはタガが外れてしまい…申し訳ないです」
イチ「魔女ってあんなのばっかなのか?」
デス「……ソンナコトナイヨ!」
クムギ「お見苦しいところを失礼しました、改めてご案内いたします!」
習得魔法登録室にて_
シラ「さあさあ!そこに立ちたまえ!」
イチ「天井…ここにも鏡か?」
イチ「……」
デス「どうした?」
イチ「いや……」
デス「そういやあいつは今日いねえのな」
イチ「あいつ?」
シラ「もうそろそろ来るはずさ2人目の男となれば、来ない訳にはいかないからな」
??「ごめんなさい!遅れました!」
デス「遅いぞ主役第2号! 」
??「主役第2号…?」
イチ「(…こいつは…)」
シラ「あぁ、紹介しよう!」
シラ「この子は最初の男の魔女」
シラ「入間だ!」
イチ「……入間…?」
入間「…!!」
入間「イチくん!!」
イチ「入間!!どこに行っていたかと思えば!こんなところにいたのか!!」
入間「イチくんこそ!ここに来るなんて…!」ウルッ…
入間「って!今はちゃんと仕事しなきゃ!」ゴシッ
入間「イチくん!雷狐っていうのを習得したんでしょ?」
イチ「あぁ」
入間「使って見せてくれない?」
入間「その後僕の仕事をするから!」
イチ「使う…?」
デス「魔法石の呪文!」
イチ「あぁ!」
イチ「これか」
デス「それはお前にしか読めん。雷狐の真名が書いてある」
デス「ナイフを抜いて構えろ」
デス「そんで斬撃を的に当てるイメージで真名…呪文を唱えながら降り下ろせ」
イチ「(的に…斬撃を当てる…)」
イチ「ズァッ!!」
シラ「!」
入間「(か…)」
入間「(かっこいい〜!!)」
入間「(僕も練習しよ〜!)」
イチ「ッ!」
イチ「雷狐」
ドォッ!!
クムギ「!!」
入間「…ッ!」
入間「本当に…僕と同じ…!」
イチ「大鎌でも降っているような感じだな…」
イチ「お〜い入間〜!見たか〜?」
入間「うん!!凄かったねぇ〜!!」
イチ「扱いずらくはあったがな!」
シラ「なぁぁぁるほどぉおお…!」
イチ「!」
シラ「感覚型だなキミは」
シラ「魔法は素人だが、狩りは手慣れと見える」
シラ「おもしろいね」
シラ「入間と友達なのだろう?」
シラ「入間も魔法は素人だったが、狩りは手慣れているような感じがしたからな」
入間「い、今は違いますよ!?」
シラ「分かっているさ!」
入間「そういえばイチくん」
イチ「?」
入間「的に当てずに天井の鏡に当てたの、理由あるんでしょ?」
イチ「あぁ」
イチ「クセでな」
シラ「クセ?」
イチ「強い気、特に殺気を当てられると反射で体が動いてしまう 」
イチ「あそこには」
イチ「何がいる?」
シラ「ご明察だ」
シラ「鏡を通して今まさに、協会の魔女たちが君を見ている」
シラ「君が危険な存在かどうか審査しているのだ」
シラ「君が躊躇いなく魔法を使えることは証明された。それを武器とみなすか敵とみなすか、皆の天秤は揺れている」
シラ「だから…」
シラ「そいつは何とかした方がいいと思うなぁ」
ウロロ「……」
イチ「!!」
クムギ「う、うろ…ッ!」
入間「スッ…」
クムギ「!」
入間「ニコッ」
ウロロ「なあイチ、相棒よ」
ウロロ「魔女らのやり口は分かっただろう」
ウロロ「お前を殺す気満々で監視するような連中…信用なんかするな」
ウロロ「いっそ俺様と一緒に」
ウロロ「魔女狩りと行こうじゃないか」
イチ「…ほう」
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