こちらの作品はご本人様には関係ございません。また、伊藤ぺいんのseason 1最終回のネタバレ・捏造が大量に含まれています。
本配信を見てからご覧下さい(本配信はぺいんとさんのTwitchの方で現在無料でご覧いただけます※投稿時の話なので無料で見れない場合もございます)
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pin seid
今日、この世界が終わるかもしれない。起きた時、いつもの空気感に拍子抜けしてしまったが、途中からみんなエモがったりしていた。きっとみんな、優しいから周りに心配かけないよういつも通りに振る舞っているんだと思う。
しかし、この世界が終わるかもしれない。今日会えることが最後かもしれない。その気持ちが漏れ出た結果が”エモがる”ことなのだと思う。
俺は今日を最後にさせない。だから、最後の別れなんて聞いてやらない。今日一緒に戦い、明日を迎えるんだ。
pto「ぺいん先輩、あっちの次元でも会えますか?」
….どうなのだろうか。僕は、ちゃんとあっちの次元に行けるのだろうか。僕の体は少し特殊だ。まぁ、魔法使いやらがいるこの街では普通かもしれないがやはり確信は持てない。
「会えなくてもお前の中で黄金の風は吹いているよ」
あぁ、俺も不安なんだ。嫌なんだ。この世界が終わることが、明日が来ないことが。不安にさせちゃいけないのに、俺もエモがってしまった。
pto「忘れちゃう、忘れちゃう会わないと」
みんなに忘れられちゃうのは、嫌だな。上手く、次元に行けなくてみんなに会えなくなっちゃうのは嫌だ。
「とりあえず、この街を守ろう」
だから、俺は守らなければいけないのだ。みんなとまた会うために、明日を迎えるために。
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bua-『総員、そろそろ配置につこう』
署長や市長から喝を入れてもらい、士気が上がっているときだった。署長から、無線で指示が出る。
もう、いつ始まってもおかしくない。そう改めて思い知らされた。
これから、起こる戦いでは何が起きてもおかしくは無い。死んでしまってもおかしくは無いのだ。
bua-『みんな!誰一人欠けずに、この戦いを終わらせよう!』
全員『はい!』
みんなの声が揃う。みんなが、街の住民全員が同じ気持ちなのだ。絶対に誰一人欠けてはいけないのだ。
「皇帝!ミンドリー!」
mndr-「ん?どうしたの?」
kuti「どうしたんだー!ぺいん!」
「さっき、遠隔寺とらだおが起きてきた。お前らに託すって、寝た。」
mndr-「言いそうだね、あの二人は。」
「俺たち黄金世代で頑張って守ろう。」
kuti「そうだな、黄金の光で輝きを取り戻そう。」
「絶対守ろうな、誰一人欠けることなく。また、終わってさバカし合えるように。」
kuti「当たり前だ!絶対に誰一人として欠けさせない!」
mndr-「じゃあ、約束ね。守り切ろう。」
pin,kuti「うん!/もちろん!」
らだおや電波にも託されたのだ。ミンドリーや皇帝たちと約束もした。絶対に守り抜かなければならない。
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始まりは突然だった。さぶ郎といつも通りのバカをやっているときだった。突然、この街から追い出されるようなそんな気持ちの悪い感覚が体を走り、目を閉じる。
次に目を開けた時、そこはもう戦場だった。辺りをピエロが徘徊しながら銃を撃ってくる。署員や市民、ギャングらがそれに応戦する。
どうなるか分からない戦いが、始まったのだ。
絶対に勝たなければならない戦いが、始まったのだ。
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ピエロはダークな世界の市民だった。このことは市民には共有されていないらしい。俺は市民を守る警察だ。俺が夢見たのは、みんなを守れるヒーローだ。
嫌だよ、なんの罪もない人を倒さないといけないのは。
何度も、何度も何度もピエロの死体を漁り、持ち物を確認する。中からは警察しか持てない警察バッグや、警察に支給されているアイテムが出てくる。
この人達はきっとダークな世界の警察なんだ…..
確信が強くなる。俺はどうしたらいい。倒せない、もう倒せない。
そんな時、松葉杖なので一緒に避難していたさぶ郎が撃たれた。抵抗できない、そんな時に撃たれた。
こちらに助けを求める声は恐怖で満ちていた。目の前で撃たれ、倒れる姿が目に焼き付けられる。
俺の中で何かが切れた。
俺はこの街の警察だ。この街の市民を、明日を守るんだ。俺たちの明日を守るためにはピエロを倒さなきゃいけない。共存は出来ないのだ。
守れなくて、ごめんなさい。
傷付けて、ごめんなさい。
許してくださいとはいいません。俺は俺の守るべきものを護ります。頬に流れ続ける涙は無視する。
俺はこの街を、明日を守るために戦い続けないといけない。
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ne「正直に言うとわしは過去に帰りたい」
それはミンドリーや皇帝、多くの警察署員が戦っている地区へ行こうと、自分たちが割り振られた地区から抜け出している時に言われた言葉だった。
息が止まった。
なえがずっと帰りたがっていることには気づいていた。江戸に、お子さんとお嫁さんが居ることも知っていた。けれど、嫌だった。もう会えないのは嫌だった。
「…俺も過去に帰してあげたいよ」
ne「死にとうない、嫁が待っておるから。」
わかっていた。この戦いは死んでしまう可能性がある。そして次元を移るのだから元の時代に帰れるかも分からなくなる。なえには守るべき存在が別にあるのだ。なえにとって、この戦いは良いものではないと、この戦いが始まる前に帰すべきだったと。
ne「でもなぺいん、ーーーーー」
突然声が聞こえなくなった。空から落ちる。住民たちの転送が始まったのだ。
「なえ!?」
声は聞こえない。ねぇ、なえは何を言おうとしていたの。今じゃないよ、もう会えるかも分からないのに。
この街で、まだやりたいことが沢山あった。やらなければいけないこともいっぱいあった。
ダークの連中には勝てたのだろうか、みんなは無事なのだろうか。もう確認すら出来ない。
けれど、約束をしたから。みんな勝って、また会おうと。そう約束したから。
会えた時には、バカやり合って、笑い合って、話そう。
その時までーーさようなら、またね。
そう思いながら目を閉じ、落ちていく体に身を預けた。
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お久しぶりです。おもちです。今回急ピッチ&衝動で書いたため、低クオリティです。ご了承ください。
また、低頻度ではありますがいくつか投稿できたらなと考えています。これから、こちらで投稿する作品は時系列がばらばらになったり、情報に誤りがあったりすると思います。私はぺいん視点でのストクラを書きます。楽しみにお待ち頂けたら幸いです。
ストグラseason1に関わってくださった皆様、本当にお疲れ様でした。season2も10月下旬に予定されているそうです。とても楽しみにしています。
さぶ郎さんのチャンネルで投稿されている動画もとても素敵なものでした。是非ご覧下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の作品でお会いしましょう。
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