・登場人物は全てオリジナルのキャラクターです(一次創作)
・BL要素を含みますが、やらしい描写は無いです(多分)
・設定などがぶっ飛んでいることがあると思いますが、お見逃しください()
それでもいいという人は、どうぞ↓↓↓
ずっとついて行ってたら、建物の中に入った。
ダクラはもう住むとこも見つけたんだなー、流石だわ。きっと俺より前に異世界(仮)に飛ばされたんだろうな、なら知識を共有して元の世界に帰る方法を見つけねぇと。ダクラの方が俺より収穫はあると思うけどさ。つーかこいつ適応力やばいな?さっき歩いてた時全然気づかなかったし。
おっと、ここでエレベーター(仮)に乗るのか。みんなきちんと整列してるのな、なんでそんなに均等に立ってられるんだよ。とにかく俺はダクラの隣に立って、手を握ったまま降りるのを待った。このエレベーター(仮)はなんかめっちゃ透けてて、登っていくにつれて都市の全貌が見えてきた。The・近未来都市って感じだわ。都市の中心にやたらでけぇ建物があって、空を飛ぶ車があって。現実味がないし、SF映画の中に迷い込んだみたいな感じがする。…あれ?なんか視線を感じる。ちらっと横を見ると、ダクラが目だけをこっちに向けてじっと俺を見てた。やだなぁそんなに俺を見つめるなよぉ、照れるだろぉ///
エレベーター(仮)は階ごとに自動的に止まって、そこに数人ずつ降りていく。そして上昇し、次の階でまた止まる。現実世界にあるエレベーターとは違って、このエレベーター(仮)には止まる階を指定するボタンだとか、今どの階にいるのかの表示がない。自動だからそれもいらないんだろうけどさ。
エレベーター(仮)がまた止まった。そしたら数人に続いてダクラも降りたので、俺もついて行った。
ここの見た目の説明をすると、まぁまずホテルとかの廊下を思い浮かべて?長い廊下の脇にドアが並んでるあの感じな?ただ、ここはドアがないんよ。住人が近くに来るとホログラムのドアが出現して、そこに住人がスッと入っていってる。そんで人が入ったら、そのドアが消える。部屋番号とかもないのになんで自分の部屋が分かるんだろう、と入っていく人を見ながら思っていると、俺らの先でホログラムのドアが出現した。あ、ここがお前の部屋か。つーか俺入れんの?まぁダクラもいけたんだから、何とかなるだろ!!
ダクラの手を掴みながら、思い切りドアに飛び込んだ。
俺は弾かれることはなく、ダクラと共に部屋に入れた。「おぉ〜、すげぇぇ!めっちゃ近未来的な部屋だなぁ!かっこい、っ!?」突然ダクラが俺を床に押し付けた。腕が拘束されて動かせない。「お前は何者だ!どうして俺の名前を知っている!なぜこのドアを通れた!答えろ!」「は…?え…っ?!」「答えろ!さもなければ、政府当局に通報するぞ!」
はああ?!
「えええ?!」
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