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第2章 始まり
いやぁ、あの二人を説得して仕事抜けれてよかったー、
あれから2時間くらいイロハとイチャイチャしてたけど流石にシャーレに帰ろうかなー、
あれ?なにか落ちてる
えっと、、「アビドス砂時計」?
なんだろこれ、持って帰ろ、、、
あれ持って帰る?これを?どこに?
あれ俺って誰だ?なんか、周りの音が少しずつ小さくなっていく、
いや、俺は先生だ、、忘れるな、先生の海月だ、気をしっかりもて
ヒナ「あら?先生こんなところでどうしたの?」
海月、「え?、あぁ、ヒナか、」
ヒナ「うん、そうだけど何してるの?」
海月、「あー、実はイロハに呼ばれてゲヘナに来ていたんだ」
ヒナ「へぇ、そうなのねそれじゃあ先生これからお仕事頑張ってね!」
いやぁヒナに声かけられるなんていい日だなー、あれ、ヒナって誰だっけ、名前は聞き覚えがあるんだけど、まぁいいか、とりあえずここがどこなのかそこら辺の子に聞いてみよう、私は先生だから大丈夫でしょ
海月、「あ、チナツじゃん!」
チナツ「先生!?どうしたんですか?」
海月「実はここがどこか分からなくて、」
チナツ「え、ここはゲヘナの敷地内ですけど忘れてしまったんですか?先生はほとんど毎日来ているのに、」
先生、?なんの事だろうというかののこは誰だろう、なんでここがどこか聞いたのだろう、いや、ここはゲヘナそうだ、そして俺は先生だ、、
、、、、、、、、、、、、、、、、
海月、?「その先生って、誰ですか、?」
チナツ「え、、、先生、何言って、」
海月、?「あと貴方は誰ですか、?」
こういった途端話していた可愛らしい女の子は絶望したような顔になり、泣き崩れてしまった、
海月、?「あの、大丈夫ですか、」
チナツ「それは先生の方です、何があったんですか?」
なんでこの人は俺の事を先生と呼ぶのだろう、まぁいいか、とりあえず、この子が泣き止むのを待ってみよう
5分後、
何故か女の子4人に囲まれている、そしてなにか慌てて話している、だけど何故か目が掠れてきて耳でも音があまり認識できない、何故だろう
ヒナ「ど、ど、どうしよう、チナツの話が正しければ先生は記憶が、」
あの慌てている白髪の子は泣き崩れている、どうしたのだろうか、
イオリ「いや、いつものドッキリとかじゃないのか?」
チナツ「イオリ!そんなわけないじゃないですか!先生は今まで色々なドッキリはしてきましたか、私たちをここまで心配させるようなことはしませんでした!」
イオリ「なら、本当に、」
イオリ?と呼ばれている子とチナツ?と呼ばれている子が泣いてしまっている、
アコ「ヒナ委員長と2人とも!泣いていても何も変わらないでしょう!とりあえず、最近先生に会った子になにか聞いてみましょう、」
ヒナ「それなら、」
それから10分くらいたったろうか、赤髪のすごく可愛らしい女の子が慌てた様子で走ってきていた。
イロハ「先生の記憶が消えているって本当ですか!!!!!」
ヒナ「えぇ、本当よ、」(体が震えている)
イロハ「先生!何があったんですか!」
海月、?「そ、その、貴方は、誰、、、?」
そう言うとまた他の子のように泣き崩れてしまった、
イロハ「嘘だと言ってくださいよ、これからはサボらずしっかりと仕事しますから、お願いしますよ、、、」
と泣きながら言ってくるが、俺にはこの子の記憶が無い、、、、、、
海月、「あれ、みんな、?」
その瞬間色々な記憶が流れ込んできた、
海月先生「ありがとうみんな、記憶が戻ったよ」
一同「よ、、よかったぁ」(泣いている)
海月先生「少しこの現象に心当たりがあるんだ、これを見てくれ、」
アコ「砂時計、ですか、」
海月「あぁ、そうだ、なんでか分からないがこれを見つけて触ってから記憶があやふやになったり、五感がどんどん失われていくんだ、多分だが、もう少しで俺は全ての感覚を失い、記憶を全部失う、」
みんなが絶望したような顔になり、何も言葉を発さない、この時に俺は、
海月先生「だからね、みんなに言いたいことがあるんだ、まずはヒナ」
ヒナ「グス、うん、」
海月先生「もう君を甘えさせてあげられないのが悲しいよ、だからね、大事な人をしっかり見つけなさい、分かったね?」
ヒナ「大事な人なんて、私は先生しか、」
海月先生「ううん、ダメだよいい人を見つけなさいこれが、俺からの最後の課題だ」
ヒナ「、、、」
ヒナが静かに頷いた
海月先生「次にチナツ、」
チナツ「はい、、先生」
海月先生「チナツはとてもすごい子だよ、だからしっかり、みんなを支えてあげてほしんだ、任せたよ」
チナツ「は、、はい、先生からの頼み絶対遂行してみせます、」
海月先生「それじゃあ次はイオリかな」
イオリ「ん、どうしたんだよ、変態教師、」
こうは言っているが目には涙を浮かべている、
海月先生「イオリはいつも戦闘では切り込んでくれる頼もしい子だ、だけど、だからこそ怪我が多かった、だから怪我をできるだけしないようになって欲しいんだ、分かったかい?」
イオリ「ん、わかったよ、変態の命令を聞くのもしゃくだけどな、」
海月先生「うん、ありがとうねイオリ」
海月先生「じゃあ次はアコだね」
アコ「な、なんですか、?私別に何か言われるようなことは、なにも」
海月先生「アコは、性格をできるだけ、トゲトゲせず、後輩に優しくしてあげて欲しいんだ、わかったかい?」
アコ「そ、そんなことしたこと、ないですが、わ、わかりました、先生からの最後の頼みきき、いや、賭けで先生が勝てば、頼み聞きます、」
海月先生「わ、わかったよなにで賭けをするのかな?」
アコ「それじゃあ、コイントスで!」
海月先生「わ、わかったよ、」
アコ「それじゃあ投げます、」
アコ「先生から決めてください、」
海月先生「わかった、それじゃあ、表で」
アコ「それじゃあ私は裏ですね、」
コインは、裏だった、だが、
アコ「あら、ら、表でしたか、なら先生の頼みを聞きましょうか、」
海月先生「けど、」
アコ「それじゃあ私はしっかりと後輩には優しくしていきますね」
本当に、根は優しい子なんだよな、
海月先生「あとはイロハだね、」
海月先生「じゃあ、ごめんだけど、イロハ以外はこの部屋から少し出て欲しい、」
風紀委員会「、わかった、」
イロハ「先生なんです、?」
海月先生「先生なんてやめてくれよ、イロハ」
イロハ「そうですね海月、、、」
何を隠そう、俺とイロハは恋人同士だ、
海月「2人きりになりたかったんだ」
イロハ「は、はい、、私もです、」
海月「本当はね、君が卒業したらプロポーズするつもりだったんだよね、」
イロハ「え、、そうだったんですか、」
海月「ごめんね、気持ちをしっかり伝えられなくて、付き合った時は君から気持ちを伝えてくれたから、伝えたかったんだけどね、」
海月「こんなことになっちゃってごめんね、」
イロハ「、、、」
海月「だからね、最後にひとつ言いたいんだ、」
イロハ「は、はい、」
海月「俺以外にいい人を見つけて欲しい、」
イロハ「え、、そんな、私は先生が記憶も五感も失っても支えていくつもりで、」
海月「ダメだ、俺はイロハには幸せになって欲しい、だからお願い、」
イロハ「いや、です、私は先生のことを愛しています、」
海月「ごめんね、」
イロハ「、、、分かりました、では最後にキス、してください、」
海月「キスなんてしたらだめだよ、」
何を隠そう今までそーゆう性的なことを一切して居ないのだ、ハグまではしたが、
イロハ「お願いします、私の初めてを先生がうばってください、お願いします、」
海月「わかった、、」
俺とイロハはキスをした。
凄く気持ちよくイロハの匂いを感じて、すごく心地よかった、その心地いなかで、俺の記憶がバラバラ崩れていく、そして、イロハの顔をしっかりと見れた目が見えなくなっていく、イロハの匂いを感じていた鼻、嗅覚がどんどん無くなっていく、体に触れている感覚、全ての感覚が消え、記憶もサラサラと砂時計のように消えていく、嫌だ、嫌だ、嫌だ、イロハ、イロハ、イロハを感じたい、嫌だ、嫌だ、嫌だ、
イロハって誰だ
俺って誰なんだ、