第3章 終わり
海豚から許可もらったから便利屋の仕事を手伝いに来た、
ヒジキ先生「ハルカそれで今回の依頼って、?」
ハルカ「は、はい、実は、!」
ハルカ「今回の依頼は、ですね、」
ハルカ「船の攻略で、相手が、あのカイザーコーポレーションなのです、さすがにアル様達だけでは難しいと思い、先生の指揮があれば、今回の依頼も簡単に攻略出来るのではないかと、」
ヒジキ先生「なるほどねわかった任せてよ」
それから船の攻略を手伝って依頼が完了した時、コンパスのようなものを見つけた。けどなんか、見覚えが、まぁいいか
ヒジキ先生「これなんだろう?」
カヨコ「先生、あまり余計なことしない方がいいよ、」
ムツキ「せんせーこれ面白そうだから触ってみてよ」
ヒジキ先生「さ、流石に危ないよ、」
ムツキ「クフフー先生ビビってるのー?」
ヒジキ先生「び、ビビってないよ、わかったよ!触ればいいんでしょ?」
アル「ちょ、先生迂闊に触らない方が、」
その瞬間、、、そのコンパスの針が狂い始めた。グルグルと音を立てて回り始めた。そして、僕の意識がどんどん落ちて行く、その瞬間声が聞こえた、みんなの声だ、
便利屋68「先生!!!!!」
この声を境に僕の意識が落ちてしまった。
そして目が覚めたら、そこは、キヴォトスだった、だが、いつもと様子が違っていた。殺伐としてしまっていた。そしてなにか見覚えがあった、その瞬間プレナパデスの世界を思い出す、だがここまで荒れていなかったはず、まさか、ここは、プレナパデスの世界の未来?
ヒジキ先生「おいおい、嘘だろ、」
と思っていると声が聞こえた。
???「おい!大人がいるぞ殺せー!!!」
ヒジキ先生「え?ちょ、」
咄嗟に隠れてしまった、そして俺のいた場所が銃の弾で土煙が立ってしまっていた、これは、迂闊に行動すると死ぬ、と理解した。なので1番信頼出来る生徒を探すことにした。
1時間後
ヒジキ先生「あぁ、、良かった、見つけた、」
便利屋68「先生!?なんで!死んだはずじゃ、、、」
ヒジキ先生「まぁ、そうなんだけど、、僕はこの世界の先生ではないんだ、だけどこの世界の先生に1番近い時間軸であるのは確かだよ、」
アル「そんなことを信じろと言うの??この世界で?」
ヒジキ先生「まぁそうだね、、とりあえずは、この世界については教えて欲しい、君達を危ない目には合わせたくないからね、それを聞いたらすぐ立ち去るよ、、、」
ハルカ「あ、あの、、アル様この人が嘘をついてるようには見えないです、、、きっとこの世界のヒジキ先生では無いと思いますが、、、きっと別世界のヒジキ先生なのだと思います、、、」
アル「ハルカ、貴方が言うなら、、信じましょう、」
アル「とりあえず、先生今の状況を話すわね、、」
それから、僕はアルからこの世界について説明を受けた。
この世界はプレナパデスの世界であり、そのプレナパデスが死んでから2年も経っていたのである、それからは、先生達、海豚、海月、僕の事を好いてくれていた生徒達が暴走してしまい、こうなってしまったとのこと、その時にアル達は?と聞いてみたら、一度は暴走したものの意識は取り戻せて一命を取り留めたこと、ハルカが1番やばかったことなどを聞いた。
ヒジキ先生「なるほど、状況はわかったよ、それじゃあ僕は行くよ、これ以上君達に迷惑はかけられない、」
アル「ま、待って!」
ヒジキ先生「?」
アル「先生を私達は守りたいの、この世界では死んでしまっているけど、先生が元の時空に戻れるように手助けしたいの!この時空の世界の先生を助けられなったから、」
ヒジキ先生「けど、それじゃあみんなの、負担に、、、」
カヨコ「私は大丈夫だよ、海月先生を守れなかった、この気持ちを、先生を助ければ少しは抑えられる気がするんだ、」
ムツキ「私は負担だと思わないよー先生みんなのこと守れなくて後悔してたんだよね、だから任せてよ」
ハルカ「わ、私は、その、ヒジキ先生を守れなくて、、本当に、、後悔しました、死ぬか迷うくらいには、」
ヒジキ先生「それは言い過ぎじゃあ!?」
アル「まぁとりあえず皆先生を助けたい気持ちは同じなんだから!私だって、娘同然に可愛がってくれた、海豚先生を助けられなくて、、本当に、、、、、、後悔してるわ」
ヒジキ先生「みんな本当にありがとう、それじゃあ、行こうか!」
ムツキ「でも行こうって言ったって、どこに行くのセンセ?」
ヒジキ先生「実はある程度目星は着いているんだ、、多分なんだけど、シャーレにあると思うんだよね」
カヨコ「あるって何が?」
ヒジキ先生「僕のことをこの時空に飛ばした、、コンパスが」
アル「なんでシャーレにあると思ったのかしら?」
ヒジキ先生「あのコンパス見覚えがあったんだよね、」
ハルカ「は、はい、私も見覚えがありました、」
アル「それは、なぜ?」
ハルカ「そ、それは、」
ヒジキ先生「僕から話すよ、よく、シャーレに海豚先生目当てでやって来る黒い服を着た怪しい男、「黒服」って呼んでる男が、、来た時に、先生、これを持っていてくださいとか言ってコンパスを渡しててそれを思い出したんだ、それを海豚先生が引き出しに仕舞ってるとこまで見たから多分そこにあるはずさ」
アル「なら目的地はシャーレね!急ぎましょう早くしないとヘルメット団達にバレてしまうわ!」
ヒジキ先生「ヘルメット団?なんで警戒してるの?」
カヨコ「はぁ、そうだった、先生、この時間軸では、色々な勢力に別れてるの、大きくわけて3つ、大人を殺すべきだと考えている殺人派、先生のような大人を生み出すために大人を保護するべきだと考える保護派、そして、この勢力がいちばん強い、学園勢力、」
ヒジキ先生「学園?なんで?」
カヨコ「学園勢力は、リーダーは、、、【空崎ヒナ】彼女は狂ってしまった、大事な先生達を無くしたショックで、狂ってしまった、その結果、、自分自身が先生達になれば良いのではと考え始めた、その為にならなんでもするやばい集団になってしまった、それが学園勢力、」
ヒジキ先生「なら、、僕が直接言いに行けば、」
カヨコ「無理ね、だって今のあの子は先生の姿を見ればきっと、泣き叫び、自殺をしようとするでしょうね、」
ヒジキ先生「な、なんで?」
カヨコ「それは、先生を、まぁ、海豚先生と海月先生の2人を守りきることが出来なかったからね、」
ヒジキ先生「その時僕はどこにいたの?」
カヨコ「私達と一緒に居たよ、けど先生は、2人のことが心配だと言って、それから帰ってこなかった、私たちは探した、そして先生の亡骸を見つけた、、、オエ、」
ヒジキ先生「ご、ごめん!思い出さなくてもいいよ!でもありがとう、状況は分かった、、とにかく見つからないように進むしかないね、」
そして、僕とみんなはシャーレまで着いた、
ヒジキ先生「急いで中に、」
ヘルメット団「そうわさせないよ大人め!」
アル「くっ、先生!私達はいいから、早く行きなさい!ハルカ!先生について行ってあげなさい!先生私達でここは食い止めるから早く!」
ヒジキ先生「アル!カヨコ!ムツキ!ごめん!任せたよ!」
そして僕とハルカは無我夢中に走った。そして、シャーレの部室まで着いた、
ヒジキ先生「良かった着いた!早く入らないと、」
バン!と銃声が響いたその瞬間ハルカが僕を押して部室まで逃がした。
ヒジキ先生「ハルカ!」
ハルカ「先生早く!私が、なんとかします!」
と言っているが、どんどんハルカの声が小さくなっていく、、、、
クソ、、僕は生徒1人も守れないのか、もうなんでもいい、汚くたって力をくれ!!!!!と願った瞬間目の前に色彩が現れた。その瞬間、、、僕は神秘に包まれた。そして、、、熱い、熱い、目が焼けるように痛い、炎が出ている、そして全身が黒く変わっていく、そうか、黒服って僕、嫌私の事だったのか、
ヒジキ先生(黒服)「クックック、さぁ、この世界を終わらせましょう」
そして私は元の時空に戻った。
そして海豚先生に向かってこう言ったのだ。
ヒジキ先生(黒服)「先生には今から、、、消えてもらいます」と言ったのであった。これで私が先生だ、世界に1人しか居ない先生になったのだ。
そしてまたコンパスは狂いだしたのであった。
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