テラーノベル
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かわいいものが、すきだった。
すきだった、だけなのに。
凛「…朝…?」
はぁ、だる…
凛「支度、しなきゃ…」
鏡を見て、俺を見る
髪ぐちゃぐちゃ…最悪…
でも、この時間が1番好きだ。
だって…
「このコスメ、新しく買ったけど可愛い…!!」
「髪の毛はしっかりと整えないと…」
「リップ無くなってきたな…」
「あ、この最新作かわいい…!!」
可愛いが、いっぱいだから。
回りが可愛いものだらけで、可愛いだけを考えれる。
それが俺は好きだった。
最後は服、服…ふく…
目の前にあるのは、スカート
スカート
スカート
…
「男の子は、ズボンで行かなくちゃいけないのよ。」
「スカートなんて、変なの〜!!」
「凛くんって気持ち悪いよね」
「普通にいきてよ…!!」
うるさい。
うるさい…
もう、…俺は普通に生きなくちゃ、いけないんだ…
いけないんだよね…
ズボンを履く
いつものスースー感がなくて、何だか変な感じ。
あーあ
きもいわるい。
鏡を見てそう思う
鏡に写っている自分の顔は、すごく気持ち悪くて、苦しい
もっと、可愛く生きたいのに、
「学校、行かなきゃ」
そういい席を立って
ご飯を少し食べて
学校へ向かう
そう、心に誓った
コメント
1件
可愛い物が好きな凛ちゃんめっちゃ最高です! 続き楽しみに待ってます、てんさんのペースで頑張って下さい!!