テラーノベル
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青side
「あっ、えと…お、おはようございます…」
「え……ね、ねね、猫宮まろんさん!?」
「は、はい…」((プルプル
だ、だめだっ、りうらくんに見つめられてるッ…!震えが止まんねぇ……ッッッ!!
「大神も起きたということで……猫宮さん!今日は改めて、来て頂きありがとうございま…」
プルルルッ
「え?」
「いやぁ、猫宮さんに会えるだなんて光栄…」
「しゃ、…しゃちょう?電話鳴ってますよ?」
「え?…あ、ほんとだ…ご、ごめんなさい猫宮さん、一旦待っててくれませんか?」
「は、い…」
〰️〰️〰️
社長が部屋から出て行ってしまったせいで、この部屋には私とりうらくんしかいない。恥ずかしさと気まずさでどうにかなりそうな気持ちを抑えて、どうにか話題を作ろうと頭を悩ませる
りうらくん…たしか、ポテトとひよこが好きって言ってたよな。あ、あとないこさんの愚痴も凄かったような…???←テレビ番組情報
「ネッ、ネコミヤさんッ、…!!」
「ほえッ!?」
む、向こうから話しかけてきてもうた!もっと早くに思いつけよ私ッ!
「あのッ、まえ、テレビに出演された際に言っていた、猫が好きというのは本当ですか…?」
「えぇッ、あ、はい…ッ!」
「よ、よかった…あの、僕も猫が好きで…実家に、飼っているのですが……ッッ!」
「ぇ、大神さんもお好きなんですか!?」
それは知らなかったな…とか思ったが、そういえば昔の番組で実家の猫が可愛いって言っていた気がする。話しているときはにこにこしていて、とても、可愛かった…ッ、!((悶
「えぇっと、…あの、そ、それで…言い方がおかしいん、ですけど…語り合いたい、なって…!」
「ね、猫についてですか…?」
「は、い…、ッ」
これは、都合のいい夢なのか。だって、語り合うとかもう、連絡先交換するしかないやん!!
まさかの推しと連絡先を交換出来る日が来るとは…ッ←まだ決まってない
「いい、案ですね…!やってみたいです!」
「ッ、本当ですか!?」
「はい、大神さんの実家の猫さん、テレビで見たことがあって…その猫、多分私が飼っているのと同じ種類なんです」
「はぇ、ま、マジ…?」
「はい、まじです…」
「…ぁッ…えと…それで、僕…連絡先を交換してくて!」
「!!!」
き、キタァ〜〜ッ!!✨️
正直ファンが大勢いるイケメン俳優さんと連絡先を交換するのには気が引けるが、これは嬉しすぎる。
「も、もちろんですっ!」
「ッ、!やった…ありがとうございます!!」
ガチャッ
「「え」」
「ふぅ、すみません、電話が長引いてしまって……どうしました?」
アカン、社長のこと忘れてた
コメント
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続き楽しみです!!✨