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3 × 5
好きな子にはいじわるを
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学パロ。呼び名、性格等違い有。
なんだこれ。どうなんだろう。
見切り発車。
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5 「リョウガくんおはよ」
3 「ん、おはよ」
5 「今日も朝から勉強?偉いねー」
3 「そりゃどうも」
5 「…えいっ!」
ペンケースからシャーペンを取り出し、リョウガくんが開いているノートの端っこに、にこちゃんマークと俺の名前を書いてやった。
3 「ふっ、なにこれ 笑 。」
5 「俺のサイン」
3 「なんだそれ 笑 。」
やっぱリョウガくんの顔好きだな。笑った顔とか特に。
-
翌日。
5 「また勉強?」
3 「ちょっと分からないとこがあったから」
5 「ふーん。ちょっとノート見てもいい?」
3 「なんでだよ。そんな見るほどのノートじゃねぇよ」
5 「どんなのか見たくてさ」
3 「ちょっとだけだぞ」
5 「ありがと!」
嫌そうにしていても、拒絶とかしないし、なんなら優しくノートを渡してくれた。
5 「うわー、すごいねリョウガくん」
3 「どうも」
…ん?
これ、昨日俺が書いたやつ?まだ消してないの。
3 「どうしたんだ、なんかついてるか?」
「っ…そのページは…」
5 「リョウガくん、これまだ消してなかったんだね」
3 「んまぁ、な」
目を逸らして、照れてんのかな。
なんで消さずに残しておいたんだろう?
5 「これ、消してもよかったのに」
3 「なんか、勿体なくてさ?」
5 「なにがー?」
こんな不格好な絵と文字。俺だったらすぐ消すのに。
3 「ちょっと、貸して」
5 「ん、どーぞ」
いや、貸してっていうか、もともとリョウガくんのでしょ。
3 「はい、どう?」
そう言って渡されたノートには、俺の名前の文字の隣にリョウガくんの名前があって、間にはハートの傘が書いてあった。
…え、これって、好きな人とやるやつじゃないの?
あ、え、リョウガくんの好きな人が俺ってこと!?
いやいやいや、有り得ないって…。
3 「ユーキ」
5 「ん…?」
3 「好きです。付き合ってください」
え、え、ちょっと…待って。心の準備が…。
3 「ユーキ?返事は?」
あーあー、そんなイケメンな顔で覗き込んでこないでよー。近いよー。
俺の顔に穴あくって。
5 「は…う…」
驚きで上手く声が出せない。
思い出したようにシャーペンを取り出し、ノートに書いた。
『俺も好き』
リョウガくんの顔を恐る恐る見ると、すごい優しい目をしていた。
3 「ありがとう。嬉しいよ」
5 「ん…今日、一緒、帰ろ」
はっ、声出せた。でも、もう目は合わせられない。
不意に手で頬を挟まれて、リョウガくんの方に向かされた。
3 「かわいい。一緒に帰ろうね」
5 「っ〜〜…」
もう!リョウガくんずるい!!
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帰り道。
3 「ずっと俺の事好きだったんでしょ」
5 「…え?」
3 「全く、分かりやすすぎ」
5 「え、嘘。え?」
3 「てか、くん付けやめない?」
5 「あ、え、ちょ、」
俺の反応とかフル無視で普通に会話を続けようとしてる。
あ、でも確かにくん付けはもう必要ないかも。
5 「…リョウガ?」
3 「っ…!」
5 「んふ、照れてるの?」
3 「うるさ。それはずるいだろ」
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全ての作品数字表記にいたします。