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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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この話は、全て作者の本当に体験した話だ。

…というか、これは作者の人生録みたいなものである。

え?高校生で作るのは早いって?

そんなことは知らないが、まぁ…書いていこう。


ここでは作者をAとする。

あれはまだ暑い夏のことであった。部屋から

怒鳴り声が聞こえた。母親である。

どうやら母親と父親が喧嘩しているようだ。

この時Aは小学3年〜4年生くらいだ。

2人はいつも喧嘩していたが、今日はなんだか

違った。『離婚』というワードが出てきたのだ。


理由は、母親の精神病。

父親が母親に頼りすぎたり、色々と重なっていき疲れてしまったのだろう。この時僕は離婚などと、よく分からなかった。

そこから1年。小学校五年生の頃。父親が死んだ。

糖尿病だった。インスリンを打たずに即死。

小学校五年生で、父親を無くし片親となった。

それをきっかけに母親の病気は進行し、

薬を飲み始めた。しかしそれが悪かった。

薬が強すぎて1度ハイになりそれが治ると急激に落ち込み自〇しようとするのだ。過去に1度、

窓から飛び降りかけたことがある。

いい医者を見つけてからは症状は良くなった。



……ように、見えた。実際のところ、何も良くなっておらず自殺はしていないがリストカットをし始めてしまった。それも、僕の目の前で、だ。

中学校2年生の頃。

僕は友達に変なあだ名で呼ばれ始めた。

やめて、と頼んでも辞めてくれなかった。

いじめ、とは言えないのかもしれないが本気で

学校に行きたく無くなった。1年くらい地獄を見ているようだった。

翌年はそいつらとクラスが離れ、楽しく学校生活を送ることが出来た。


安心の1年。そう思っていた。

母親のリストカットだ。4月の初め頃。

母親はリストカットを誰もいない時にしてしまった。母親が使ったのはパンを切るようの包丁。傷はえぐれ、とても見れないものだった。


それを僕はひとりで治療した。相当酷いものなのであとも残っている。(隠し撮ったり出来ないので乗せないが)

そして高校1年生。今年だ。母親が

知らない人に1万円を渡すと言い始めた。

これがいまさっきのことである。


この小説を通して伝えたいことなんてないが、

もしみんなの周りにも辛い思いをしてる人がいたら声をかけて、少しでも寄り添ってあげて欲しい。きっと、それがその人にとっての光になるから。

僕も、そうだったように、1人の人の言葉で人の人生は大きく変わる。言葉は凶器、というものを

みんなはどこかで聞いたことがあるだろう。

しかし、言葉は凶器にもなるが使い方によっては人を救う武器にもなると、考える。

『辛いなら誰かに相談しろよ。』

きっと、こういう意見も飛んでくるだろう。

それが出来ないから、今こうして苦しんでる人がいるのだ。いじめや、虐待。複雑な家庭環境など。

出来ればでいい。いじめを見かけたら止めて欲しいし、辛そうな家庭環境はどうすることも出来ないだろう。そういう時は、常に笑顔で、話しかけて。少しでも元気にしてあげて欲しい。


少しでも笑える時間があるだけで、人は大きく変わるから。

何か目立って行動をしろ、無理にでも助けろとは言わない。ただ、隣に寄り添って。話を聞いてあげるくらいは、して欲しい。

そういう人が増えるだけでも、救われる人は、

きっと増えていくはずだから。

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