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テオside
あれからキョウヤからの連絡も無く……。
ホテルZへ宿泊という形でキョウヤを訪ねても不在で……。
俺がポケモン勝負に勝っちゃったから……嫌われたんかな……。
まぁ主人公だしそりゃ嫌にもなるよなぁ……。
折角仲良くなれたと思ったのに……。
ホテルZからの帰り道溜息が止まらない。
ヨーギラス「ぎる?るる?」
テオ『あぁ、ごめんなぁ、心配掛けちまったなぁ……、実はさ、仲が良い人と喧嘩しちゃってさ……、どうしたらいいんだろうな。』
バブちゃんはきょとんと顔をしながら
ヨーギラス「る!ぎる!る!」
必死に届かない両手を正面に持ってきて上下に降っている。
ははっ、本当に可愛いな。
テオ『仲直りの、握手、って事?』
ヨーギラス「ぎるぎる!るる!」
バブちゃんはそうだ!と言わんばかりに強く頷く。
そうだよなぁ、仲直り…してぇけど、キョウヤは会うつもりないんだもんな……。
テオ『バブちゃんの言う通りやってみるよ、ありがとうな。』
バブちゃんは撫でられて嬉しそうにしている……。
ここはアイツのやり方を真似してみるか。
後日
俺はサビ組でお茶をしていた。
カラスバ「なんやなんや、そな嬉しそうな顔しおって。」
テオ『あぁ、分かる?昨日俺さ滅多にポケロトムで投稿しねぇんだけど、一言呟いたんだよねぇ。』
カラスバ「まぁお前さんのは常に見とるけど……。」
テオ『ちょっと待て教えてないよな俺のアカウント。』
カラスバ「たまたま…、オススメに?」
テオ『へぇ、鍵垢なのに?』
カラスバ「……すまん、好きな奴の事なん全部知りたいやんッ!!」
カラスバは常時監視カメラなのか???
テオ『ま、いいや。別に知られても困るもんなんてないし、あ、でも。』
カラスバ「なんや?」
テオ『1番先に洗うのを見られたら困るなぁ?』
カラスバ「ばっ!んなっ!そ!そこまで見てへんッ!!!絶対ッ!!絶対やッ!!!!!
胸元から洗うなん知らんッ!!」
テオ『わぁ、正直なお口だぁ……はは、えっち♡』
カラスバ「…ッ、ほんま叶わんわァ!!」
さてさて、そろそろかな?
ドタドタ音が聞こえるとエレベーターからキョウヤが飛び出してきては
キョウヤ「テオさんッ!!?どうゆう事ですかッ!?」
テオ『え?俺は思った事を呟いただけだよ?全然会ってくれないし、俺ずっと悲しかったんだよねぇ?』
俺の言葉にキョウヤは何も言えずにいる。
テオ『……、それに嫌われたんじゃないかって…俺悲しくて悲しくて……ッ!』
キョウヤside
ちょっ!まっ!!!
キョウヤ「待って下さいッ!!嫌ってないですッ!寧ろ貴方に勝ちたいからこそバトルゾーンに入り浸ってたんですッ!!なのに、あんな投稿ッ!俺がッ、付き合ってる人みたいに書かないでくださいッ!!」
カラスバ「は?」
テオside
あ、終わった。