テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は生まれない方が良かったのかも
「茉莉花!ちゃんとしなさい」
「ご、ごめんなさい」
「命かけて守られた命なんだからちゃんとしなさい」
毎日こうだ、、、、。
私は誰かの命を奪った。その人の命と引き換えに生きている。
私が4歳の頃。13年前のこと
私が野良猫を追いかけて道路に飛び出し道路を走って来たトラックに気づいたその人は私を庇って跳ねられ亡くなった。
守ってもらった記憶はあるが誰だったのかは分からなかった。今も分からないままだ。
私が生まれて来なければその人は死ななかった。
私は13年間言われてきた。
近所の人にも、家族にも、幼なじみにも、、、、
私に友達はいない。小学校の頃はいた。ただ中学に上がったと同時に沖縄から大阪に引越し言葉が通じないと言われあまり話せなくて友達は2人しか出来なかった。高校生になり静岡県へ引っ越した
中学でできた友達とはそれ以来だ。
私はどこに行ったらいいのだろうか、頼れる兄姉弟妹もいない。
兄は13年前事故で亡くなったという。
──────ん?
兄は13年間の事故で、わたしの恩人は13年間の事故で
「もしかして、、、、お兄ちゃんが私を?」ブツブツ
「茉莉花!独り言言ってないではやく学校行きなさい!」
「はい、、、、」
私は制服に着替えて急いで準備をした
私のいってる学校は私立の中高一貫校だ。中学からいる子も多い
恩人はここに通っていたらしい。
「おはようございます」
もちろんみんなには聞こえていない、、、、はずだった。
「おはよう」
え?私に返事する人なんかいるの?
パッと振り向いた
綺麗なサラサラの金髪。長いまつ毛、綺麗な茶色の瞳、筋の通った高い鼻、すらっとした体型
「綺麗な顔、、、、」
「へ?」
あぁっ!私の口が緩んだ
「あ、ごめんなさい。絵描くのにぴったりな綺麗な顔をしてたの、、、、で」
わたしのかおが火照っている
「あははっ!茉莉花ちゃんだよな!」
「あ、はいそうですけど」
私のこと知っているのかな?
「俺同じクラスの灰谷愛灯(はいたにいと)!」
「灰谷くん、、、、」
「いとでいいよ」
「愛灯くん」
「うん!」
愛灯くんの笑顔爽やかだなぁ
キャンバスからでてきたみたい
「茉莉花ちゃん可愛いな!」
は?
聞き間違えかなにか、、、、なはず
「いまなんて、、、、?」
「だから可愛いなって」
茉莉花はこのクラス、いやこの学校で私一人しかいない。
「あ、絵描くの好きなんだよな」
「あ、うん」
「こんど絵見してくんね?」
「いいけど、」
私なんかの絵でいいのだかろうか
「へへ。やったぁ!あ、スマホかしてー」
「はい」
「LINE。追加しといたよ」
え、
「あ、嫌だったらブロックしてぇ!」
「大丈夫!ありがとう、、、、」