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sh「スー…スー…」
br「寝ちゃったか、」
気づけばshは泣きやみ、かわりに小さな寝息が聞こえ始めた。僕の腕の中で眠るshは、とても可愛いらしかった。
br「……ねぇsm」
sm「なんだ?」
br「なんであんなに一気に親のことを解き明かしたの?」
sm「…いずれ知ることになるなら、早い方がいいだろ」
br「まぁ、それはそうだけど」
sm「…、
一人で抱え込んで欲しくなかったから」
br「…!」
sm「生贄の子供を売る親は少なくないだろ。いつかshが印の事を一人で知って辛くなる前に、気づかせてあげたかった」
smはそう言いながら僕に近づき、寝ているshの頭を優しく撫でた。
br「なるほどね…。でもshは孤児院にいたって…」
sm「おそらく孤児院の人達は、そういう子供を買取る吸血鬼よりも先に買い取り、危害の無いよう育てるのが目的だろ」
br「そういうことか…」
sm「…安心しろ。shが起きたら、謝りに行くつもりだ」
br「わかった…、僕からも話してみる」
na「−−−!−−、−−−」
kr「−−〜。−−−−−!」
br「ん?」
遠くからnaとkrの声が聞こえる。
na「−−ど−−もいないじゃん!」
kr「−−て寝ながらわかる訳ないだろ!」
na「も〜!…あっ、br!…sh知らな、…って…」
kr「え…、?」
na「どうしたの、?」
naとkrはこの状況を見て混乱状態みたいだ。
br「あ〜、色々あって…ね?」
そういって僕はsmに視線を送った。
sm「んー…まぁとりあえず詳しいことは後にまとめて話す。今はshを運んであげよう」
kr「…わかった。もう部屋の準備はできてるよ」
br「ありがと。じゃあ行こっか」
そうして僕たちは、自分たちの部屋の方向へと歩いて行った。
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うわぁぁぁぁ尊いの沼に引きずり込まれるぅぅぅぅ