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朧
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#学園
蒼月
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俺が持っていた本が手から離れ、本棚に納められた
その手がセラさんによって指が絡められていく
俺はどうしていいか分からずにそのまま固まっていた
「ロウ君」
「‥‥‥‥」
頭の上で名前を呼ばれる
その声は優しい
気づくと俺は棚とセラさんに身体を挟まれ、身動きが取れなくなっていた
「ねぇ‥‥ロウ君」
「な、なんですか?」
「俺たちってどんな関係?」
「えっ‥‥?」
関係‥‥?
そんなの先輩と後輩‥‥なのか?
それともただの‥‥
「‥‥‥‥友達?」
「友達なの?」
「いや、先輩ですよね?」
「先輩?」
何を聞きたいんだ?
俺が気付かないうちに失礼な事でもしたんかな
先程とは違う意味で鼓動が速くなる
側にいると心地よかったはずのセラさんを怒らせてしまったのかと焦ってしまう
俺は恐る恐る首を回し、顔をセラさんへと向けた
セラさんは俺の手を離してくれ、俺は身体をセラさんの方へと向き直す
てっきり怒っている顔を想像していたのに、セラさんは優しい顔で俺を見ていた
「セラさん‥‥あの‥‥俺‥‥」
「なぁに?」
「何か失礼な事言いましたか?」
「言ってないよ。ただ俺が質問しただけだから」
見上げるセラさんはそう言いながらも俺を棚とセラさんの間からは解放してくれない
「俺さ‥‥ロウ君に言いたい事あるんだけど」
「はい‥‥なんですか?」
「ロウ君とさ、先輩とか友達辞めたいんだけど」
「‥‥‥‥え?」
先輩とか友達辞めたい?
何それ‥‥
そんな事面と向かって言わなくても良いのに
新手の嫌がらせかなんかなのか?
俺は密かにセラさんと一緒にいる時の居心地の良さを思い出しながら悲しくなった
ここでしか会わないんだから、作業が終わったらとっとと帰ったらいいだけの話なのに‥‥
わざわざ言葉にして釘を打つ必要なんてあったのか?
そう思いながら俺は顔を上げることが出来ずに床を見つめる
「俺、友達辞めたいんだ」
そんなに何度も言わなくても!
顔を上げようとした瞬間
俺の頬にセラさんの指が触れた
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コメント
4件
うわああああ第3話もエモすぎる!!😭💕 セラさんの「友達辞めたい」って言葉、一瞬ドキッとしたけど、その後の指で頬に触れる仕草がもう…! 先輩と後輩の関係を壊したいってこと?それとももっと深い意味? ロウ君の戸惑いと切なさが伝わってきて、胸がぎゅっとなったよ…! 続きが気になりすぎる〜!!🌸