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番外編20 『もし、主様と同棲することになったら。』後編2
🕯
『ゲホ、ゲホッ…( >д<)、;‘.・』
『大丈夫かい?主様。』
『ごめんね…今日は出掛ける約束してたのに風邪引いちゃって……。』
『気にしなくていいよ、主様の体調の方が何より大事だ。』
そう言ってミヤジは私の頭を撫でる。
『うん…ありがとう…。』
『ふふ、いい子だね。今日はなんでもわがまま聞くからね。遠慮しなくていいよ。』
『うん…そしたら…傍にいて欲しい…。』
『あぁ。もちろん。』
主様の手を握り、ベットに横になる。
『ありがとう……。』
私は安心して目を瞑る。
『…ふふ、おやすみ。主様。』
チュッ。
主様のおでこにキスを落とした。
『私も少し眠くなってしまったな…
少し寝ようかな…。』
私は主様の手を握り目を瞑る。
『すー、すー…。』
数時間後。
『ん…。ふわぁ…。ん、少し身体楽になったかも…。ん?』
『すぅ、すぅ…』
『ミヤジ…。傍に居てくれたんだ…。ありがとう。』
私はミヤジの頭を撫でた。
『看病してくれてありがとう。』
私はミヤジのほっぺにキスをする。
チュッ。
『寝てる間に汗かいたのかな…お風呂入ってこよ。』
『……。』
(起きずらいな……)
ミヤジと暮らしたら安心感しかない。
香辛料の料理も残さず食べます!!
(辛すぎるのは無理だけどw)
🍳
『んー!いい匂い!』
『おはようございます!主様!朝ごはん出来てますよ!』
『わぁ…美味しそう(´,,•﹃•,,`)』
『本日のメニューはフルーツサンドに、コンスープ、ほうれん草サラダと、低糖質ヨーグルト、デザートはいちごゼリーです。』
『いつもありがとう、ロノ。』
『どういたしまして(*^^*)これが俺の仕事ですから!主様に笑顔でいて貰えるのが俺の幸せです☺️』
『す、スパダリ……っ!(*´つ_⊂`) まぶしっ』
『主様? 』
『ううん、なんでもない。いただきます!』
『はい、一緒に食べましょう。』
『( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”』
(美味そうに食べるなぁ…その顔が見たくて
俺は主様とこうして暮らしてるんだよな…
もうこれ以上幸せでいいのかな、俺。)
『ロノ?どうかした?』
『!いや、なんでもないです。いただきます!』
ロノと結婚したら食について心配はないね。
いい旦那さんになるよ君は!!スパダリっ!!
🪡
カタカタカタ……
『ん…。ふわぁ…。』
『…あ、起こしてしまいましたか?』
『フルーレ…?』
朝早く、フルーレはミシンを触っていた。
『洋服作ってたの?』
『はい。お店に出す新作を…。』
私はベットから出てフルーレの近くに寄る。
『わぁ…。凄く可愛いね!生地も涼しそうだし、夏にピッタリだと思う。』
『良かったです、主様にそう言って貰えると凄く自信が湧きます。』
『当たり前だよ!私はフルーレの洋服大好きなんだから。』
『主様…。ふふ、ありがとうございます。あの、今日の夜の閉店間際にお店に来てくれませんか?』
『お店に?』
『はい。主様に見せたいものがあるんです。』
『うん、わかった。いいよ。』
『ありがとうございます。』
そして、夜…。私はフルーレのお店へと足を運んだ。
『まだ見ちゃダメですよ。』
私は目を瞑ってフルーレに手を引かれる。
『うん。』
『よし。ここで止まってください。』
『開けてもいい?』
『はい。』
私は目を開ける。
『……!!嘘……っ。ウエディングドレス…?』
『主様に見せたくてコツコツお店で作ってたんです。』
『綺麗……。お客さんに結婚する人でもいるの?』
『もう、何言ってるんですか……』
『え?』
『主様の着るウエディングドレスです。』
『私が…これを……?』
『はい。』
俺は主様に歩み寄る。
『俺と結婚してください。主様。』
『っ…!』
フルーレは私に花束を渡す。
『俺の作った洋服で…主様をもっと幸せにします。このウエディングドレスはその証です。』
『フルーレ……』
『俺が主様を幸せにします。何があっても貴方とずっと一緒にいます。』
『フルーレ…っ。うん、私も…フルーレとずっと一緒にいたい。』
『ふふっ。ありがとうございます。俺も同じ気持ちですよ。』
俺は主様を抱きしめた。
フルーレにウエディングドレスを作ってもらうとか幸せすぎてヤバい(´;ω;`)
尊死†┏┛墓┗┓†
次回
番外編21 『真面目組の執事が依頼で不在!!
不真面目組の執事はやりたい放題?』前編
コメント
9件
フルーレ(最推し) かっこよすぎ〜!
はぁ、尊い🤦♀️💓 ( ゚∀゚):∵グハッ!!、まだ、 フルーレ達の結婚式見ないと、
ぐへへ(((