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「」⋯剣持
『』⋯不破
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『もちさんて物欲あんまないっすよねぇ、 』
「えぇ〜?そうかなぁ?」
『じゃあ今欲しいもの言ってみてくださいよ』
そんなの沢山思いつくでしょ、と思って考えてみるけど…
…
何も思いつかない…!
「…わかんない、」
『そっすかぁ、』
『じゃあハイブランドの物とか興味ないっすか?』
ハイブランドの物かぁ…まだ学生だしあんまり使えるものないもんな、
「ハイブランドの物は欲しくなったら自分で買うから今はいいかな、 」
『あ〜さすがに?』
「やっぱふわっちさすがにの使い方間違えてるよね」
『にゃはwそっすかぁ?』
「うんw」
そんないつも通りの会話をしていると、今度は1番嬉しかったプレゼントのことを聞いてきた。
「1番嬉しかったプレゼントかぁ、」
「ふわっちプレゼントいっぱいくれるもんなw」
『にゃはっw確かにめっちゃあげてるっすわw』
1番嬉しかったプレゼント…あ、確かふわっちの使ってるのと同じ香水くれたよな、
あれ結構高めのやつっぽかったけど
「ふわっちちょっと前に結構高めの香水くれたよね、」
『あぁ、あげましたね』
『やっぱもちさん部活とかで汗かくことあるだろうし、俺がいつも使ってるやつだから苦手ではないかなと思って』
そんなことを考えて買ってくれたのか、すごいなふわっち。
『あれ良かったっすか?』
「あれめっちゃ嬉しかったね」
『理由とか聞いちゃっていいっすか?』
理由かぁ…
…
めっちゃ恥ずかしい理由なんだが…?!
お揃いだしふわっちがいつも一緒にいるような気がするなんて…!絶対言えない、言えない…!!
無意識に顔が赤くなる。
それに気づいたふわっちがいたずらっぽく笑って言う。
『あれぇ〜?もちさんどしたの、そんなに顔赤くして、』
『そんなに恥ずかしい理由でもあるんすかぁ?』
どんどん恥ずかしくなってきてゆっくりと顔を逸らす。
するとふわっちが僕の耳元で言った。
『…もしかしてもちさん、俺とお揃い、嬉しかったんすか?』
「っ…?!?!///」
なんで分かったの?!?!
恥ずかしさと驚きでふわっちの顔の方へ視線を戻す。
すると、最初から全部お見通しだったと言わんばかりに、にまにまと笑っているふわっちの顔があった。
こいつ…!!
はぁ…もうどうにでもなれ、!
「そうですよ、ふわっちとお揃い、すっごく嬉しかったです。」
「なによりこの香りを嗅いだら、なんだかふわっちといつでも一緒って思えるから…///」
恥ずかしくて死にそう…
僕は自分の赤く染まった顔を隠すために、ふわっちの肩にすとんと顔を埋める。
するとふわっちは僕の頭を優しく撫でてくれた。
『もちさん俺のこと大好きっすね♡』
『さすがにそんなに可愛いこといってくれるとは思ってなかったっす』
『今度はなにあげようかなぁ〜』
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