※続き
※なんでも許せる方向け
「あッ♡あッん♡ひぅ…♡」
部屋の中に耳を塞ぎたくなるほどの水音と、自分の甘ったるい声が響く。
あのあと、怒ったスマイルに半ば引きずられるように寝室に連れてこられてしまった。
ベッドの上には、寝っ転がっている俺のナカを解かすスマイルと、、
「かわいいな、きんとき。」
スマイルの向かいに座って、俺の顔を覗き込むすまいるがいた。
スマイルにはM字開脚の体制のままナカを解かされ、すまいるには快楽に溺れている顔を見られる。
恥ずかしさで頭がどうにかなりそうだった。
「なんでお前までいるんだ。」
「俺もきんときの恋人なんだから、いるのは当然だろ。」
「……余計なことだけはするなよ。」
「努力はする。」
頭上でスマイル同士が何やら話をしているようだが、頭の中は気持ちよさと羞恥でいっぱいで2人がなんの話をしているのか全く分からなかった。
「だめっ♡そこッ♡♡やぁッ♡♡」
いつもなら俺のことを配慮してくれるのに、今日は遠慮もないしナカを掻き乱される。
前立腺を押し潰されると、頭に電流が走って目がチカチカとするような感覚がした。
「好きなくせに。」
「そんなトロ顔で言われても説得力ないな。」
意地悪い笑みを浮かべたすまいるにそう言われて、更に顔に熱が集まる。
「やだッ♡見んなぁッ♡♡」
「だーめ。ちゃんと顔見せて。」
「ッ…♡」
両手で顔を隠そうとするが、すまいるによって手を絡みとられる。
「かわいい。」
「ぇッ、、」
あ、やばい。
スマイルだったらそんなこと絶対言わないのに。
スマイルと同じ声と顔でそんなこと言われたら…
「ッ♡♡ぁ⁉︎♡♡」
「きんとき?」
「やッ♡なん、か♡♡びりびりッ♡♡するッ♡」
ナカがビクビクと痙攣して、快楽の波が一気に押し寄せる。
「あッ⁉︎♡♡んぁ゛♡♡♡」
ビュクっと欲が腹の上に吐き出され盛大にイった。
絶頂の余韻で震える体がベッドに沈む。
「きんとき、大丈夫か?」
スマイルの心配そうな声が聞こえて目をあけると、俺の頭上でニヤニヤと歪な笑みを浮かべるすまいると目があった。
すまいるの両手が俺の頬を包み込む。
「きんとき、今俺に『かわいい』って言われただけでイッたよな?♡」
「えッ♡⁉︎、ッちがッ♡♡」
「…は?」
すまいるに言い当てられ、恥ずかしくなって首を横に振ろうとすると、スマイルの明らかに怒りを含んだ声が聞こえた。
「ほんとかわいいな、きんときは。」
「ッ♡やッ♡♡それッだめッ♡♡♡あッ♡♡」
ダメだって分かってるのに、すまいるの言葉に反応してナカを締めつけてしまう。
スマイルの指が俺のナカに挿入ってるから、スマイルからは俺がすまいるの言葉に反応しているのは丸分かりだった。
そんな様子の俺にスマイルが不機嫌そうに眉を顰める。
「す、スマイル…?」
スマイルの反応が怖くて、恐る恐る名前を呼んだとき。
「えッ?」
視界がぐるりと回転して、四つん這いの体制にされた。
入り口にピトッと熱いモノが押し付けられ、驚いて後ろを見る。
「スマイルッ…?」
後ろを見ると、今までに見たことがないほどに怒りのオーラを纏ったスマイルと目があった。
あ、やばい…完全に怒ってる…
「まってだめッおれっさっきイッたばっかッ…」
ただでさえ絶頂の余韻が残っているのに、その状態で挿れられたら…
「うるさい。」
ば″ちゅん゛っ♡♡♡
「ぇッ…ッああ゛ぁッー♡♡♡」
一気に奥までスマイルのが挿入ってきて、体がビクビクと痙攣する。
今まで小さな波だった快楽が比べものにならないくらい大きな波になって押し寄せる。
「あ゛ッ♡♡らめッ♡いくッ♡♡イグッ゛♡♡♡」
「イけよ。」
「あぁ゛ッ♡あ゛ッ♡あッ゛♡♡お゛ッ♡♡♡」
いつもだったら俺を気遣ってこんな激しくはしないのに今日は違う。
スマイルは俺に何の遠慮もなしに腰を奥へ打ちつけてきた。
「す、すまいるッ♡♡」
「はッ無様すぎ…♡メスになってるきんときもかわいいな♡♡」
「〜ッ♡♡♡」
助けを求めるようにすまいるを見上げるが、助けてくれるどころかまた『かわいい』と言われてしまい、更にナカを締めつけてしまった。
「あッ゛♡♡だめッ゛♡♡それだめッ゛♡♡♡」
「…クソッ」
「余裕ないな。」
「…ッだまれ。」
「…ふーん。」
もう自分のモノから何が出ているか分からない。
前後不覚になるほどに、与えられる快楽に溺れていた。
「きんとき。」
「んぁ…?♡……んむッ⁉︎」
すまいるに呼ばれ顔を上げると、顎を掴まれてそのまま口を塞がれた。
舌を入れられ、口内を弄ばれる。
驚いて胸板を押し返すが、上手く力が入らずびくともしなかった。
「んふッ♡んぁ♡♡んんッ♡」
「ッ⁉︎何してんだお前ッ!」
スマイルの驚いた声が聞こえてようやく引き剥がされた。
「はッ、嫌なら上書きしてやれよ。」
舌舐めずりをしたすまいるが挑発的な笑みを浮かべた。
「ックソッ……きんとき!」
「んぇッ?♡♡…んふッ⁉︎♡♡♡」
やっと離されたかと思えば、次はスマイルに口を塞がれた。
頭がふわふわして、何度も何度も甘イキをする。
まるで口の中が性感帯になったみたいだ。
「はッ♡はぁッ♡♡」
ようやく口を離され、不足していた酸素を吸い込む。
スマイルにキスされたという多幸感と体に押し寄せる快楽で、心までふわふわと浮くような感覚がした。
「あッ♡あ゛♡お゛ッ♡んおッ゛♡♡♡」
ごつごつと奥を突かれ、次第に何も考えられなくなっていく。
「舌出しっぱになってるな…かわいい♡」
「あッ♡あッ♡やらッ♡♡またイくッ♡♡やらぁッ♡♡♡」
「はは…かわいそ♡」
目の前のすまいるも、快楽に溺れる俺を見て楽しそうに笑うだけだった。
「も、むり、、もうッ、、いけなッ、♡」
「俺まだイってない。」
「ひッ⁉︎♡♡おッ゛♡お゛♡♡あぁ゛ー♡♡♡♡」
もう無理だと頭を横に振っても、無情にもスマイルはそれだけ言って腰の動きを止めなかった。
「スマイルッ♡しゅまいるッ♡♡キスッきすしたいッ♡♡」
「…俺じゃなくてもそいつでいいだろ。」
俺が名前を呼んでも、スマイルは素っ気なくそう答える。
ちがう…よくない…!
大人のすまいるもカッコいい。笑うし、たくさん褒めてくれる。
でも、俺は…
「スマイルッ♡♡スマイルがいいッ♡♡♡」
「ッ!」
全然笑わないし、褒めてもくれないけど、
それでも俺は今のスマイルがいい。
今のスマイルが好きだ。
「きんときッ」
「えッ?♡んむッ♡♡」
名前を呼ばれ、振り向くとまたスマイルに口を塞がれた。
キスをしてくれたことが嬉しくて、自分から舌を伸ばす。
本能のままに互いを貪るようなそのキスが、俺にはどんな行為よりも気持ちよく感じた。
「きんとき、好きだ。」
「おれ、も、、おれもすき、、♡♡」
優しくそう言うスマイルの声を聞いて、この上ないほどの幸福を感じた。
「…俺が心配しなくてもよかったな。」
目の前のすまいるは小さくそういうと、俺の頭を優しく撫でた。
「…ね、すまいるッ♡」
「なんだ?」
「おれ、すまいるの、、♡、舐めたいッ♡♡」
「え…」
俺がそういうと、すまいるが驚いたような顔をしながら小さく息を呑んだ。
さっきから下着の下から主張しているすまいるのモノを、なんとかしてあげたかった。
「…いいのか?」
すまいるが、俺ではなくスマイルの方を見て許可を求める。
「……特別だ。過去に来た記念とでも 思っとけ。」
「…じゃ、遠慮なく。」
許可がおりたことを確認したすまいるが、にやりと笑ってそう言った。
「んふッ♡んん゛ッ♡♡」
露わになったすまいるのモノを必死にしゃぶる。
後ろにいるスマイルは絶えずピストンをしていて、その快楽に耐えながらすまいるのモノを喉の奥へと入れていく。
寝室に俺のくぐもった声と、はしたない水音が響いた。
喉を埋める圧迫感が苦しいけど、与えられる快楽がそれを上回ってくる。
「あ゛♡んぐッ♡んぉ゛ッ♡♡♡」
「はーッやばいな…♡」
気持ちよさそ うに喉を鳴らしてるすまいる。
眉を顰めて耐えるようにするその顔が、すまいるの余裕のなさを表していて嬉しくなった。
「おッ♡ん゛♡♡ふッ♡」
「…ごめん、きんとき。我慢できない。」
「んぇ…?」
ガシッ
すまいるのそんな声が聞こえたかと思ったら、頭をガシッと片手で掴まれた。
頭に、はてなマークを浮かべながらすまいるを見上げると、欲に濡れた瞳と目が合った。
「おごッ⁉︎♡♡♡ぁ゛♡♡♡♡」
その瞬間、すまいるに頭を思いっきり押さえつけられた。
押しつけられたことで、すまいるのモノが更に奥へと入っていく。
「あがッ゛♡♡んぉ゛♡♡♡」
所謂イラマチオというやつだろう。
物みたいに扱われて苦しいはずなのに、それを上回る快感が俺を襲った。
「おッ゛♡♡ッ♡♡♡ん゛ッ♡♡」
「ははッ、趣味悪…」
「お互い様だろ。」
楽しそうに会話する2人の声が、曇って聞こえる。
後ろからも絶え間なくピストンされて、快楽のキャパをオーバーする。
処理しきれない快楽に、目の焦点が合わなくなるような感覚がした。
「あッ゛ッ♡♡♡んぐ゛♡♡ッ♡♡♡」
「かわいい♡かわいいな、きんとき♡♡」
「あーやばッ♡でるッ♡」
「俺も…ッ♡」
余裕がない2人の声と共に、ピストンとイラマチオの動きが早くなる。
やばいこれッ…♡♡きもちい♡♡
「んあッ゛♡♡おッ゛♡♡ん゛♡♡♡」
喉とナカに出されて俺も盛大にイった。
sm視点
行為に疲れて寝てしまったきんときの体をタオルで拭く。
いつも爽やかな笑みを浮かべるその顔は、涙や汗、その他もろもろの液体でぐちゃぐちゃになってしまっていた。
「お前、いつになったら戻るんだ。」
ベッドの上で、きんときの頭を撫でている未来の俺に向かってそう言う。
「まぁ、寝たら戻ってるだろ。」
「適当すぎだろ…」
呑気にそう答える未来の俺に呆れながら、きんときの顔を拭く。
「…もしかしたら今度は未来のきんときがここに来ることになるかもな。」
「そうならないようにしてほしいがな。」
「未来のきんときに会いたくないのか?」
「まぁ、興味はあるが…俺は未来のきんときより、、」
綺麗になったきんときの頬を優しく撫でる。
「今のきんときが好きだ。」
過去とか未来より、俺は今のきんときを大切にしたい。
「…そうか。」
俺の言葉に、未来の俺が少し驚いた後に静かに笑って頷いた。
寝息を立てながらすやすやと眠るきんときの顔に、起こさないよう優しくキスを落とした。
大人sm視点
「…スマ…ル…!…マイル…!」
……俺を呼ぶ声が聞こえる。
「スマイル!」
「…きんとき?」
目を開けると、青いジャージを着たきんときがいた。
高校生じゃない、大人のきんときだ。
驚いて辺りを見ると、そこはいつも一緒に寝ている寝室だった。
そうか、戻ってこれたのか…。
「もう夜だよ!全く、いつまで寝てんだよ…」
きんときはそういうと、呆れたようにため息をついた。
「悪い…」
「夕ご飯できてるから、冷めないうちに早くこい。」
「…あぁ。」
言われてみれば、リビングの方から美味しそうな匂いがしている。
この匂いは…生姜焼きか。
「今行く。」
ベッドから起きあがろうとして、ふと過去の俺の発言を思い出した。
「…きんとき。」
「なに?」
寝室を出て行こうとするきんときを呼び止める。
『俺は今のきんときが好きだ。』
…俺も過去の自分の言葉に賛成だ。
「好きだ。」
俺がそういうと、きんときは驚いたように目を見開いた。
確かに、過去のきんときも可愛かった。
けど俺は、
「ふふ、どうしたの急に。」
そう言って俺の言葉に嬉しそうに笑う、今のきんときが好きだ。
「…なんとなく、言いたくなっただけだ。」
目の前にいるこの可愛い恋人を、俺は大切にしたい。
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声で達するの好き… 締め方爆絶尊死