※他グループの実況者様が出てきます。
※なんでも許せる方向け
※キャラ崩壊注意
kn視点
ピンポーン
「はーい。」
行き慣れたマンションの一室。
インターホンを押すと、中から上機嫌な声が聞こえた。
ガチャ
ドアが開くと、らっだぁさんが中から顔を出した。
「やっほ〜、きんちゃん。いらっしゃーい。」
「こ、こんにちは…」
「風強かったでしょ。早く中入んな〜?」
「お邪魔します…」
何度来たことがあってもらっだぁさんの家は緊張はする。
慣れない雰囲気を感じながらも、リビングへと歩くらっだぁさんの後を追った。
少し前から、らっだぁさんと付き合い始めた。
いつも気怠げだけど、面白くて頼りになる。そんなところに惹かれた。
告白は3ヶ月ほど前。俺からした。
まさか付き合えるとは思わなかったし、ダメ元の告白だったけど、らっだぁさんはOKしてくれた。
付き合い始めた当初のらっだぁさんとの生活は、凄く楽しかったし、毎日が幸せだった。ー
でも最近、あるひとつの不満ができた。
その不満というのは…
『らっだぁさんが俺に甘すぎる』ということだ。
甘やかしてくれるのは、すごく嬉しい。けど、最近は流石に甘やかしすぎな気がする。
連絡のペースを合わせてくれたり、デート中も俺を気遣ってくれたりしてくれるのは、助かるし嬉しい。
問題は夜だ。
行為中のらっだぁさんはめちゃくちゃ俺を気遣う。
俺を気遣うばかりで自分のことは二の次。
最初は、普段のらっだぁさんとのギャップを感じて『大切にされてるんだ』と嬉しくなったけど、最近は少し甘やかしすぎなのでは?と感じる。
行為中、らっだぁさんは俺が少しでも疲れたらすぐに行為を中断するし、そもそも行為の頻度も少ない。俺を優先するばかりで、自分の欲望を全く表に出してこないのだ。
それが少し気になって、ある時らっだぁさんに尋ねてみた。
『俺を甘やかしすぎじゃないですか?』って。
そしたら、らっだぁさんが
『きんちゃんの方が年下なんだから、甘やかすのは年上として当然のことじゃない?きんちゃんもそんなこと気にせず俺に甘えてくれればいいよ〜?』
と言った。
俺は、らっだぁさんのその言葉に納得することができなかった。
せっかく付き合えたんだから、俺はらっだぁさんには年齢差とか気にせずに自分の欲望は言ってほしいなって思う。俺を気遣うことで、らっだぁさんに我慢をしてほしくない。
だから先日、こう言った。
『らっだぁさん。』
『なに〜?』
『俺のこといつも気遣ってくれますけど、そんなに気遣わなくても大丈夫ですよ? 俺も、もう立派な大人ですし。』
らっだぁさんは俺に言葉に少し驚いた後、ケラケラと笑った。
『別に俺も無理して気遣ってるわけじゃないけどな〜?』
『で、でも!夜の時、らっだぁさんいつも気遣ってくれるじゃないですか。』
『偶には我慢しないで、らっだぁさんの好きなように扱ってほしい…です…!』
俺が顔を赤くしながらそういうと、らっだぁさんはニヤリと笑った。
『んー、きんちゃんがそこまで言うなら次はそうしてみようかな〜』
『!本当ですか!?』
『うん。次の時、楽しみにしててね〜』
『はいっ!』
そんなやりとりをしたのが1週間前。
そして、らっだぁさんから連絡が来てらっだぁさんの家に呼ばれたのが昨日の夜。
だから今、らっだぁさんの家のリビングのソファに座っているのだ。
「お茶取ってくるね〜」
「あ、はい。お構いなく…」
キッチンへ向かったらっだぁさんの背中を見送りながら、先週のことを思い出す。
今日呼ばれたのは、間違いなく『そういう事』をするためだ。
ついに今日、らっだぁさんの隠された欲が見れるんだ。
もう俺を気遣う行為じゃない。
どんなことをするんだろう。普段のらっだぁさんからじゃ何も想像できないな…。
これから起こるであろうことに、少しの不安と緊張…そして期待を抱いていた。
「はい、どーぞ。」
「ありがとうございます。」
そんなことを思っていると、らっだぁさんがお茶を持って帰ってきた。
らっだぁさんに差し出された青色のマグカップをもらう。
中に注がれたお茶を口に含むと、温かないい香りお茶が口内に広がった。
「どう?美味しい?」
「美味しいです。なんのお茶なんですか?」
「んー、確かジャスミンティーだったかな〜」
「へぇ。」
ジャスミンティーは飲みやすい味で、あっという間にマグカップの中は空になった。
「暇だし一緒にゲームする?」
「!したいです!」
「おっけ〜、ちょっと待ってね。」
そう言ったらっだぁさんが取り出したのは、らっだぁさんがこの間配信でやっていたアクションゲームだった。
「手加減しないからね〜?」
「望むところです!」
らっだぁさんに笑顔でそう返しながら、差し出されたコントローラーを手に取った。
「あー!また負けた〜!」
「きんちゃん弱すぎw」
「らっだぁさんが強すぎるんですよ…!」
ケラケラと笑うらっだぁさんに、悔しくなってそう返す。
対戦結果は惨敗だった。やっぱりらっだぁさんはゲームが上手すぎる。
「…っ。すみません、俺ちょっとお手洗い行ってきますね。」
次のステージを選んでいるとき。
ふと尿意を感じて、らっだぁさんにそう声をかけて立ちあがろうとした。
だがそのとき。
ガシッ
「え…?」
らっだぁさんに手首を掴まれた。
「らっだぁさん…?」
意味が分からず、らっだぁさんと掴まれた手首を交互に見つめる。
「…きんちゃん、トイレ行きたいの?」
「は、はい…」
俺がそう言うと、らっだぁさんが静かにこう言った。
「俺が許可してないのに?」
「え…?」
許可?許可って…
グイッ
「わっ!」
らっだぁさんの発言に疑問を抱いていると、グイッと掴まれた手首を引っ張られた。
引っ張られたことで、再度床に座らされる。
「…俺の許可が出るまで、きんちゃんトイレ行っちゃダメだからね?」
「えっ…?」
何言って…
「だってきんちゃんが言ったでしょ?俺の好きに扱っていいって。」
「で、でも…」
「我慢できるよね?子供じゃないんだから。」
「っ…」
言い返したい。トイレに行きたい。
そう思うのに、らっだぁさんにそう言われると何も言えなくなった。
「…きんちゃん、続きしよ?」
笑顔のらっだぁさんが俺にコントローラーを差し出す。
「は、はい…」
…大丈夫だ。俺だってもう子供じゃない。
トイレを我慢することぐらいできる。
この人…らっだぁさんが満足するまで俺が我慢すればいいだけの話だ。
自分にそう言い聞かせ、俺は再度コントローラーを手に取った。
「…はぁッ…はぁ…ッ♡」
あれからどのくらい経ったのだろうか。
もう数十分は経ってる気がする。
口から出る吐息は熱くて、足は尿意を我慢しようと内股になる。
「どしたの?きんちゃん。」
俺の違和感に気づいたのか、らっだぁさんが俺の顔を覗き込んだ。
「らっ…だぁ、さん…も、…むり…ッ…♡」
油断してた。
すぐに許可を出してくれると思ったのに、らっだぁさんは中々許可を出してくれない。
もう限界だった。喋ることすらままならない。
少しでも気を抜いてしまうと、我慢できなくなってしまう気がした。
「顔真っ赤じゃん、もう限界?」
らっだぁさんの言葉にコクコクと頷く。
一刻も早くトイレに行きたかった。
「ふーん…」
「お、ねが…ッも、だめッ…♡」
「まだダーメ。」
すがるようにらっだぁさんを見たが、らっだぁさんは無情にも俺のお願いを跳ね返した。
なんで…もう行かせてくれたっていいのに。
このままじゃ、本当にでちゃ…
俺がらっだぁさんの言葉に絶望していると、らっだぁさんがスッと立ち上がった。
何をするつもりなのかと、見上げようとすると頭上からピロンっと音がした。
まさかと思い、上を見るとらっだぁさんがスマホをこちらに向けて構えていた。
「らっだぁさん…ッ?」
さっきしたピロンという機械音、向けられているスマホ…
もしかして…
「はーい、きんちゃーん。カメラ見て〜?」
「ッ!」
撮られているのだ。この状況を。
その事実を頭が理解すると、すっと体から血の気が引くような感覚がした。
「やッ…!」
両腕で顔を覆い、カメラから顔を逸らす。
だがそれをらっだぁさんが許してくれるはずなかった。
グリッ
「ひッ!?ッ♡」
らっだぁさんが足の裏で、無防備になっていた俺のモノを踏んだ。
慌てて両手で押さえようとするが、俺のモノは刺激され続け、上手く我慢できなくなる。
やばい、このままじゃ本当に出してしまう…
お漏らしなんて小学生でもしないのに…
目の前の状況から逃げ出したくて、自分の状況を認めたくなくて…泣きそうになった。
「あれ?我慢できないの?漏らしちゃうの??」
「だめッ♡やめっ、らっだぁッさんッ!も、もれちゃッ…♡」
「きんちゃんは立派な大人なんでしょ?じゃあ我慢しなきゃ。」
俺を見下ろすらっだぁさんはニヤニヤと口角を上げながら、足の裏で踏み続ける。
いやだいやだッ!絶対にいやだっ!
カメラの前で、らっだぁさんの前で、漏らしたくない…ッ
「ら、っだぁ…さッ…♡と、いれ…いかせて、くださッ…♡」
涙がこぼれ落ちそうになるのをなんとか堪えながら、らっだぁさんの服の裾を掴んでそう言う。
「おッねがッ…い、しま…す…ッ♡」
「ん〜?」
…それでもらっだぁさんは許可を出してはくれなかった。
「ダーメ♡」
グリッ
「ひッぁ…!…ぁ……♡」
強く踏まれてはもうダメだった。
下着やズボンを越えてフローリングに広がるのは、黄色の液体…
漏らしてしまった。
もう大人なのに…
恥ずかしい、情けない、はしたない…
頭の中は羞恥と自己嫌悪でいっぱいで、もう涙を堪えることはできなかった。
早く止まってほしいのに、我慢させられたせいで放尿は長く続く。
頭上でピロンと録画を止める音がする。
あの独特の匂いまでしてきて、さらに涙が溢れた。
「ひぐッ…うぅ…ッ…」
「大丈夫?きんちゃん。」
情けない自分に涙していると、タオルを持ったらっだぁさんが戻ってきた。
誰のせいだと罵ってやりたいのに、そんな気力すら湧かなくてただひたすらに情けない自分に涙した。
rd視点
あの後、きんちゃんは泣き疲れてすぐに寝てしまった。
きんちゃんの体を綺麗にして、床もきちんと綺麗にする。
こんなにたくさん動いたのはいつぶりだろう。
全ての後片付けを終え、ベッドに寝かせたきんちゃんの頭を撫でる。
俺はどんなきんちゃんも好き。
別に無理してきんちゃんのことを気遣ってるわけじゃないし、むしろ好きすぎて尽くしちゃうだけ。
でも真面目で優しいきんちゃんは俺が無理して気遣ってると勘違いしちゃったみたい。
本当は勘違いだって伝えたかったけど、真面目に俺のことを考えてくれるきんちゃんがあまりに可愛かったから、今日はちょっとだけ意地悪しちゃった。
「起きたらきんちゃんに怒られちゃうかもなぁ…」
さっき意地悪してしまったぶん、起きたらたくさん甘やかしてあげなくては。
あとがき
ちなみにrdさんがknさんにあげたジャスミンティーには、rdさんが利尿剤入れてます。そりゃトイレも行きたくなりますよね。
ーお知らせー
Xはじめました。繋がってくれるよって方は探していただけると嬉しいです。
ユーザー名→tukushi0402
繋がった後DMにて、
①テラーから来たこと
②テラーのアカウント名
を教えてほしいです。(推しカプと地雷カプもできれば)
鍵垢の人のみ通します。
フォロワー様と繋がれると嬉しいです。
コメント
4件
初コメ失礼します🙏毎回素敵な作品ありがとうございます~!土筆さんのかくストーリーほんとに大好きです~💞あとXの鍵垢からフォロリク失礼します🙏
rdknですか!?おしがまとかまじで良すぎます…😭丁度俺もrdkn書いてて口調とかまいごになってたので参考になります‼️土筆さんのノベルの書き方ほんとに好きです🫶