八街児童5人死傷事故(やちまたじどうごにんししょうじこ)は、2021年(令和3年)6月28日に千葉県八街市で発生した交通事故である。この事故で2人が死亡し、3人が負傷した。運転手の男からはアルコールが検出された。
八街児童5人死傷事故
事故現場にて黙禱する菅義偉首相(当時)
場所
日本・千葉県八街市八街は3-6 地先、八街市道12016号線 北側道路端
座標
北緯35度41分46.4秒東経140度17分36.6秒
標的
社会福祉法人泰斗会 八街わらの里から道路沿いに南東約40 m付近
日付
2021年(令和3年)6月28日
15時30分ごろ (UTC+9〈日本標準時〉)
概要
男(当時60歳)がトラックを飲酒運転し、下校中の小学生5人に衝突し、2人が死亡、3人が負傷した[1][2]。
原因
飲酒運転
死亡者
2人[2]
負傷者
3人[1]
被害者
歩行者(小学生5名)
犯人
男(当時60歳・トラック運転手)[3]
容疑
危険運転致死傷罪、過失運転致死傷罪[4]
対処
加害者を千葉県警察が逮捕 [3]、送検[4]
謝罪
加害者の務める運送会社の親会社の社長が謝罪[5]。
影響
萩生田光一文科相(当時)が事故翌日の6月29日の会見で、「飲酒が事実なら怒りを禁じ得ない」と発言[6]。
菅義偉首相が30日に交通安全対策に関する関係閣僚会議を開き、通学路を総点検し交通安全対策を強化するよう指示[7]。
各地で交通安全対策、登下校時の見守り活動が行われた。ガードレールの無い通学路で一斉見守りや、自動車の運転手に対する注意の呼びかけ、飲酒運転防止のため警察が通学路での検問を行ったりした[8]。
管轄
千葉県警察佐倉警察署・成田国際空港警察署、千葉地方検察庁佐倉支部