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ーあらすじー
なんかもう一人の男が来た。
ー本編ー
彼は両手にペットボトルとおにぎりを持っていた。
彼は私のところに来ると
「お腹が空いたでしょう?人間はこれらを食べると聞きました。」
と言って私におにぎりとペットボトルを差し出した。
私は
「あ、ありがとうございます…」
としか言えなかった。それにお腹が空いたのも相まって私はおにぎりを食べることにした。
パクッ、モグモグ
「美味しい」
ふと漏れてしまったその言葉に彼は
「ふふっ、良かったです」
と微笑んでくれた。私の心臓が突然うるさくなった。
彼が
「ところでどうしてあんなところに倒れていたのかお聞きしてもよろしいですか?」
と聞いてきた。気になるよな。と思いつつ
「あ、えっと、えーーーー、」
なんて言ったらいいか迷ってしまった。しばらくの沈黙。きまづい、、、
するとベストタイミングで赤目の彼が部屋に入ってきた。私は今だと思い、
「助けていただきありがとうございます。ご飯もすごくおいしかったです、体調もだいぶ回復したので帰らせて頂きます、これ以上は迷惑だと思うので…」
と二人にお辞儀をした。
彼らは顔を見合わせると
赤目の人が
「…は」
青目の人が
「行く宛あるの?」
と聞いてくれた、私は
「あー、まぁはい。祖父の家に向かおうかと」
と当初の目的である祖父の家と答えた。でもきっとこれがいけなかった。だってこんなこと言ったら自ら何かしらの事情があることを話してるのと同じだから。
(やらかしたか…?)
そう思い二人の様子を伺うと
赤目がだんまり
青目が気まづそうな表情をした。
(そんな顔されたくない。)