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テラーノベル(Teller Novel)
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主は一期しか見てないから詳しい事は知らぬ


ごごれつごー


敦視点


太宰「ねぇねぇー、皆ぁ〜」

敦「どうしたんですか?太宰さん」

国木田「やめておけ、また心中か自殺の話だ」


国木田さんから引き止められる。

僕達武装探偵社は暇な時は雑談をしていたり仕事をしていたりと色々な事をしている。

太宰「おや?敦くーん私の話に興味があるのかね?」


……引っかかってしまった。

こうなれば、太宰さんの話から逃げる事は出来ない。

国木田さんが「はぁ…」とため息をつき、いかにも「何やってんだ小僧」と言わんばかりの顔で僕を見る。

「あはは…」という苦笑を国木田さんに向ける。

国木田さんはもう仕事に戻っていた。

賢治「所で太宰さん、話というのは?」

太宰「あ、そうそう忘れていたよ…」

と、くるっとキャスター型の椅子を回し太宰さんは言った。


太宰「                  」


敦「……え、?」


正直、聞いた時は驚いた。いや、驚くって程じゃない。もっとおかしな、……言葉では表現出来ない気持ちだ。

国木田さんの持っていた「理想」の手帳が手から落ちた。

賢治さんは今までにない程驚いた顔をしていた。

今まで話に入って居なかった乱歩さんが1番に口を割った。

乱歩「………どういうつもり?」

太宰「……さぁ、どういうつもりだろうね」


理解が追いつかない。

理解が追いつかないのに話は進む。

国木田「おい、どういうつもりだ!太宰!」

太宰「どうもこうも無いよ」

乱歩「好きにしたら?僕は他人の事なんてどうでもいいよ」

……僕は、口を開こうとした

だけど、何も言葉が出てこなかった。

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