影日です。
クリスマスというただカップルが大量に湧き出るイベントがすぎた冬の日。クリスマスのとき、はしゃぎたりなかったのか、あのボケ日向は、やっぱり去年のクリスマスと同じぐらいはしゃいでいる。しょうがない事だ。今年、付き合ったのはとても嬉しいが、同性ということもあり、外で手を繋ぎ歩くのは恥ずかしかった。だから、外じゃなく家でケーキを食べ、風呂一緒に入って、寝る。ていうケーキ以外いつもの事をしてクリスマスを過ごした。俺もほかの恋人と同じく日向とくっついてはしゃぎまくりたかったけど。 て事だから、今日の夕方に日向がテレビを見てる時、俺から強引に座ったまま日向とくっつけさせた。「はっ?!」日向はサンタの帽子みてぇに顔や耳、いや全身を体に爆弾があんのかってくらいぼふんっと赤らめ驚いた。当たり前だな。俺が日向を包むように座ってんだからな。つい楽しくなり、自身の声を日向の耳に直接当てるようにして、「な、日向。俺らこんな急にくっついたの初めてだよな?」って言って見せたら日向はぶるるっと身体を震わせた。…感じてんだな。テレビが黙々と音を出してるのを無視して、俺はもっと真っ赤な耳を責めてみた。「感じてんの?逆にすげぇなぁ…この変態」 「ッ…!」「声我慢しなくていいんだぞ?聞いてんの俺だけだし。おめぇの声なんかあのテレビみたいに広がんねぇよ?」 「ふっうっ…!」「ひnヴッ!?」-は…?あ、殴られたんだ俺。日向に。日向の真っ赤であろう顔を見た。瞳がクリームみたいに蕩けて、口は微かに空いている…。こんな日向を見るのは初めてで、俺もぼふんと顔を赤らめた。日向が口をもっと開けて、「はー…影山、せめてそういうのはベッドんとこでやろーな…?おれ…ちょっとこわかったわ……アイス食べる!!!」と冷蔵庫に向かった。……。びっくりした。あいつが、さっきの行為を許可した。場所はとにかく、許可、した。やばい、ニヤケが止まらない。またあの日向が、すごい日向が見れると思うとまた顔に熱が集まる。
明日の朝にやるか…。
コメント
2件
久しぶり~!! 小説凄かったよ~!!