運のいい俺と運の悪い私

ひなの：は〜．．．

（私は運がない体質をしている！今日なんか上から鳥の糞落ちてきたし新しいゲーム買おうとしたら目の前で売り切れるしも～最悪なんですけど(´；ω；｀)あーあ嫌だな〜）

ひなの：運なさすぎて友達いないから一人で帰ってて悲しいわ．．．

kamito：は〜．．．

（なんでおれ運がいい体質なんだろ．．．けがしたこともないしみんな俺を自分の欲のために使うんだ．．．もう嫌だな）

車：ププーー！！

ひなの：（やばい！ひかれる！）

kamito：危ない！ｸﾞｲｯ

ひなの：うわぁ！！

車の運転手：あぶねーだろ！！気をつけろ！！

ひなの：はい(´；ω；｀)

kamito：大丈夫ですか？怪我はないですか？

ひなの：はい私は大丈夫ですけどあなたが怪我してしまいました、すいません

kamito：．．．．．．

ひなの：（やばーい、めっちゃ怒ってる〜(´；ω；｀)）

kamito：初めて怪我した

ひなの：え？

kamito：あ、あの！

ひなの：はい！（怒られる〜）

kamito：運悪かったりします？

ひなの：はいとてつもないほどに悪いです．．．

kamito：そういうことか！！一個提案してもいいですか？

ひなの：は、はい！

kamito：僕たち友だちになりません？

ひなの：え！？

kamito：名前言ったほうがいいですよね

ひなの：え、あ、

kamito：おれkamitoっていいます！

ひなの：ひなのです、あのなんで急に私と友だちになろうと思ったんですか？

kamito：カクカクシカジカで．．．（自分の生活について語る）

なので僕自体がとても運が良くてそこに運が悪いひなのさんがくっつくとプラマイゼロになって普通の運になるってことですよ

ひなの：なるほど！（わかってない）

でもいいんですか？運が悪くなるのに

kamito：いいんです！（ほんとのことは絶対に言えない、だから隠しきろう）

ていうか同じ学校なんですね

ひなの：あっ二年三組です！

kamito：俺は二年四組やね、あと同い年だからタメでいこうよ

ひなの：わかった！

kamito：じゃあバイバイ〜！

ひなの：あ、あのさ！

kamito：ん？

ひなの：一緒に帰らない？

kamito：いいよ！

ひなの：ありがと！

〜家の前〜

ひなの：送ってくれてありがと！

kamito：うん！あ、まって

ひなの：ん？

kamito：連絡先交換しようよ

ひなの：いいよ！

kamito：ありがと！じゃあバイバイ〜！

ひなの：バイバイ！

〜家の中〜

ひなの：久しぶりに友達と帰ったな〜

ライン：kamito：明日から一緒に登校しよ〜

ひなの：明日からか．．．たのしみだな〜